ダーク・タワー2 運命の三人
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ダークタワーシリーズ2作目。<暗黒の塔>を目指すガンスリンガーの旅路は彼と運命を共にする仲間を見つける物語だ。 | ||||
| ||||
|
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二つの世界の物語が交錯し、つながっていく二巻。無類の面白さだった。 上巻では、不思議の世界で旅するガンスリンガーのローランドと、現実世界で生きるエディ、この二人の仲間が出会うまでが描かれる。ローランドも、エディも、それぞれの世界で窮地に陥っている。その二人が世界を行き来しながら、それぞれの問題に対処していく展開は、荒唐無稽すぎる展開のはずなのに、引き込まれてしまうほど魅力的に語られる。 一巻のややつかみどころのない感じから、一気に物語が引き締まってくる感じがします。ダークタワーシリーズは巻数が多いことが分かっているので、最初のころはこんな長い話、読み続けられないのでは・・と思っていたけれど、この巻から、ページをめくるのががぜん楽しくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作で追い詰めた黒衣の男に逃げられた主人公が追跡を続け・・・というお話。 前作では異次元西部劇風と書きましたが、この作品では主人公が冒頭で巨大な海老に指を切り落とされ、ガンマンの機能が損なわれるのが前作の西部劇からの脱却を宣言しているみたいです。 その後の展開もうまく要約できない様な感じで進行するので、ただ読んでくださいとしか言えません。もしかしたら、担当編集者の方もよく判らないで出版しているのでは・・・と思ってしまうぐらい錯綜するので。 何でも、キング先生がフォークナーの世界的なコレクターとして著名だそうで、この錯綜したり意識の流れが乱れたりするのが、そのフォークナーからの影響なのでしょうか。 ともあれ、ファンはマストの異次元ファンタジー。ファン以外の方は機会があったらどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1巻で読むのを止めず2の下巻まで読んで、ようやく面白くなってきました。 ローランドの指がなくなった辺りで、今後はどうかと思いましたが、両脚を事故で失った美しき二重人格者オデッタ/デッタ。特にデッタの強烈なキャラクターで、グイグイ話が進んでいきます。3人目の無差別殺人愛好者の公認会計士モートも出て来て、話が複雑に絡み始め、あっという間の読了でした。 まだまだ伏線だらけなので、とりあえず続きが気になります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、1巻は2巻を読むか迷うくらいつまらなかったので、全く期待してなかったのですが、現代らしき世界が絡んでくることで、急に面白くなってきました。 相変わらず、暗黒の塔については何も解らないままですけど。 少なくとも次を読む気になるくらいには面白かったので、次にも期待です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作はまさに空前絶後の面白さです。 ダークタワーシリーズは当然第一巻「ガンスリンガー」から読まなければならないと思っている方が、第一巻でつまずき読み進めるのを断念してしまうということはよく聞きますし、その気持ちは私もよくわかります。 極論を言うと、第一巻は読まなくてもいいです。 第二巻こそキングの本領が発揮されたエピソード1であり、第一巻はいうなればエピソード0、もしくはちょっと長めのプロローグだと思えばいいかと思います。 そもそも第二巻の冒頭に第一巻のあらすじが書かれており、第一巻のキングらしくない語りでダークタワーシリーズを敬遠してしまうのはあまりのももったいないですから。 今年2018年1月、遂にダークタワーが映画化され公開されるということで、久方ぶりにダークタワーシリーズを読み返しているところですが、やはり本作の面白さはシリーズ中、群を抜いています。 海辺で意識を取り戻したガンスリンガーローランドがいきなりウミザリガニに襲われる場面から始まる本作は、最初から最後まで息をつく間がないほどのスピード感にあふれ、キングの絶好調ぶりがうかがえます(本作は、キングの傑作のひとつ「IT」の翌年に刊行されました)。 オープニング場面はHGウェルズの「タイムマシン」で描かれた荒廃した未来世界を彷彿させ、いきなり主人公が利き腕の指を失うという逆境に追い込むことで仲間を呼び寄せる必然性を持たせる展開の巧さ、浜辺にぽっかりと現れるドラえもんのどこでもドアのような扉を開くと、そこは現代社会に生きる人物の視線だという設定の奇抜さ、そして壮絶なガンアクションシーンの躍動感などなど、至福の読書体験が味わえます。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 13件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|