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(短編集)
夢の女・恐怖のベッド
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夢の女・恐怖のベッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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推理小説なのに、誤訳のためにまったく意味が通じない箇所が多すぎる。絶版になっていたので、少し安心していたら、復刊されたので、読者には注意していただきたい。 二つほど例を挙げるが、まず「まことにふざけた仕草で、今まさに彼の頭を始動させようとしているところだった」。いったい何を言っているのか。原文は"just setting his top going in the most playful manner possible"つまり「いかにも遊んでいるようなふりをしてコマを回し始めた」のである。 もう一つ、その先の文章で「彼の頭を市場に向かう通りの方向にさっと振り向けた」。原文は"Tom whipped his top up the street towards the market-place too."要するに、「トムもコマを回しながら市場の方へと」男のあとをつけて行った、ということなのだ。 一事が万事この調子で、物語の面白さが売り物のコリンズなのに、肝腎のストーリーが成り立っていない。岩波文庫の担当者はこの惨状を知っているはずなのに'被りを決めることにしたらしい。読者は自分で身を守るしかないようだ。 | ||||
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