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8の殺人
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8の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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かまいたちの夜、殺戮にいたる病、0の殺人などで有名な我孫子武丸のデビュー作。 速水三兄妹シリーズ第一弾。 完成度ではシリーズ二弾目の「0の殺人」には及ばないとされてますが、 この「8の殺人」は言葉では表現できないエネルギーに満ちています。 特にこの作品の見所は、犯人と探偵役のバカっぽいやり取りにあります。 読めばわかります。この二人…変です! | ||||
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かまいたちの夜をやって我孫子さんを知って読んでみたのですが、なかなかおもしろかったです。速水三兄弟のやり取りなどはクスッとしています。1日あれば読み終わるくらいの長さで、文章が堅くないので小説初心者にもおすすめできます。ただし、ずば抜けて面白いわけではないような感じがします。「8字型の館」というのも終わってみればそこまで重要でないような気がするし、謎解きが簡単なので最後の最後でどんでん返し!みたいなのがありませんでした。かまいたちの夜のような難解な謎解きを期待していただけに残念です。ラストの推理では「密室講義」は無駄に長かったような印象も受けます。でも、短い分小説の世界にどんどん引き込まれ、ミステリ小説としては素直に楽しめました。 | ||||
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コメディな推理小説である。 主人公の弟と妹が探偵役となり、推理する。コメディチックで、すらすら読めるのは○。謎解きも、以外と理論詰めされていて、 面白かった。 短いし、短編好きにはいいと思う。 | ||||
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我孫子さんの速見三兄弟シリーズです!8の殺人って事で8に絡んだ登場人物!や地名などで書かれた内容で なかなか読みやすいです! ただ!推理の方は結構はかりやすいのですが他のシリーズと一緒で速見三兄弟を推理部分でうまく使っている ので楽しいです。3兄弟シリーズは一つ読んでしまうと!他の 0の殺人・メビウスの殺人と続けて読んでしまいたくなります。 | ||||
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我孫子武丸のデビュー作にして速水三兄妹シリーズの第1弾です。デビュー作とはいえ、いろいろやっちゃってくれてます。ミステリーなんだけど笑わせてくれるこのシリーズ。「人形」シリーズも良いけど速水三兄妹シリーズも絶品です。お堅いだけが本格じゃないですよ。 | ||||
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軽く読めるユーモアミステリーとしては、良くできていると思う。他の新本格系の作家みたいに固い印象がないし、キャラの立て方も巧い。どたばたのギャグには、笑ってしまうし。 しかし、実に下らない理由で違う人を犯人にしようとしたり、長々と密室講義をしたりして、小説世界にどっぷり浸りたい私としては、「所詮、小説の世界」と感じてしまう。 密室や館や事件の印象も薄い。 本の文章自体は☆2つですが、速見慎二に萌えたので☆3つ。 | ||||
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こりゃちょっと・・・って思う出来のかまいたちの夜でおなじみ我孫子さんのデビュー作。 なんか推理好きが好きなように書いてみただけの小説ですねえ。節々のユーモアセンスもヲタクじみてて面白くないです。 そして余りにネタがわかりやすすぎるのもいかがなものかと。読んで数分、少なくとも3人兄弟勢ぞろいまでにはおおまかな話の筋がわかる出来。ん~・・・やっぱりゲームという別の装飾を付ける事が出来る物と小説は別物ですかね。これと0の殺人しか読んでないからなんとも言えませんがかまいたちもこの人の力って訳じゃないのかな~ってのが今の感想。 面白い物を作れる力のある人とは思えなかった。 | ||||
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正直本書はずば抜けた面白さがやや薄い感じがします。 ユーモアの好みの問題もあるでしょう。 しかしミステリとしての要素はキッチリ詰め込まれていますし、 ページ数291ならサクッと読める分量ですし、 「殺戮~」のグロい描写が苦手だったという方にとっては、 明るくサラサラ読めていいと思います。ただそれでも読後「あまり満足感を得られなかったよ」と いう人もいるかもしれません、私はそのような方に云って おかなければなりません。今回でこのシリーズを読むのを やめてしまうことだけはやめてほしい。 なぜなら次作「0の殺人」は紛れもない傑作だからです。 | ||||
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かのゲームソフト”かまいたちの夜”の原作者、我孫子武丸さんのデビュー作です。 わかりやすいタッチで書かれていて、あっという間に読み終わってしまいますが、内容はなかなか楽しめるものとなっています。 中心となるトリックも読者に解かせるといった感じで楽しく読めます。 また探偵役の速水三兄弟がツボ!!ホームドラマのような台詞とコミカルな表現のため場面が脳裏に浮かんできて、電車の中でも思わず笑ってしまいました。 続編の”0の殺人”、”メビウスの殺人”も是非! | ||||
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描き方はユーモアタッチで、明るい。随所に推理小説作家ならではのネタがちりばめられており、にやりとした。しかし注をしているとはいえ、ネタバレをしてしまうのはちょっといただけないが。ユーモアなタッチだからといって本格ではないのかというとそうではない。C・ライスを見ているような、そんな感じであるが、トリックと謎解きを中心に据えた立派な本格である。そのトリックも海外古典の影響(特にカー)を受けているなぁ、と感じた。 謎解きだが、これは私でも解けた。随所にヒントがある。ちょっと読者に優しすぎたかな、我孫子さん。トリックは易しいが、良く考えたと思う。しかしそれにしては事件の盛り上がりが足りなかったかな。事件の起こる瞬間を演出的に書いているのだけど、その後の展開がどうも殺人事件として盛り上がっていない。冤罪の男もあっさり過ぎるし、唖の娘やボケた老人等もあまり生きていなかったのでは無いだろうか。このようなトリックを使うからにはやはりそれ相応の事件の盛り上がりというのが欲しかった。今回はあまり事件の不可解さとか不可能さが伝わってこなかった気がする。それから、密室講義は不要だと思う。カーの密室講義を暗唱出来るほどのカーキチならともかく、三つの棺なんて一回しか読んだ事がない私ち?どが講義を受けても、つまらないだけである。冗長さしか感じられなかった。その新しい作風と、コミカルな筆致は評価するが、さきほど挙げた点は少し劣る。作者がこの作品を習作と呼んだのもそういう影響があったからかも知れない。次の作品に期待しよう。 | ||||
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