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ダーク・タワー5 カーラの狼
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ダーク・タワー5 カーラの狼の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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スティーブン・キングが腹を決めたダークファンタジーの第5弾は、ラストに向けた怒涛の展開! | ||||
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スティーブン・キングが腹を決めたダークファンタジーの第5弾は、ラストに向けた怒涛の展開! | ||||
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スティーブン・キングが腹を決めたダークファンタジーの第5弾は、ラストに向けた怒涛の展開! | ||||
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魔道師までは圧倒的に面白かったがカーラは信じられないほどつまらない これ読んでからキング読む気がまったくしない | ||||
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カーラの地は凡そ一世代間隔ごとに襲撃を繰り返す<狼>の存在に脅かされていた。 住民は不思議と双子ばかりなのだが、灰色の馬に乗ってやって来る異形の<狼>達は、双子の子供のうち一人だけを攫って行く。 攫われた子供は、やがて<狼>達の巣窟である<雷鳴>から送り返されてくるのだが、例外なく脳に損傷を受けており、早世する運命にあるのだ。 カーラの住民達の中には命の搾取とも言える<狼>の所業に反旗を翻そうという者も居るのだが、恐るべき武器を持つ<狼>に対して殆ど徒手空拳の彼らに勝ち目のあろうはずもない。 しかし、そこへ探索の旅の途上にあるローランド達達が通りかかった。 既に伝説と化している<ガンスリンガー>の力に頼ろうとする住民達に対し、エルドの末裔であり最後のガンスリンガーであるローランドは、まずその意志の固さを確かめようとするのだが、そんな折、旅の仲間であるスザンナに新たな、そして恐るべき人格が現れたのだった・・・ 著者がライフワークと言う本シリーズだが、前巻の発表から実に6年を空けての続刊である。 冒頭に掲載されている前作までの梗概は、首を長くして続刊を待っていた読者への配慮なのだろう。 著者あとがきにもあるとおり、本巻は映画「七人の侍」に大きな影響を受けていて、全般的に西部劇的な展開となっている。 本書に限らず「七人の侍」はリメイクや模倣の枚挙にいとまがないが、思うにその面白さの真髄は複数の個性が深く掘り下げられている部分にあるのではないだろうか。 本書ではローランド、エディ、スザンナ、ジェイクそして新たに仲間として加わることになるキャラハン神父それぞれの個性を描き出すためにたっぷりと頁を割いており、実際の西部劇的なアクション・シーンはクライマックスの十数ページ程度。 長い物語では登場人物達の人となりが次第に詳らかにされていく部分が愉しみの一つになるが、著者は先人達の技法を上手く利用することに成功しているようだ。 映画と言えば、キングは自分の作品が映画化されると多くの場合カメオ出演するが、物語中の書店に自分の著書を置いたのもその類かと思いきや、巻末では代表作「呪われた街」が大きく関わることに。 シリーズも残すところ2巻となったが、ますます目が離せない。 最後に、角川書店が諦めた訳出を引き継いでくれた新潮社にサンキャー! | ||||
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「IT」以降のキングは読んでいなかったので、キング先生とはお久しぶりです♪ ライフワークと聞き、今回、シリーズ全巻を買いこんで一気読みしました。 長いです(笑) キングワールドをたっぷり楽しめますが、後の方になると「あれ、そんなモン出てきたっけ?」というふうに記憶の混濁が現れてきてしまいました。 似たような音感の造語が多くて「???」 自作品からの引用も多数あり、読んでないとイマイチ「???」 まあ、ストーリーの構成上からも再読は必至という感じですので、2度目のサイクルに突入しました。 全体のレビューは今のところ☆4 登場人物のひとりに違和感を感じる(!)ことと、再読+精読しないとこの小説の真の味わいは分からないだろうことから、一応マイナス☆1ってことで。 ですが、「カーラの狼」に関しては☆5です。 シリーズ中、一番盛り上がる部分でしょう。 前章より6年経っているということですが、ブランクはぜんぜん感じません。 「七人の侍」に強くインスパイアされたストーリー展開で、キングが書くとこうなるんだ〜と興味深いです。 キングらしい遊び心も満載で「ぜひ映画にしてくれ!」と思わせる(実際、映画化の話しはあるらしいですが・・・)シーンの数々も用意されています。 5章以降をまだ読んでいない方、もったいないのでぜひ・・・ 「このシリーズはキングの最高作か?」と問われると「うーん、どうだろう?」と思いますが、ホラーというジャンルだけに収まらない多元的なキングらしい作品であり、意欲作であると言えるでしょう。 なにより、読んで面白いってのが重要です♪ | ||||
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この5部が出るのをどれだけ待ったことか。 その間に一時の熱は冷めたかと思われたけれど… 読み始めると、いともたやすくその世界へ連れ戻してくれました。 いや連れ戻すどころか、のめり込まされた。 とりあえず5部だけ…と思ったのに。 読み終わったとたんに耐え切れなくなり、残りを一気買い。 あーもーキングさん、あなたには敵いません…。 5部〜ラストまでの中でいえば、この5部が1番好きだった。 カ・テットが揃っているというのはいいものだ…と シリーズ読み終わってから、しみじみ思った。 | ||||
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いったい何年待ったのか分からなくなってしまうほど待ちわびていました。 暗黒の塔が近づいているのになかなか近づけない・・・ 旅の一行とおなじ気持ちで、というかガンスリンガーのすでに「カ」の一部を担ってしまった気がします。 「呪われた町」「アトランティスのこころ」「不眠症」・・での予習・復習も忘れずに!! | ||||
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第五部の帯には「この瞬間のために続いた怒濤の連続刊行、沈黙六年」と大きく銘打ってあった。六年?僕が初めてダークタワーの第一部を読んだのが、中学生一年生だった1999年で、手元にある角川版「魔道師の水晶球」のハードカヴァーは、2000年5月30日に初版が発行されている。本屋の新刊コーナーに第四部を見つけて買ってから、なるほど、六年近くがたっていることになる。 六年は長い、長すぎる。その間に僕の身長は20センチ以上は伸びて、様々な経験もした。だからこの第五部が本屋に積んであるのを目にしたとき、暗黒の塔とは無関係な、諸々の記憶(だいぶ前に亡くなった母や祖父のことなど)がフラッシュバックしてきて、おもわず涙しそうになった。まだ中身を読んでもいないのに。 そして読み終えて一言。とにかく、僕はこの暗黒の塔については正常な判断能力を失っているだろうから、一人のミーハーなファンの贔屓目に見た感想ぐらいに思って欲しい。 やっぱり六年待った甲斐があった!四部をまるで昨日読み終えたかのように、すんなりと話に入っていけた。ローランドの激しい関節炎、ライトセイバーみたいな武器をもった〈狼〉との戦闘、親友カスバートの最後、そしてあの「どこでもドア」再び。スティーヴン・キング本人も登場してさらに熱い展開へ。いままでになかった暗い感じの複線も張られていて、今回も先が気になるところで次の巻へと続いている。『呪われた町』のキャラハン神父が登場して(かなり重要な役)、後日談を語っているので、読んでいない人は『呪われた町』(集英社文庫)で予習をしておくとより一層楽しめます。まぁ、読んでいなくても、どうということはないのだけれど・・・ 普通の人にはどうでもいいことだと思うけど、今まで原書と同じだった新潮版の表紙を描いているSteve stone氏が、今回特別に新潮社のために表紙を書き下ろしてくれたことがちょっと嬉しかった。 | ||||
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