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ラトクリフ街道の殺人
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ラトクリフ街道の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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実際にあった英国犯罪史上有名な凶悪事件に関して、 作家のP.D.ジェイムズと警察史家のクリッチリーが共同で 事件を再構築し真犯人を推測する。 当時の証拠・証言や新聞記事を1つずつ検証していく形をとっており、 多数の事実の羅列とそれに対する控えめな推察で成り立っている。 最後までその調子が続くので小説というよりは学術書のような印象であり、 ミステリーだと思って読むと肩透かしをくらわされる形となってしまう。 事件当時の19世紀初頭における英国警察制度の不備や、 労働者階級の暮らし・風俗を丹念に紹介しており、それはそれで興味深いが、 従来のP.D.ジェイムズ本を求めている方にはおすすめできない。 この作品がハヤカワミステリに入っていない理由がよく理解できた。 | ||||
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