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(短編集)
異神千夜(金色の獣、彼方に向かう)
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異神千夜(金色の獣、彼方に向かう)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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彼の作品、あさってます、ハルキストに、読んで欲しいです、はまりますよ | ||||
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鎌倉時代の元寇については、神風が吹いたとかもあるけれど、鎌倉武士団が単に物凄く強かったと聞いたことがあり、この時代のことには少し興味があったので、そこのお話はすごく面白かった。いろいろな時代があり、いろいろなお話がありますが、話により好き嫌いはあるかもしれませんね。 | ||||
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大変満足しています。 | ||||
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恒川作品初期のちょいダークなファンタジーがまだ感じられる作品集。感じられるがちょい停滞気味。傑作と感じる程ではない。ただ最近の作品よりは何倍も好き。 | ||||
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相変わらず恒川ワールドに引き込まれて面白いです。徹夜しちゃいました。 | ||||
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良いよ | ||||
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文庫版表紙の女の子は表題作のヒロインか。ラセツちゃんにそっくりで嬉しい。 四篇のうち三篇に管狐という妖怪が登場する。 表題作は元寇を侵略者側から描く。有無を言わせず協力者にされてしまう日本の少年が視点人物だ。 こういうことも大いに有り得ただろう。戦争と言えばA国民VSB国民と単純に考えがちだが、 巻き込まれる一般人にとっては別に国に殉じる義務などないわけで。サスペンス満載の好篇だ。 『風天孔参り』日本的な「グループによるお参り」を扱った怪異譚である。かなり怖い。 『森の神、夢に還る』うすら寒い現実に憑き物という古典ホラーが融合する。作者らしい作だ。 『金色の獣、彼方に向かう』大輝と千絵が飼い始めた動物は、ちょっと変わっている。 無邪気な子供の遊びと思いきや、漆黒の陥穽が待ち受ける。 「風天孔」を除く三篇は連作と言えなくもないが、それぞれ独立した話だ。 どれも面白く、平均値が極めて高い。薄くて読みやすいのもいい。 | ||||
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恒川作品は、文句なしに面白い!!! | ||||
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持っていた。。。「金色の獣、彼方に向かう」。←を改題した本です。表紙は違うけどね。。恒川光太郎さんのファンなので、まあいいか。 | ||||
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持ち運びしやすいサイズで読みやすいです。話は不思議な世界の話が多いです。怪奇な世界の話が好きな人は読みやすいかもしれません。 | ||||
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恒川 光太郎作品は、何読んでもハズレなし。 ちょっと胸が疼くような読後感がいいな! | ||||
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「」「」「」に続いて読みましたが、やはり安定の面白さです。金色の鼬(いたち)にまつわるお話が4編収録されています。「異神千夜」は元寇前夜の博多を舞台にした歴史スペクタクル・ロマンで、面白くて数年振りに胸が踊りました。「風天孔参り」は山のレストランを経営する50代の男が東京から来た20代の女に魅せられますが、女には秘密があります。「森の神、夢に還る」は、山に住む「私」が、夜の駅でナツコに魅せられ憑依し、東京で暮らします。この2編は「風の古道」や「神家没落」の恒川さんらしい神秘さと切なさがあります。「金色の獣、彼方に向かう」は大輝少年が鼬を見つけ、ルークと名付けて飼い始め、不思議な体験をします。4作は個人的には「龍・虎・虎・蛇」と言った感じで、強烈なパワーを持つ出だしにも拘らず個人的には最後が盛り上がりませんでした。また同じ現代ものの「風天孔参り」に比べて「金色の獣、彼方に向かう」のヒロインの描写はやや雑で共感できず、鼬にビスケットをあげるシーンの「大輝」が「大樹」になっていたり他にも誤字があって気になりました。 | ||||
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作者の新境地だと思います。 年月が移ろいで章が進むので、短く切って読んでいると前後の繋がりが分からないまま先に読み進み、理解と感動が阻害されます。 という事で、再度、通して長めに、章ごとに読むと改めて感動しました。 独特の雰囲気は夜市の頃と変わらず、時代設定が徳川幕府になり、不思議なロボットのような金色様が登場して良きも悪気も混じり合うというキーワードに沿って物語が進みます。 私は作者の傑作の一つだと思います。 | ||||
