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ハバナ・ベイ
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ハバナ・ベイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ロシア捜査官アルカジー・レンコのシリーズ4作目、ハメット受賞作です。翻訳された年(2002年)に読まなかったのは、前作『レッド・スクェア』に失望感があったためです。前作同様、読み終えるのにいささか努力がいりました。この作家はもってまわった言い回しや主観が多くて、なかなか物語のなかへ入れません。 1作目はロシアの民警捜査官という耳慣れないポジションにすごく興味がわき、物語の事件性や旧ソ連とアメリカを舞台としたスケールの大きさもあいまってすごく熱中したものだった。(同名のTV映画も良かった!)2作、3作ときてレンコの物語も落ち着くところへおさまった感があり、このシリーズもここで終るべきだった、とはこちらの弁です。 『ハバナ・ベイ』読了後、ほとんど内容がわからなかった。半ばから読み飛ばしたこちらにその責があるのはわかるのですが、主人公レンコ捜査官のめめしさばかり目立つからです。ですから『ゴーリキー・・』のような凛としたレンコを期待するむきにはおおいにはずれでしょう。 ※追伸※ 「ハメット賞」とはどんな基準で選ばれるのかな?余計な説明をはぶいたきびきびした文体、的確なパンチのきいたセリフの連続、強靭な精神・・なんてものがハードボイルド作品だと考えたいたが、この数十年のハードボイルドをうたった作品はどれもめめしさのオンパレードです。 | ||||
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