■スポンサードリンク
光圀伝
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
光圀伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 61~68 4/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
水戸光圀といえばテレビでやってた「水戸黄門」のイメージがとても強いですが、この光圀を読んでとてもイメージが変わった。 他の知識がないから偉そうなことは言えない。賛否両論意見はあるだろうけど、これは自分にとって間違いなく心に残った名作だ。これは揺るがない。 味わってじっくり読んだそんな本だった。冲方丁さんはすごい。光圀も壮絶だった・すごかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
村上元三の「水戸黄門」(講談社文庫)、鈴木一夫の「水戸黄門」(中公文庫) や稲垣史生の「水戸黄門」(成美堂出版社)を読んできた者にとっては 可もなく不可もない普通の作品。 「光圀伝」を絶賛する読者はこれらの書籍に触れていないのだろう。 一読をおすすめしたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
王道なノリで光圀をドラマチックに描き切ったって感じですね。 割と光圀は史実から暗君のイメージを強く持っていたのですが、これはエンタメ小説だからと割り切って読むことにしました。 でもちょっと合う、合わないはありそうですね。 癖は強いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読む手が疲れるほど、厚く重い。それでも面白くて面白くて止められないので通勤電車の中でも読む。 途中、何度か感動して涙目になり周りを見るがみなさんスマホに夢中。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誰もが知る水戸黄門の本当の姿に迫った大傑作。いずれは大河ドラマにして欲しい。すべての時代・歴史小説ファンに読んでもらいたい作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
751頁、表紙含めると約4cmの大作が読み終わってしまいました。 本の中には徳川光圀その人と泰姫、読耕斎、左近 光圀に関わる多くの人が正しく息づいています。 9月1日に購入してから1週間、本の中の光圀と供に猛り、嘆き、喜び、楽しみ、悲しむ事が出来ました。 人によって感想は全く違うと思いますし、瑣末な事を持ち出す人も多いと思いますが 作中の人物を個の様に生き生きとその感情まで描写できる沖方 丁という作家はすばらしいです。 また、素晴らしい作品をありがとうございます。 次回作を期待しています。多作な作家になってください。楽しみにしています。 それまで何回か読み返して楽しみたいと思います。 最期にタイトルは作中で光圀が語られる言葉。 人夫々に受け止める事は違うと思いますが、一番普遍的な素晴らしい言葉だと思います。 だから人生は面白い! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
天地明察を超える〜みたいな宣伝が書店で大大的に展開されており、期待して手に取りましたが、 そこまでではありませんでした。 光圀という傑物の意思や流れは冲方氏の筆の力を感じましたが、 史実の光圀像とはあまりにもかけ離れているように思い、物語に入り込むことが出来ませんでした。 これは冲方丁の世界の光圀だと思って読むしかなさそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者入魂の作品であることを隅々から感じさせる、まさに力作でした。 完成度が非常に高く、資料の読み込みは恐るべきものだと感じさせられます。 ですが、天地明察で感じたような、「巻置く能わず」といったのめり込みはありませんでした。 恐らくそれは、余り興味の無い儒学や詩に関する蘊蓄の多さがまず第一に挙げられます。 そして次に「光圀」というキャラクターに対する感情移入が出来なかったことです。 光圀はいわゆるテレビの「水戸黄門」では無く、そして全く私もそれに期待はしていませんでした。 冲方丁さんの揺るがない筆致で描く、新しい光圀像を期待して巻をとったのです。 果たしてその思いは叶えられましたが、光圀を好きになることはできませんでした。 この作品、おそらくは光圀を好きになれるかどうかが評価の分かれ目の1つになります。 特に私のようにキャラクター重視で読む人間にとっては。 光圀は一人の人間として描かれています。それは恐らく今まで冲方丁さんが描かれた中で、一番リアルに描写された「人間」です。生々しく、その思考が伝わってきます。 それに共感できるなら、この作品はまさに十年に一度の傑作となりうるものです。 私は光圀が好きにはなれませんでしたが、それは断言できます。 そしてこの本は凄まじい密度を持って一人の男の人生を描ききった、まさに大作です。傑作、名作と呼ばれるにふさわしいものです。 天地明察ほど人を選ばない作品ではありません。ですが素晴らしい作品です。 最後に、ある女性と光圀の心のつながりの描き方は、非常に私の心を打ちました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!