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ハリー・クバート事件
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ハリー・クバート事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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アメリカの情景も浮かび楽しい。 書き方が上手だなぁと思う小説家です | ||||
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ミステリとしても面白かったし、主人公とその他の登場人物のやり取りも読ませるところが多くて、大当たりの海外ミステリという感じでした。男性陣の脇役がなかなか(悪人?も含めて)魅力的。 大真面目に「愛」というものについて語るその語り口に、ついつい読んでいるこちらも「愛」について考えさせられる | ||||
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きれいな本でした。すごくさがして見つけました | ||||
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発売当時に読み、印象に強く残りました。今回再度興味が湧いて読みましたが、当時思った以上に面白かった。まあとにかく読んでください。 | ||||
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読み始めから、重みの無い文章にちょっと面食らったものの、ストーリーに興味がわいて、どんどん読み進めることに・・・。すでに下巻も読み終えた今、これは凄いと、してやられた感があります。どんでん返しは、まさに嵐のようです。上巻に、たっぷりと仕込まれた伏線、ミスリード、大したものです。どうか下巻まで、そして最後のページまで読み進められることをお勧めします。 | ||||
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1975年といえば、戦後30年、わが国には、まだ敗戦の色が残っている時代で、わたしの通っている学校の校舎のひとつは、もと兵舎でした。木造のたてものの階段の各段の真ん中はいびつにへこんでいました。というのもかつては軍靴を履いたまま昇り降りしていたからで、兵隊さんが血の汗と涙を流して掃除していた、というお話を聞きながら、階段は雑巾で水拭きしていました。 先生方の中には、指が1本無い方や、行軍中の塩豆の食べ過ぎで高血圧と心臓の発作に苦しむ方、寒いときには軍隊の体操を思い出して教えてくれる方など、戦争帰りの方々もおいででした。 そんなころ、海の向こうの米国で起こった少女失踪事件の顛末です。読ませる手法を心得た人の作物です。 | ||||
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久しぶりに物語の楽しさを堪能する。 主人公?探偵役の若き小説家に時折いらいらさせられながらも楽しめました。 なにより15歳の少女ノラの造形が素晴らしい。 | ||||
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上下2巻ものだが、余白がけっこう多いためか ページ繰るのはドンドン進む。そういう意味で すごく読み易い。 ストーリー展開も過去現在が行ったり来たりするし、 本の中にまた本がダブってるけど、それでも 簡潔で分かりやすいと思う。 これは映画化にならなかったのかな? | ||||
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とりあえず上巻読み終わった時点でこのレビューを書いてます。 物語の概要は、 スランプに陥った主人公の作家が、昔の自分の師匠である”ハリー・クバート”と旧交を温めるところから始まります。 ところが時を同じくして15歳少女の遺体がとある町で見つかり、 なんとハリー・クバート”が容疑者になってしまいます。主人公の作家は自分の師匠を助けるために、 真実を調べて小説に書きあげてハリー・クバートの無実を晴らそうと試みます。 ところが主人公の作家が調べていくと、どんどん謎が深まり容疑者も増えていくことになっていきます。 謎が深まりだすのが上巻の半分を読んだ頃でしょうか。 そうなると、ページをめくる手が止まらなくなります。 上巻の3分の2を過ぎたところで「そろそろ物語の骨格も見えてきて容疑者も絞られてきて、物語も終盤にきたな」と 思ったところでハっとしました。まだ、まるまる下巻が残っている。物語からすれば、まだ半分も過ぎてない・・・。 「一体、下巻に何が待ち受けてるんだ?」 背筋がゾっとする感じがしましたね。 いや~、面白いですよ。 ただし、この物語は読者が「激烈な恋愛」を過去に体験してないと、 面白さが分からないかもしれません。 読みながら、自分の過去の恋愛を思い出して胸がチクっとするものを覚える・・・。 そういう人生経験と照らし合わせるからこそ、のめり込むことが出来ます。 本書に低評価を付けている人は確実に恋愛体験に乏しい人たちだと思いますね。 もし、本書を購入しようかどうか考えてるあなたが20歳未満であるならば、 まだこの本を読むのは早いかも知れません。 たとえ、購入を考えているあなたが30歳過ぎの大人でも、 「激烈な恋愛」体験が無いと「ただ長くて冗長なだけのミステリ」って思うかも知れませんね。 | ||||
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トリックどうこうより、読み物として面白いです。訳者の力量も大きいと思います。上巻読んでから判断しようと思ってましたが、下巻届くのが待てないぐらいのいっき読みでした。 | ||||
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徹夜まではしなかったが面白くて、楽しく一気に読み終えた。半分ミステリ–、半分小説といった感じで、人物描写も面白い。 最近、えげつないほどの残虐さや緊迫した場面の連続、警察内部もギスギスしているといった刺激過剰気味のミステリーを何冊か読んで疲れを感じていたので、こういうちょっとのどかな描写もあるミステリがかえって面白く感じる。一昔前の田舎町ならではの事件だというのが、読み終えての感想。作者はフェアなタイプなのか、伏線が念入りで?こうなるのかなという予測が結構当たってしまうのがちょっと残念。 | ||||
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皆さんのレビューはなかなかの酷評だが、私は面白かった。スリルや意外性など、ミステリーとしてはちょっと物足りないかなと感じるところもある。また、よく考えてみると突っ込みどころが結構あった。だが、小説を読む面白さがあり、楽しく読めた。本筋ではないが、ニヤリとしたりほろりとする場面がある。下巻に入るとスピード感が出て面白くなってくる。帯部分に一種のネタバレのようなことを書くのはやめてほしい。 | ||||
