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(短編集)
夢の女・恐怖のベッド
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夢の女・恐怖のベッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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八つの短編。その中で「家族の秘密」には泣けました。ハッピーではないけど、いい話です。 「黒い小屋」にはハラハラさせられました。 「夢の女」はなんだかなあ。 「恐怖のベッド」はうまくイメージできなかった。またあとで改めて読みたい。 「狂気の結婚」は何だか怖いタイトルだけど、実際は…詳しくは書かないでおきますが、コリンズらしい作品で好きです。 | ||||
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英文を持っていたので、日本語訳が欲しくて購入しました。英文だと所々分からないので、日本語を参考にしたかったです。 | ||||
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推理小説なのに、誤訳のためにまったく意味が通じない箇所が多すぎる。絶版になっていたので、少し安心していたら、復刊されたので、読者には注意していただきたい。 二つほど例を挙げるが、まず「まことにふざけた仕草で、今まさに彼の頭を始動させようとしているところだった」。いったい何を言っているのか。原文は"just setting his top going in the most playful manner possible"つまり「いかにも遊んでいるようなふりをしてコマを回し始めた」のである。 もう一つ、その先の文章で「彼の頭を市場に向かう通りの方向にさっと振り向けた」。原文は"Tom whipped his top up the street towards the market-place too."要するに、「トムもコマを回しながら市場の方へと」男のあとをつけて行った、ということなのだ。 一事が万事この調子で、物語の面白さが売り物のコリンズなのに、肝腎のストーリーが成り立っていない。岩波文庫の担当者はこの惨状を知っているはずなのに'被りを決めることにしたらしい。読者は自分で身を守るしかないようだ。 | ||||
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かれこれ150年位前に書かれた短編ですよ。 げに恐ろしきは人間の欲望かな。 解説の言葉通り、どの作品も謎めいた筋立てと、卓越した描写力の一級品です。 「恐怖のベッド」全く恐ろしい!火遊びもほどほどに・・・という教訓でしょうか。 「盗まれた手紙」ポーの同名作品を思い出しますが、開業したての弁護士が、名士の友人の依頼により、結婚の妨げとなり得る手紙を、ゆすり屋から奪い返すという筋立て。 「黒い小屋」恐ろしすぎる!イングランドの荒野に住む、石工の父とその娘。地主の奥様が、ご亭主の財布を預けにきた夜に限って、父は不在であった。金の匂いを嗅ぎ付けてやってきた石工仲間だという二人の男に、「父は今夜留守なのよ!」とうっかり言ってしまった事から、腕力にものを言わす男たちと、娘との息詰まる攻防が始まる。元祖・パニックルーム。 「家族の秘密」−どんな家庭でも、戸棚の中に骸骨をひとつ隠し持っている−外聞がはばかられる一家の秘密の意だそうです。 「探偵志願」別の本で「人を呪わば」の題名で載っています。 | ||||
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古典的な、サスペンス、ホラーの短編がぎゅ‐と詰まっている。ホームアローンの原作かしら、と思うようなものがあったり、なにかのサスペンスドラマでみたようなものがあったり、なかなか多彩。いろいろな刺激的な映像や本になれた身にすれば、すこしひねりがたりなかったり、テンポがおそかったりするんだけど、こんな古い時代に、こんなアイディアで本を書いていたコリンズに脱帽。こんな本をそろえている、岩波にも脱帽。 | ||||
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