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天帝のはしたなき果実
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天帝のはしたなき果実の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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いわゆるミステリ読みではない者のレビューです。 他の方も書かれているように文体や言い回しが独特で、慣れるまで少々時間がかかりました。慣れてしまえば言葉遊びなど90年代の小劇場演劇の雰囲気に近いものが感じられ、トリップしたような感覚がなかなか楽しかったです。 謎はちゃんと解読されるのですが、最後の最後で置いてきぼりを食らってしまったきらいがあり、若干消化不良気味です。 雰囲気が楽しめたので個人的には星4つ。一般的なミステリをご希望の方には装飾が過剰でしょうし、文体や雰囲気の好き嫌いがはっきり分かれるであろうこと、等身大の青春小説をお望みの方にはお勧めしにくいこと、この3点から「おすすめ」としては星二つ減らしました。 | ||||
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カバーの見返しに開幕鈴として「本格劇であること、青春劇であること、幻想劇であること」等と記されています。 これは言うまでもなく筆者からの宣言であり、本作品はその宣言の要素をどれも平均点以上のレベルで満たしていると思います。 鼻につくほどのペダンチックな表現は受け容れられる人は多くないでしょうがまあまあ良くできています。 ただし複数の要素をひとつの作品にまとめる必要性、メリットがどれほどかは疑問です。ひとつの丼に盛り込むことで 相乗効果を期待したのかもしれませんが、逆に打ち消しあったり冗長さを引き出したりとネガティブな影響も若干感じられました。 非常に盛りだくさんなので受け止める側も十分な時間と心の準備が必要です。(私は国際線の機内で読みました) 第一作記念としてケレンミたっぷりのてんこ盛りも許されるかもしれません。 筆力がある方ですので2作めは要素を絞り込んだすっきりとした企画構成で書かれることを期待します。 筆者の気合、意気込みとページ数を受け止められる方はどうぞ。 | ||||
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