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ネタバレになるのであまり言えないが、 あの場面をいかに生々しく思い浮かべられるか、で騙され度合いが変わってきそう。 私は驚いた。 | ||||
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買って読んで損はないと思います 素晴らしいストーリーテラーだと思います 以下ネタバレあり 構成上こうせざるを得なかったのはわかりますが、 この小説の核を成しているノラの人物設定が、一番嫌いです 恋人を思いやる深い深い愛情を持った、15歳の精神疾患者・・・・うーん ノラの母親については多くの読者が早い段階から”疑問”を感じるでしょうし、 作家の罠だと気づくでしょう スターンとケイレブの関係についても早い段階で気づくでしょう ノラを殺した犯人についても、もしや?第一発見者? と多くの方が思ったはずですが、それでも最後の結末まで一気に読ませます そして、クバートの名著とされる”悪の起源”が恋愛小説であることを知ったときから 題名との違和感を疑問に思っていた自分のような読者を納得させる最後 傑作とはいえないかもしれませんが、お金をだして読むべき本だと思います | ||||
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とても面白くて、5日で読了しました。紹介してくれた同僚に感謝。 | ||||
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このスイスの新人作家によるミステリ作品は、2014年末の各社ミステリ・ランキングで上位に食い込んでおり、題名は知っていました。 それから早くも一年が経過しようとした今、ふと思いついて、手に取ってみたものです。 上下二分冊でかなり長い作品ですが、大変な面白さに満ちた傑作と言えましょう。 物語は、マーカス・ゴードンという新進作家が、処女作がベストセラーとなり、一躍有名になるものの、2作目が執筆できず、苦しい日々を送るところから始まる。 そんな彼は、大学時代の恩師で、著名な作家である、ハリー・クバートに連絡を取るのだが、折しも、ハリーの自宅の庭から白骨死体が発見され、これが、33年前に行方不明になった15歳の少女、ノラのものと判明し、その殺人容疑で逮捕されてしまう。 ゴードンは、ハリーの嫌疑を晴らそうと、奮闘するが、この顛末に目をつけた出版社側が、その内容を2作目として売り出せば、ベストセラー確実と持ちかけといった展開です。 本作品は、31の章で構成されており、各章の冒頭には、ハリーがゴードンに小説作法を伝授する様子が書かれています。 また、31章から始まり、30章、29章と数字が繰り下がっていくことが特徴で、この小説作法と数字の繰り下がりは、物語を最後まで読むと、大変重要な意味を持っていることが分かります。 また、そもそも本作品の題名が、なぜ「ハリー・クバート事件」なのか、これにも深い意味があるのです。 物語は、白骨死体が発見された2008年を現在として進行し、捜査過程で明らかになるノラ失踪事件の1975年の出来事が時折、挟みこまれていきます。 ここで面白いのは、ノラという少女が、既に亡くなった人物であるのに、その人物造型が次第に明らかになるにつれ、魅力的な女性として読者の目に映ってくるところでしょう。 もちろん、ミステリとしての面白さも格別で、捜査が進むにつれ、謎が謎を呼び、上巻を終える辺りでは、落としどころがみえないくらい、事件は複雑な様相を呈していきます。 これが、下巻の半ば以降に組み込まれた、二転三転する展開で、きちんと解決編が示されるところは、さすがにミステリ・ランキング上位だけのことはあると思いました。 因みに、本作品の著者は、新人であるにも関わらず、本作品がベストセラーとなり、一躍有名にと、本作品の主人公ゴードンと同じような境遇になっているようです。 それでは、次回作の執筆にも苦労しているのかどうか、その点は知る由もありませんが、少なくとも本作品については、多くのミステリ好きにオススメできる秀作と考えています。 | ||||
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次々に展開していくストーリーで、ほとんど一気に読みました。 田舎の町で起こった事件。 町の人々の困惑や好奇心。 嫌悪感。 マスコミの騒ぎ。 どれもよくかけてると思います。 スピーディーな展開だからでしょうか。 難点はノラの魅力が伝わりづらいことかな。 ただ、現実にも「どうしてあの子が?どうしてあの子なの?」という子が 男性を惹きつけてやまないこともあるので、そういうタイプの子かなと。 | ||||
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ノラが好きになりました。 特に訳が良いと思います。日本語としての不自然さを感じませんでした。 だから、徹夜することになりました。 | ||||
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先日上巻を読み終えて、訳のわかんない面白さに魅かれましたが、正直どうまとめていくのだろうか?と不安になっていました。 まとまりつくのだろうか?この展開・・・ その不安は最初の出来事でかき消されました。 それからも、コロコロころころといろんな所へ転がり、くつがえり、犯人だと思っていた人が犯人でなく、真犯人が続々登場します。 収拾がつかないくらい先の見通しが立たないです。私自身が翻弄されまくりました。 そしてこれで落ち着いた!と思ったところでまたどんでん返しが起こります。 ラストは圧巻でした!よくもまあこんなストーリーを作れるもんだと感心しました。 フランスの「リ-ル」紙の書評では、「驚愕の展開、ミスリードとどんでん返しの連続に読者は翻弄される」とあります。 本当にそうなりました。 上巻は前に進むのがつらいくらいモヤモヤしていましたが、この下巻は一気読みでした。 著者に才能を感じます。早く著者の次回作に遭遇したい気持ちでいっぱいです。 | ||||
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33年前の失踪した少女の遺体が恩師の敷地から出てきた! 実はその少女と恩師は禁じられた恋に葛藤していた! その事件を捜査するベストセラー作家!しかし今は2作目を出せずに失業寸前! 聴き込みをする中で徐々にいろいろな事実が判明していく・・・。 全く訳が分かんないけれど引き込まれました。 早く下巻が読みたいです。 ただ単にじらされるのでなく、小出しに事実関係が明らかになっていく様子が好きです。 | ||||
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