■スポンサードリンク
クリスマス・キャロル
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
クリスマス・キャロルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.02pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
キリスト教版説法と云ったところだろうか、坊主が衆生に人生の徳を解りやすく語り聞かせるように、当時の民衆に向けてクリスマスに寄せて人の生きざまを物語に託して語りかけている。人は心持ちに依って救われると云うことか!?それにしても先触れをなした元の相棒の亡霊のなんとも救いがなく哀れなことか、死ぬまでに神の赦しを請わなかった罰か?気づかされたスクルージは何よりも先ず相棒マーリーの成仏…いや昇天をこそ願うべきではあるまいか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村岡花子さん版を持っていたのですが、ばらけてしまったので買いました。同じ本でも訳者によってずいぶん雰囲気が変わるなとビックリしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ケチで冷酷で人間嫌いのがりがり亡者スクルージ老人は、クリスマス・イブの夜、相棒だった老マーレイの亡霊と対面し、翌日からは彼の予言どおりに第一、第二、第三の幽霊に伴われて知人の家を訪問する。炉辺でクリスマスを祝う、貧しいけれど心暖かい人々や、自分の将来の姿を見せられて、さすがのスクルージも心を入れかえた…。文豪が贈る愛と感動のクリスマス・プレゼント。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供の頃に読んだ感激は蘇らず、この歳で読む本ではありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ディケンズの名作ですから、ストーリーはとてもすばらしいです。 偏屈じいさんが3人の精霊のおかげでいい人に生まれ変わる物語ですが、 ここでは内容の説明は省かせてもらいます。 古典新訳文庫は読みやすいので どんな訳になっているのかと、読むのが楽しみでした。 でも最初の一文を読んで、あまりの硬い表現にがっかりしました。 「マーレーは死んでいた」と伝えたいのに 「マーレーは故人であった」などと言う必要はないと思います。 それ以降も難しい日本語の表現がたくさん見られます。 この作品は子どもでも分かるような夢のある話なのに 難解な日本語のおかげで原作の良さが感じられませんでした。 間違いなく『クリスマス・キャロル』はとてもいい話です。 この訳は残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
物語は美しい。ワクワクし、引き込まれていく。ディケンズは「ほんとうに大切なもの」をやさしく愛をもって伝えたかったのだろう。さすが古典となるべき作品だ。 しかしこの翻訳者の訳文は、ディケンズの語りをそのままに伝えるというより、ディケンズの「文学的価値」に耽溺するあまり、その「高尚さ」について解説・講義をするかのような文体を採用してしまっている。採用する用語がいちいちペダンティックである。他の優れた翻訳との差別化も必要だろう。しかしあまりの衒学ぶりは、ディケンズが物語ろうとしたその姿勢まで台無しにしてしまうのではないだろうか。「大人たち」に向かいつつ、平易な言葉で温かいファンタジーを語って欲しい。「古典新訳」のシリーズにはふさわしくない訳文であると感じた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
挿絵は文句なく素敵ですが訳が分かりにくいというか直訳的で入り込みにくいです 絵を堪能するだけなら問題ありません | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小学4年生にプレゼントしました。 正直、文章が長く難しい表現が多いです。方言?と思えるような言葉が入っていたりして、小学生にオススメではないです。 絵は暗い雰囲気ですが細かく描かれていました。 怖いおばけの場面を、もっと恐ろしく描いてあれば良かったですね。 クリスマスキャロルは名作なので、大人がじっくり読むにはいいのかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1:内容について 内容は面白い。19世紀イギリスの時代背景が反映されていて、イギリスを勉強したことがある人にとっては興味深く読めると思う。 特に救貧や、宗教の重要度の変化などを知っていればより良い。このへんの知識は解説に良く記されている。 2:訳について パイプの管の部分をステム、七面鳥の詰め物をスタッフィングなど、英語をカタカナにした表現がちらほら。これらは和製英語としても流通していない。 また、少し古い日本語も多い。なぜこのような訳を選んだのだろうと疑問を持ってしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
英語版を購入しましたので、同時に翻訳版も購入しました。 楽しい物語かどうかは、読む人それぞれでしょうが、良い物語です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ディズニーの映画を見て面白かったので、原作本を読んでみようと思い購入しました。 いくつかの翻訳本がありますが、一番新しい翻訳と思われる本書を購入。 ストーリーはご存知の方が多いでしょうから省きます。 正直この本を購入して失敗だったと思います。 他の本はどうかわかりませんが、この本の文章の表現、言葉の言い回しがとても古臭く意味がわかりません。 元々原作が古いせいなのかも知れません、翻訳者の生年月日を見ると「ああそうか」と納得するしかないのかも知れませんが、もう少し現代用語で表現して欲しかったです。 古めかしいミステリーには合うかもしれませんが、ファンタジー(かな?)なこの物語には合わないと思います。 ちなみに、この本には挿絵もありません、原作の挿絵などが見たい方は他の本がいいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は、本の内容と併せて、この本ができた背景を知ることで、一層この本の深みが増すように思う。 著者ディケンズが、作家としてスランプに陥っていたその当時は、イギリス産業革命下、資産家と労働者の格差が著しく広がり、労働者は貧しく、また過酷な労働を強いられていた時代。 ある日、ディケンズがいつものようにスランプから脱しようと、夜道を思索にふけりながら歩いていた所、深夜までの労働を終えた少年が帰路に駆けていくのをみる。 そのとき、貧しかったころの自分の少年時代が鮮明によみがえり、自分が何を書くべきかに目覚める。 ディケンズは書き始めた。そうしてできあがった作品がこの「クリスマスキャロル」である。 物語中の資産家である、スクルージは、精霊と出会い自分の過去を顧み、また自分がこれから向かえる惨めな死を目の当たりにする。 この体験を通しスクルージは、自分の追い求めたモノ(金)が、どれだけ空しいことだったかに気付き、改心し人々に貢献する喜びを知る。 物語自体は平凡なものかもしれない。だが、当時の労働者階級の人々にとっては、自分たちの生活と、物語中にでてくるボブ・クラチット家族の「家族の温かさ」とを照らし合わせ、この本がどれだけ苦しい生活の中での一筋の光(希望)となったか計り知れない。 この本は爆発的大ヒットとなった。 ディケンズは、人々に生きていく希望を与えたのである。 そして、社会を変えたのである(また、功利主義者の行く末も予言していたのかもしれない・・・) 仕事に成功した人が、家庭では失敗している話は良く聞くが、人生の幸せとは何なのかあらためて考えさせられた。 「仕事と家庭とのバランス。そして社会への貢献」 死んだときに、弔辞で何と言われたいか。 深いテーマを投げかけてくれた、そんな一冊でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!