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ヴォイド・シェイパ
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ヴォイド・シェイパの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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これこそ、森博嗣の最高傑作シリーズだと思います。 | ||||
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某書店の徹夜イベントの為購入。内容も頁数も読みごたえ充分でした。 何も分からない状態で世間にほっぽり出される現代なら少年の域の主人公。その目線で物語が進んでいくので入りやすい。 行く先々で様々な出会いと別れを短期間で経験し、最後に己の器を知る。 ちっとぐだぐだ考えすぎではと思わんでもないでもないが、彼が何かと疑問を持ったり考えこんだりでもしないと事実だけだと結構あっさりとした流れになっちゃうのかも。 何にせよこの主人公がかっこかわいい。まだ一巻ですよやったあ。彼の成長と出自の謎は解けるんだかどうだかが楽しみです。 単行本のデザインがかっこよすぎで中古で手に入れようかとも思いましたが、信書の山田章博さんのイラストでそもそも興味を持ったので親書で。 | ||||
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師の死後、山を降り旅を始めたゼン。「強くなりたい」。 出会いと別れ、死闘し、思索する。世間を知らず、ちょっとズレたゼン。剣の道に生きるゼン。 「虚の中に形を……求める。求めない。~なにもない。空。無。……」The Void Shaper. 一瞬の立ち会いを、緊張感に満ちた言葉、文と間で描き出す。不思議な魅力に溢れる剣豪小説。 | ||||
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読んでいくにつれはまってしまいましたが、読み手を選ぶ作品と思います。言い回しや表現が受け入れれば最高です。 | ||||
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本の題名と内容のギャップに引かれて購入しました。時代小説としての話としての面白さの中に哲学的なものがあり、今まで読んでいたものと一味違うなという感じです。 | ||||
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とても読みやすい文章で書かれており あっという間に読了 | ||||
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この作品の本当の凄さに気がついたのは、読後数年のことでした。 ネタバレになりますが、ゼンは『見た』のだ、と気付いたとき、青天の霹靂でした。 何度も読み返しています。 常に手元に置いておきたいシリーズです。 解説もあります。 若き侍の旅の話です。 | ||||
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服部文祥氏がインターネットラジオ?にて称賛して居たので、読んでみる。 ううむ、これは・・。確かに一度読んだだけでは駄目だ。 途中、本から目を離し、しばし天井を見上げる。 どう言う事かと考える。 そんな箇所がところどころに。 思わず重要な箇所に蛍光ペンを入れたくなる。 しませんが。 | ||||
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the void shaperシリーズの全5巻を購入して、1冊目を読み終わりました。 森博嗣氏の作品は、このシリーズが初めてですが、この1冊目からどんどん惹き込まれました。 今までにはなかった英語の題名に、有名な武士も出てこない全く新しい剣豪小説に楽しませていただきました。 2ページ目からの詩からも入り込めましたし、prologueを始め、episodeごとに挿入されている参考文献などが英文と和文で掲載されているところにも新鮮さを感じました。 ストーリーは大まかに言えば、山で育ったゼンが、里に降り、カシュウから授けれた剣と共に新しい人生を歩んで行くと言ってしまっていいのか分かりませんが、山で育ち、人との関わりにも慣れていないゼンが剣の道と人との関わりについて悩みながら旅が続く、その過程に心惹かれました。登場人物たちもまだ1冊目ということもあり、深いところまで書かれていないのも、ゼンの目を通した世界だからかも知れませんが、それが良かったと思います。 これからゼンがどう成長して行くのか、ゼンは何者なのか、これからどんな出会いがあるのかと期待して2冊目を読もうと思います。 | ||||
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3回以上読んでる本。 シリーズ5冊通じての感想。 舞台は江戸時代辺りの日本っぼい世界。 登場人物は皆、和名だけどカタカナで書かれるため、読者が自分で作り上げる理想の時代劇世界に浸れるような雰囲気。 師匠カシュウと共に山奥で幼い頃から剣術修行に明け暮れていた青年ゼンは、老衰したカシュウの遺言により山を下りる。 剣術修行のために旅をしながら、人間社会に触れて成長していく過程で、将軍家のお家騒動にも巻き込まれていく物語。 師匠と山しか知らなかったゼンは、世間知らずで素直な人間で、剣を極める過程もシンプル。 『無の境地に至る=自分の刀の範囲に侵入してきた異物を一切無心且つ最速で斬れれば無敵』みたいな感じであり、 読みながらゼンと一心同体化し、純粋なる無の境地に至り、自分も剣を極めたかの如く風のような感覚を味わえる点が、このシリーズの最大の魅力です! 逆を言えば、そういう感覚を味わえない方には夢中になれないであろう感覚小説で、 作者の別シリーズ『スカイ・クロラ』と感覚小説な点が類似しています。 また1巻目の『ヴォイド・シェイパ』は暗さが漂う雰囲気で初読み時は『あちゃ、これは駄作かも(>_<)』と思いましたが、2巻目から抜群の面白さで夢中になったので、読むならひとまず2巻まで読んで評価して欲しいです。 個人的には魂が無の境地に至るかの如く清められ、剣の達人となれて敵の攻撃を見切って風の如く勝利する感覚が思う存分味わえる神作品シリーズですO(≧∇≦)o | ||||