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4話の短編集。 それぞれの話しに繋がりはない。 時代的には、昔のものもあるし現代と考えられるものもある。 どの話しについても、設定や展開は作者ならでは。 ファンタジー色が強く、物悲しい・・。 残酷な面もあるが、かすかな希望を感じさせてくれる・・。 私は「風天孔参り」がお気に入り。 主人公は、地元のレストランの店主。 ある日、暗い雰囲気を持った登山客たちが店に訪れる。 その中に、若い女がいた。 やがて、その女は店に居着くようになる。 その女が語るところによると、 登山客たちは「風天孔参り」をしていたという。 風天孔に入ると、そこに住む雷獣が人間を空へと連れ去るという。 自殺に限りなく近いが、宗教的な意味合いもあるようだ。 ある日、女が居なくなった。 追いかけると、風天孔に飛び込んだという。 残された主人公は、女(の苦悩)を包み切れなかったことを悔やむ。 その後、主人公は、自分の眼で風天孔を見ようと、 登山客たちと行動を共にする。 そして、最後に、主人公が見るものは何か・・。 | ||||
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恒川作品はほぼ読んでいるが、ハズレが少ない。 「夜市」からのファンであるが、この作品の雰囲気、語り口、はまさに恒川ワールド。 自作が待ち遠しい作家の一人だ。 | ||||
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毎回、異世界を舞台にした小説でどの作品も面白いです。ホラーとしては全く怖くないですが、普段、本を読まない人にオススメしたい作者です。 | ||||
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恒川さんの作品は、夜市から大好きで読んでいますが、今回の1作目!・・・博多弁がめちゃくちゃでした・・・ いい作品なだけに、それだけが無念です!!!しかも、わざと誤った方言にしたというわけでも無さそうなんです・・・ ・「〜ている」は、九州の多くの方言では2種類に使い分けますが、博多の場合、「〜よる」「〜とる」です。pp66「何ばしている人か」は、「ば」を使うなら「何ばしよう人か」の方がよかったと思います。 ちなみに、pp67「刀がたくさんあっとうと」は、「刀がたくさん「合って/会って」いる」という意味になります。「刀のたくさんあったと」または「あったったい」がニュアンス的に近いかなと思います。 pp67「何を運んでいるのかな」は、「何ば運びようとかいな」の方がいいと思います。 pp67「ご法度ってなっとっただろう」は、途中まではいいのですが、「なっとったろうが」「なっとっつぉ」の方が自然な気がします。 ・pp65「〜けん」の意味を間違えているように思いました。 「なんで喋らんけん?」は「なぜしゃべらないから?」という意味になるので意味が通じません。 「こん人たちって、喋れんけんと?」も、「この人たちは喋れないからなのか?」という意味になるので、前後関係から見て不自然です。 ・pp67「それって盗品ばいな?」の「な」は変だと思います。「それって盗品やろうが?(盗品やないとか?)」あるいは「盗品ばいね?」がベターだと思います。 ・pp67「おれらの仲間がの」の「がの」は、博多っぽくありません。「おれらの仲間がくさ」の方がいいと思う。 ・pp65「だから、訊いとっちゃよ」→「やけん、訊きようったい」 ・pp67「こんだけ人数ばいて」:「ば」は「を」の意味なので意味が通りません。「こんだけ人数のおって」がいいと思います。 ・博多では「ちゃ」を語尾に置かないような気がします。 細かすぎてすみません。しかも本来の博多人からしたらこれでも間違いかもしれませんが、気になったので書きました!でも誓ってあら捜しをしたかったんじゃないんです!! | ||||
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恒川さんの作品は外れは一つもありません。「異神千夜」は短編ながら、分厚い傑作ファンタジーを読んだ後、それ以上の読後感を味わえる素晴らしい作品です。悠久を超えた時間の流れを感じられます。是非一読を。 | ||||
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4編の幻想的な作品集。 妖怪、モノノケ、精霊という言葉を連想します。 「異神千夜」の舞台は、鎌倉時代の九州あたり。 他の3編は、現代、今よりちょっと前。 すべてのお話が繋がっているような気がします。 でも実際は「鼬(いたち)」っぽい獣と出てくる山の名前がカブっているくらい。 700年以上も前の出来事が、昭和までハッキリ続いているわけない。 ましてやヒトの生業ではないのだし、曖昧なのが自然ですよね。 そうゆうところが、本当っぽい。 収録作品の初出は、次のとおり。 「異神千夜」『小説推理』2011年4月号 「風天孔参り」 書き下ろし 「森の神、夢に還る」書き下ろし 「金色の獣、彼方に向かう 」『小説推理』2008年5月号 最初と最後の話を、うっすら繋ぐように、中の2編を書き下ろしたのでしょうか? 温かくてセツナイ手紙や、最後に微笑む主人公に歴史の断片を感じます。 | ||||
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著者独特の感性で、幻想的な世界に誘う4つの短編集。 どの話も短編集とは思えないほど内容が濃く一気に読んでしまう内容だった。どの話にも鼬と思われる不思議な生き物が登場しており、どこかつながりを感じさせるように構成されていたのもよかったと思う。個人的には「異神千夜」が好きだった。 蒙古襲来の時代、日本に潜む蒙古人に混じって生きている日本人と、次第に集団を統率していく女王の話なのだが、設定に無理がなく女王が支配力を強めていく展開はぞっとさせられた。 | ||||
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