■スポンサードリンク
邪馬台
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
邪馬台の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
邪馬台国という魅力的な素材に著者の持論である明治初期の歴史を絡め、現実の事件とリンクさせた魅力的な作品。著者の死去により未完で終わらせるにはあまりに惜しく、その意味で別の人が書き継いだのはよかった。 ただし、本作の結末はハッピーエンドでもバッドエンドでもなく、読後も正直なところよくわからない。民俗学的考察の部分にはそれなりの答えを出しているが、現実の事件との関連性が弱く、推理小説として結末が曖昧なままになっているのである。後を引き継いだ浅野氏と編集者の苦労は理解できるが、やはり北森氏の残した宿題の大きさをもてあました印象は否めない。 とはいえ、完結させてくれたことは北森鴻作品のファンとしてはうれしい。本作の結末が北森氏の考えていた結論と同じかどうかには疑問はあるが、残された人々ができうる最良の仕事はしたと思う。北森作品のファンでない人にはあまり勧められないが、ファンにとっては北森作品のオールスターキャストでもある本作は、感慨深く読めるのではなかろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北森鴻さんの遺作。 浅野さんが引き継ぎ、日の目を見ました。 それだけでもありがたいことです。 途中から明らかな違いが感じられる点は、仕方ないことなのでしょう。 とはいえ、ミステリーとして完結されてあり、良かったと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!