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ヴォイド・シェイパ。何とも不思議な響きのタイトルだ。シェイパは「シェイパー」と伸ばしたいところだが、森博嗣はなぜかいつも長音符を好まない。voidは使用済みパスポートにガチャッと穴を開けられるアレと同じ綴りだし、さてどんな意味だろう? と思って翻訳アプリで訳してみたら、「空の形削り盤」と出た。うーむ、分かったような、分からないような…。 本書の中で、主人公ゼンとキグサという老婆が、「理屈だけでは、形にならない」「形がなければ、ものが動かない」というような会話を交わすのだが、これは「剣の道は、いかに刀を隠すかにあり」といった難しいテーマにも通じていて、この辺りにタイトルにこめた作者の思いが見え隠れしているようにも感じる。しかし、はっきりとは分からず、どこか茫としてつかめない。 というように、本書は禅問答のような部分も含めての剣豪小説であり、ゼンという青年のビルドゥングスロマン(自己形成物語)である。個人的な好みでは手に取らない類の小説だが、今回、人に勧められて読んでみた。好みの問題に還元するなら、「まあ一回読めば十分かな」というのが正直な感想ではあるが、これにハマる人の感覚もそれなりに理解することはできる、と思った。 | ||||
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吉川英治の宮本武蔵を彷彿とさせます。この手が好きな方は、はまるかも。 内省が続くところで、我が身に置き換えることが出来れば、幸せ。 | ||||
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大概の剣豪物、登場人物の描写浅く、派手な立ち回りも頭を冷やして読めば派手なだけで 内容が薄く感じ読み返すことはありませんが、このシリーズはどんどん読み進める上の、 読み返してもさらに面白いです。 森博嗣の小説のミステリアスな雰囲気が、剣豪物?時代物?にここまで マッチするのは意外で新鮮でした。 | ||||
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あまり登場人物に魅力がない。良くも悪くも淡々としている。作品には関係ないが文庫版の表紙のセンスはちょっとない。文字の影のつけ方もダサい。ウィリアムモリスかそれの類似かわからないがこの作品とは合わない気がする。オリジナルの装丁が素晴らしいだけに残念。 | ||||
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今までの推理ものとは異なるが、根本にある人としての想いの機微は変わらないのかも。 時代物を読むのは避けていたのに、一気に読んでしまうほど惹きつけられた。 | ||||
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きっと「The void shaper」とはゼンの夢、辿り着きたい極地なのではないだろうか。 | ||||
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え?これ森先生の作品の作品?という感じです。 ちょっと拍子抜けでした。 | ||||
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娘のために購入しました。 喜んでいました。 買って良かったです。 | ||||
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小説にしろ時代劇にしろ、近年の刀モノはあの妙に刀の軽そうなチャンバラ劇に終始しきっていることは、お気付きだろう。 この風潮の意義を唱えたい人はたくさん居るのではないだろうか。その欲求を井上雄彦の「バガボンド」に託しておられる方々は少なくないはずだ。 でなくても、囲碁の試合や禅的な概念を含有している事柄で、その欲求を満たさんとする人は、わりと多いと思う。 僕自身がそうだ。 それにしても僕個人的な意見としては、全的な概念や哲学をどうにも武術に関する事を通して楽しみたい気持ちがどうしてもある。 釈迦の語ったダンマや、ヴィッパサナー瞑想に代表される「気づき」の感覚を、何かしらの物語を通して間接的に体感した気になりたい、ということである。 そこでこれでもかというようなタイミングで(僕にとって)出版されたのが、本書である。 森博嗣、さすがだなあ、と読む前にもう既に過大評価していた僕である。 ところがどっこい、読み終わってみれば、あまりに軽度な禅的表現ばかりで、一瞬で読み終えてしまいました。 もっと言えば、あまりに言葉的に過ぎるし、こうなればこうなり、こうなります、という杓子定規な縁起が、比較的簡単な数式をつらつらと記述されているような印象でした。 ただし、バガボンドを除き、小説として時代劇的チャンバラ本ばかりが蔓延するこの現代日本において、真っ先に軽度であれども禅的体感を侍を通して言葉で記述する、という誰もが思いつきそうな形式を、いち早く小説として発表された森博嗣の先見に、星3つです。 基本的に、そこだけにこれは対する評価です。 | ||||
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現代社会にも通じるような、主人公の着眼点が良い。作者もそれを意識していると思う。 でも、たぶん、徒然草の時代から、変わってないので、きっと正しい話だとも思う。 一点。推測でしか成り立たないような話を確信したりする部分が、ちょっとどうかなって思う。 | ||||
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