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パパが殺される!
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パパが殺される!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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本書はフレドリック・ブラウンが1963年に発表したエド・ハンター・シリーズの第7作。発表は第6作の4年後で、シリーズとして最後の作品であると同時に、ブラウンの長編小説としても最後の作品となりました。エドは20歳代後半、物語の終わりでも、エドもアム伯父も健在ですので、ご安心を。作者も、健康が許せば、まだまだ続編を書き継いでいくつもりだったのではないかと想像されます。 物語は、夜9時過ぎに、アム伯父が仕事で外出し、自室でエドが独り、うたた寝をしているところから始まります。そこに、こっそり侵入してきた小さな人物。捕らえてみれば、マイクという名の男の子。自宅で扉越しに、誰かが父親を殺す計画をしている会話を聴いて、それを防ぐためにピストルを盗みに来たという。とりあえず、エドは男の子の家を聞き出し、自宅に連れて行きますが・・・。 シリーズ中、一番短い作品(232頁)で、殺人事件が起きることもありませんが、マイク少年の言動の持っている意味が最後になって分かり、ホロリとさせられます。又、周囲を取り巻く人達から、普段のエドとアム伯父の人柄が浮かび上がったりする場面があったりと、シリーズならではの味わいも備えた一作です。 | ||||
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私立探偵エド・ハンター&アム叔父のシリーズの、おそらく第6作で最後の作品。ある夜、8歳のマイク坊やが、エドのアパートに忍び込んで来る。パパを殺そうとする相談を耳にしたので、パパを守るために拳銃を盗もうと思った、というのだ。嘘や冗談ではなさそうだが、果たして…。という突飛なオープニングで始まり、思わず惹き付けられてしまう。その後、事件らしい事件はほとんど起こらないのに、退屈するどころか、楽しくスイスイ読めるのだから、ブラウンの語り口のうまさには頭が下がる。また、ユーモラスなエピソードとしか思わなかった場面が、重要な伏線だった事が最後にわかり、あらためて感服させられる。また、いつもの事ながら、エドとアム叔父のユーモラスで心温まるやりとりも楽しい | ||||
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私立探偵エド・ハンター&アム叔父のシリーズの、おそらく第6作で最後の作品。 ある夜、8歳のマイク坊やが、エドのアパートに忍び込んで来る。パパを殺そうとする相談を耳にしたので、パパを守るために拳銃を盗もうと思った、というのだ。嘘や冗談ではなさそうだが、果たして…。 という突飛なオープニングで始まり、思わず惹き付けられてしまう。その後、事件らしい事件はほとんど起こらないのに、退屈するどころか、楽しくスイスイ読めるのだから、ブラウンの語り口のうまさには頭が下がる。また、ユーモラスなエピソードとしか思わなかった場面が、重要な伏線だった事が最後にわかり、あらためて感服させられる。 また、いつもの事ながら、エドとアム叔父のユーモラスで心温まるやりとりも楽しい | ||||
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