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(短編集)
ZOKU
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ZOKUの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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つい、そうツッコミを入れたくなってしまいました。 世界征服ではなく、単なる悪戯が目的という辺りが、よりピュアやねぇ。 ZOKUのマヌケでチンマイ攻撃に、すっかり脱力できます。 これを森博嗣が書いているという辺りが、 京極夏彦が「どすこい」を書いているというのと双璧の バカらしさです。 旅のお供にどうぞ。 | ||||
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スケールの大きな『バカ話(ほめ言葉)』というところでしょうか. 大きな事件や感動はありませんので,むずかしく考えずに読むのがよいかと. お話は悪戯集団とそれを防ごうとする集団との攻防なのですが, 双方ともお金持ちなのに,その『悪戯』がセコイのが笑いどころ. また,その手間や見返りのしょぼさもこれまたバカバカしくて○. まさに『金持ちの道楽』といった感じが,クスリとさせてくれます. ただ,それらを含めたユーモアについてはややクセがあるようで, まどろっこしい言いまわしなどは,苦手に感じる人も居るかもしれません. ほかにも,防ぐ側の活動などがちょっと地味めだったのも残念なところ. もう少し目立っていれば,派手でムダなやり合いをもっと楽しめたかも. | ||||
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子供の頃見たヒーローもの。悪の組織は世界制服を目論みつつ、やっていることは意外と地味だったり。そして本作。悪の組織と、それを追う正義の組織。でも悪の組織の企てていることは初めから「傷つけない程度でほんの少し困らせてやろう(くすくす)」で、やっていることはかなり地味。だって... 双方とも趣味でやっているんだもん。 という、ある意味現実的に、道楽に走る2つの組織の対立?と悪巧み(というほどではない。道楽だし)を描いた作品。もしかしたら、昔懐かしの悪の組織VS正義の組織ものへのオマージュの一つかも。 S&MシリーズやVシリーズのような、理知的、理論的な表現やポエトリィな表現を期待すると外すかもしれませんが、悪の組織V.S.正義の組織の一種のパロディ小説として読むと楽しめるかも。 | ||||
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無意味な悪戯、そんなことを真剣に一生懸命実施する悪の組織『ZOKU』と、それを阻止すべく活動する『TAI』の、微妙でユーモラスな戦いを描いた連作短編集。ある意味ヒーローものに対するオマージュともいえるかもしれない。著者の趣味の世界といってしまえばそれまでだが、そのお茶目なコメディを楽しもう。 | ||||
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