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(短編集)
月と太陽
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月と太陽の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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この本を読んだ時点では、近い将来、こんなデバイスは出てくるかもしれないな、と思っていたら、2016年4月、極小カメラ内蔵スマートコンタクトレンズの特許が申請されるというニュースが。 衛星の運用に絡めたお話、日食と結合双生児のお話、などありますが、少しだけ理工系の話題に関する知識があったほうが読み易いのではないかとは思います。 | ||||
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全体的に科学に造詣のない読者を拒否するような内容なので、基本的には理系かつ瀬名ファンにしかお勧めできない。 決して難解な訳ではないが、多くの人はこの作品で希望を読み取るのは難しいんじゃなろうか。 全ての作品で震災について言及されており、仙台市が舞台の作品が多い。 表題は全体の2/3ほどを占める中編『絆』の劇中小説で、結合双生児を描いたこの中編が最も読み応えがある(そして最も分かりにくい)。 青葉山で学生生活を送った人なら『ミッドナイト・パス』を読むと感慨深いものがあるだろう。 (小説で読むとまるで凄く良い所だったような錯覚を覚える。おそらく京大も実際には森見登美彦作品ほど面白い大学ではないのだろう) | ||||
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そういう作品に感じました。 短編5集の本作品ですが、そのため読み易くもあり、また非常に読み応えがあったと感じます。 個人的には科学やテクノロジーの類が好きなため、 著者の発想と知識からも成る本作品は、面白さを増す要因となっています。 未来を希望とし 今を強く生きる そんな作品だと感じました。 | ||||
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身体と意識、エンパシーとシンパシー、震災、そして未来。 これらのキーワードを軸に端麗な文章で語られる物語には、瀬名秀明の未来への想いが色濃く反映されている。 特に最後に収録された「瞬きよりも早く」で語られる一文に、僕はあの震災で感じた想いを掬いとってもらい、救われた気持ちになった。 誰が読んでも面白いと思える作品集ではないだろう。 読者を煙に撒くような構成や、作者の心情がストレートに吐露されたセンチメンタルな文章、そして人物への同情ではなく感情移入を要請する内容を嫌う気持ちも理解できる。 だが、それらの欠点を補ってあまりうる希望の灯火が本書には込められている。 今の日本SFの先鋒を行く短編集。 | ||||
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