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黒後家蜘蛛の会5
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黒後家蜘蛛の会5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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アシモフが、実在する女人禁制クラブをモデルに(内容は全く違う)作り出したクラブ。 弁護士、画家、数学者、暗号専門家・・・職業も興味もバラバラで、単に親睦を深めるための集まりなのだが・・・・月一度の会合の席で、話がミステリアスな事件に及ぶや、各人の推理合戦と化す。この会話の面白さがシリーズ最大の魅力。そして、何故かいつもあっさりと謎を解いてしまうのは控えめな給仕のヘンリー! このヘンリーは、給仕ながら回を重ねるにつれ、立派な会のメンバー、「我々の中では一番の知恵者」とゲストにも紹介されるほどになっていく。それでも控えめなのは変わらない。謎解きも面白いが、勝手な推理を展開する面々に対して、見事に解き明かしてしまっても控えめなヘンリーの対比が面白い。しかも事件のバリエーションも豊富。アシモフの推理短編(長編もだが)は傑作揃いで、本当に多才な人だと思う。解説は鮎川哲也。ちなみに5の解説は有栖川有栖。師弟が仲良く解説で並んでいたりする。なお、アシモフが編者の短編集『16品の殺人メニュー』は、食べ物飲み物を引用したミステリ集で、こちらも多士済済。 似たものでは、バーテンがヘボ探偵の持ち込む難事件をあっさり解決してしまう「三番館シリーズ」(鮎川哲也)がある。こちらもおすすめ。 何と、似た設定の2つの短編シリーズは洋の東西は違えどほぼ同時期に書かれていたのだ。 | ||||
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アシモフが、実在する女人禁制クラブをモデルに(内容は全く違う)作り出したクラブ。 弁護士、画家、数学者、暗号専門家・・・職業も興味もバラバラで、単に親睦を深めるための集まりなのだが・・・・月一度の会合の席で、話がミステリアスな事件に及ぶや、各人の推理合戦と化す。この会話の面白さがシリーズ最大の魅力。そして、何故かいつもあっさりと謎を解いてしまうのは控えめな給仕のヘンリー! このヘンリーは、給仕ながら回を重ねるにつれ、立派な会のメンバー、「我々の中では一番の知恵者」とゲストにも紹介されるほどになっていく。それでも控えめなのは変わらない。 謎解きも面白いが、勝手な推理を展開する面々に対して、見事に解き明かしてしまっても控えめなヘンリーの対比が面白い。しかも事件のバリエーションも豊富。アシモフの推理短編(長編もだが)は傑作揃いで、本当に多才な人だと思う。 解説は鮎川哲也。ちなみに5の解説は有栖川有栖。師弟が仲良く解説で並んでいたりする。 なお、アシモフが編者の短編集『16品の殺人メニュー』は、食べ物飲み物を引用したミステリ集で、こちらも多士済済。 似たものでは、バーテンがヘボ探偵の持ち込む難事件をあっさり解決してしまう「三番館シリーズ」(鮎川哲也)がある。こちらもおすすめ。 何と、似た設定の2つの短編シリーズは洋の東西は違えどほぼ同時期に書かれていたのだ。 | ||||
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この名前からして一体どういう集まりなのか?と気になる短編集。私も最初は何やら怪しい話かと想ってしまった。 しかしこれは、アシモフが実在する女人禁制クラブをモデルに(内容は全く違う)作り出したクラブ。 弁護士、画家、数学者、暗号専門家・・・職業も興味もバラバラで、単に親睦を深めるための集まりなのだが・・・・月一度の会合の席で話がミステリアスな事件に及ぶや、各人の推理合戦と化す。この会話の面白さがシリーズ最大の魅力。そして、何故かいつもあっさりと謎を解いてしまうのは控えめな給仕のヘンリー! 謎解きも面白いが、勝手な推理を展開する面々に対して、見事に解き明かしてしまっても控えめなヘンリーの対比が面白い。しかも事件のバリエーションも豊富。アシモフの推理短編は傑作揃いで、本当に多才な人だと思う。 解説は有栖川有栖氏。この解説を『迷宮逍遥』(有栖川氏の書いた解説集)で読み、「そんなに面白いシリーズだったの!!」と慌てて読み始めたのだ。 このシリーズは現在まで5冊出ているが、アシモフは、「生きている限り黒後家シリーズを書き継ぐ」と宣言していた。既に故人となっているがあくまで「既刊5冊」である。今後も何らかの形でまとまるととても嬉しいのだが・・・ 彼が編者の短編集『16品の殺人メニュー』は、食べ物飲み物を引用したミステリ集で、こちらも多士済済。 似たものでは、バーテンがヘボ探偵の持ち込む難事件をあっさり解決してしまう「三番館シリーズ」(鮎川哲也)がある。こちらもおすすめ。 何と、似た設定の2つの短編シリーズは洋の東西は違えどほぼ同時期に書かれていたのだ。 | ||||
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そんなに「すばらしいっ!」って内容じゃないんですが、大好きな本です。池央耿さんの訳も喜歓。この方のファン倶楽部を作りたいほど好きです。 | ||||
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SF界の巨匠アイザック・アシモフの大好評ミステリ・シリーズの第4弾。といいながら全て読み切りになっているため、この巻から読み始めても全然問題なし!オマケにミステリなんだけど、登場人物たちのやりとりの方が面白かったりして。謎解きを楽しむも良し、人間模様を楽しむも良し。1冊で2度おいしい超オススメ本です。 | ||||
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SF界の巨匠アイザック・アシモフの大好評ミステリ・シリーズの第4弾。といいながら全て読み切りになっているため、この巻から読み始めても全然問題なし!オマケにミステリなんだけど、登場人物たちのやりとりの方が面白かったりして。謎解きを楽しむも良し、人間模様を楽しむも良し。1冊で2度おいしい超オススメ本です。 | ||||
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