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光圀伝



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【この小説が収録されている参考書籍】
光圀伝

光圀伝の評価: 4.29/5点 レビュー 68件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(2pt)

ちと難し。い。

内容は興味がありましたが文体が硬直してますね。これも作者の意図するとこかも知れませんが
個人的には好きではありません。
光圀伝Amazon書評・レビュー:光圀伝より
404110274X
No.3:
(1pt)

駄作だと思う

『天地明察』の算哲の描写に共感して購入したが、現代っ子の光国や周囲の人々を描いているに過ぎない。しかも、元禄時代に向かう流れのなかでは光国は偏屈な大名の一人に過ぎない。著者の思い入れの深さはわかるし、史実を元に現代の世相を風刺するという手法もわからないではないが、光国の生きた時代と現代はかけ離れており、空回りが目立つ。物語を語る力量は認めるだけに残念である。
なお、光国が世子となったのは戦国時代のならいで優秀な子どもに跡を継がせたにすぎないと思う。儒教が徳川家の家学となったことから、成人した光国が長幼の序に反した行いとして恥じ、兄の子を跡継ぎとしたことは考えられるが、若い頃から兄に負い目を持っていたというのは現代人の感覚である。『本朝史記』(のちの大日本史)が後の世に持つ意味についてもすっぽり抜け落ちており、そこも不満。
光圀伝Amazon書評・レビュー:光圀伝より
404110274X
No.2:
(2pt)

期待して読んだが

光圀伝とのことで読みましたが非常な大作であることは評価しますが史実があまり取り入れられていなく中盤にちょこっと、そして終わりに取ってつけたように書き込んでいて個人的には期待はずれでした。
皆さんの評価は高い方がほとんどですが、徳川光圀伝ではなくあくまでも著者の光圀はこうだですので読まれるときにはちょっと注意した方が良いですね。
個人的には単に「読んだ」だけの感想しかなく他の方のような感動等は個人的には全くなく読み終えた後はかえって欲求不満がました作品でした。
光圀伝Amazon書評・レビュー:光圀伝より
404110274X
No.1:
(2pt)

虎よ虎よ。ぬばたまの森に燦々と燃えて。

山田風太郎賞ということで帯に『山田風太郎賞受賞』と書かれるまでは買うまいと思ったが、我慢できずに買った。

主人公光圀が情緒不安定である。やたらと心が動いている。熱情とか繊細とかではなく、感情の起伏が激しすぎてついていけなかった。これを『虎』と形容できるだろうか。友人や近しい人がどんどん亡くなっていく度に感傷的になっているが、物語の中で火事などでたくさんの人(庶民)が死んでいるので、庶民の命よりはそりゃまあ自分の周りの人の方が大事なんだろうけど、ちょっと不遜に映った。

大作のように見えるのはページ数が多いからで、特に優れた作品とは思えなかった。どのシーンでも一度も泣けなかった。山田風太郎の作品では200回くらい泣いたが。

時代考証、当時の描写の緻密さはいい。だが、いかんせん物語に魅力がないので、空回りしている感は否めない。途中に挿入される老光圀の筆による部分はいらなかったのではないだろうか。『泰平の世の虎』というキャッチフレーズだが、『泰平の世』が舞台ではダイナミックな人物を書くのは難しかったのだろう。山田風太郎は『泰平の世』江戸時代が舞台でも、とんでもない物語をきら星の如く書いているが。(山田風太郎を褒めてばっかりだ…)
光圀伝Amazon書評・レビュー:光圀伝より
404110274X

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