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一人きりの法廷



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【この小説が収録されている参考書籍】
一人きりの法廷 (光文社文庫)

一人きりの法廷の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

家族総出の情報収集?!

”法廷劇”ということで、ちょっと構えていたのですが、
逆にこのシリーズの中でも比較的読みやすい作品でした。
事件関係者も他作品と勝るとも劣らぬ人数だったんですが。
裁判での長口上が、逆に、事件をきちんと整理して説明することに
なったのかもしれません。

そして、タイトル通り、
法廷で戦うためには、精度の高い情報を大量に仕入れる必要あり!
ということで、
今回は特にヘレナの実家の家族−両親と弟二人は総出演(笑)
そして、ファルコ本人の母親も〜。
いずれ、愛らしい二人の娘達も参戦するのでしょう。
両親のどちらに似ても結果は同じですから(笑)
愛らしい”密偵”の誕生が楽しみです♪
一人きりの法廷 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:一人きりの法廷 (光文社文庫)より
4334761836
No.1:
(5pt)

法廷劇

ファルコは英国での任務を終えて、ローマに戻ってきました。
今度は、裕福な貴族(元老院議員)や法律家の訴訟合戦に巻き込まれます。
訴訟には 多額の財産がからんでいますが、
果たして いつも貧乏くじを引くファルコは 報酬がもらえるでしょうか?

日本ではなじみが薄いですが、西洋では基礎教養として「修辞学」という弁術論を学ぶそうです。
ギリシャのアリストテレスに始まり、ローマで完成した修辞法を駆使しての裁判が繰り広げられます。
ファルコは、依頼されて裁判の証拠集めをしていきます。
立場が危うくなると 相手の弱点をついて訴訟を起こして逆襲をかけるやり方で、消耗戦です。
なかなかおちゃめな裁判官がアクセントになっています。
一人きりの法廷 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:一人きりの法廷 (光文社文庫)より
4334761836

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