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(短編集)
邪馬台国はどこですか?
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邪馬台国はどこですか?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全67件 21~40 2/4ページ
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最近アマゾンキンドルで読みました。 おもしろかった。 もっと早く読めばよかったと思う。 この説を信じる、信じないを別にしても、エンターテイメントとして面白く、また友だちとの話題として大変いい話題になります。 個人的に一番面白かったのは、タイトルの邪馬台国の話ではなく、キリスト替え玉説。 登場人物の女史が少々うざいけど、本当に楽しめました。 原作者に感謝。 | ||||
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空き時間にすらすら読めて良かったです。 歴史に疎くても楽しめたし面白かった。 | ||||
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邪馬台国については、うなりました・・。 九州説でもなく、畿内説でもない、一見トンデモ仮説なのですが・・ 本当のことではないかというくらい素晴らしく説得力のある説です。 むしろ、九州説、畿内説を唱える方がおかしいのでは? と思ってしまうくらいでした。(私はド素人ですが) | ||||
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文庫でも持っていますが、本棚を探し回るのが面倒だったため、 電子版を購入しました。 | ||||
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寝床でくつろいで読むにはもってこい。 でも、「作家で10年生き延びる法」も読んだが、その読書量の凄さが垣間見られ、感心します。 | ||||
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北村鴻氏の新刊を望めなくなって、辿り着いたのがこの鯨統一郎氏の新古典。 宮田某氏はまさにもう一人の蓮杖那智先生です! 鯨統一郎氏の作品を読むのは初めてでしたが、続刊にも手を出してみたいと思います。 | ||||
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鯨氏の記念すべきデビュー作短編連作集。創元の推理短編賞に応募して最終選考に残った表題作と書き下ろしからなっているため、表題作と他の話との質の差があるが、まあ仕方ないだろう。 深みのない行間の多い文体とステレオタイプな登場人物にあくまでネタありきの面白さ優先で、小説としての総合的な物語から生じる魅力には乏しいという鯨氏のその後の多くの作品でおなじみの要素が既に開花していると言える。 歴史ミステリーだが、当然学術的に高度な歴史的素養が氏にあるはずもなく、いずれも記載されている参考文献を読んだだけで適当にでっちあげられている奇説であり、素人レベルの歴史知識だ!などという批判は当たり前である。 歴史ミステリーという売り方を大々的にされてしまったので歴史マニアから批判も受けているが、本書はミステリーのいわば多重解決ものであるという本質を見誤ってはいけない。簡単な表層だけの歴史的事象から通説とは異なるもう一つの論理的帰結を導き出そうという純粋なるミステリー小説としての試みなのである。なので、前提知識の欠如や歴史的知識的云々などという真面目な間違いの指摘はまさにナンセンスである。 まあ、今となっては鯨氏の著作はこの路線のバカミスばかりなので、そういうものだと思って楽しむことだ。 | ||||
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邪馬台国の話だけでなく、蘇我氏の話、仏陀の話、キリストの話など、様々な話が収録されている。 実際、かなり面白い。納得させられてしまいっぱなしの一冊でしょう。 歴史的概念を捻じ曲げられただの、書き方の誤りを見つけて揚げ足をとってみたりだの、反証もあげずに中学生レベルの会話と罵ってみたり。 挙げ句の果てには途中までしか読んでいないのに文句を垂れる、レビュアーとして果たしてどうなんだという方の批評がありますが、読んでみて損はありません。 固定概念を取り払われる事間違いありません。 | ||||
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本棚を整理していたら、奥から出てきたので再読。 完璧な論理で披露される新説の数々は、スゴイの一言。 (実際には瑕疵がたくさんがあるのだろうけれど) 新作が読みたいので、あえてコメントしました。 待ってます! | ||||
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此方も新幹線での移動時用にと何冊か買っておいた内の一冊です。え、お釈迦様、聖徳太子、勝海舟 な、何と中身わ全6話の短編小説でした、この中の第2話が邪馬台国わどこですか?でした。表題に惹かれ購買いたしましたので残りの5話わ読んでおりません。内容わ意に反して目からウロコと言うか、読んで字のごとく、と言うか、うむ うむ と納得出来る推理結果になっておりました。構成わ高木淋光の邪馬台国の秘密のような展開でバーで歴史好事家達が繰り広げる歴史推理のロマン話です。ネタバレでわないですが 名を卑弥呼といい鬼道につかえる・・・・ 鬼道者、つまり卑弥呼わ占星術師であったみたいで、これが脈々と蝦夷アテルイ(悪路王)まで引き継がれて来ているのでわないかと思う、占星術師わ古代 鬼と呼ばれ坂上田村麻呂わ征夷のことを鬼退治と記している、地名も地方にわ古くからそのままに伝わっているものが多く一つずつ検証をしていくと、あながち空想とわ思われないが・・・・遅蒔きながら邪馬台国論争本にハマっていきそうな一冊です。 | ||||
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高木彬光の傑作「ジンギスカンの秘密」いらいの快作です。 カウンター席だけの小さなバーで、歴史学教授と助手で凄みのある美人とが、たまたま来た雑誌のライターであるらしい歴史に詳しい男と肩を並べて座った。雑談から話題はお釈迦様の事へ。男はお釈迦様は悟りを開いてなんかいなかったと爆弾発言をする。 これが、妖艶ながら、性格はきつい助手にカチンと来て、論争となる。男と助手は持てる知識の限りを尽くしてバトル。この論争は三人が同席する度にテーマを変えて火を噴く。 '@お釈迦様は悟りを開いたか否か 'A 邪馬台国は東北か否か 'B 聖徳太子は虚構か否か 'C なぜ信長は暗殺されたか 'D 明治維新の真相 'E キリストの生き返りは真実だった 男は、そのたびに突飛な持論を打ち出して教授と美人助手を驚かせては、二人を打ち負かしてしまうのだ。 作者は「ジンギスカンの秘密」を傑作であると、最新作「努力しないで作家になる方法」(これはなんとなんと自伝小説!)に書いている。 「ジンギスカンの秘密」は、私の知る限り世界最高のベッド・デテクティブ(病床にいながら、退屈しのぎに、真実を明らかにする)・推理小説だと思っていますが、本作も、その魅力を良く捕らえた作品にできあがっています。 キンドル本として出版した「九州王朝伝説は本当か?」は私の愚作ですが、やはり「ジンギスカンの秘密」の流れを汲むものですから、本作の存在は本当にうれしく思いました! | ||||
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歴史検証ミステリーをベースにしているものの、スリーバレーに出てくるマスターや3人の常連客の会話が面白いです。宮田さんが主に珍説や奇説を推すのに対し、静香が強気に反撃する、そういうキャラや会話の流れ、何よりお酒を飲む場所でそういう話が出来るのって面白いだろうな、と。幕引きのカシスシャーベットはもとより、居酒屋並の料理の多さ。つくねや牛タン、サイコロステーキなど美味しそう。マスターの料理やお酒も美味しそうで、こんなエルミタージュで歴史の話が出来るのは楽しそう、そういう雰囲気に★5にしました。 | ||||
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時を忘れさせてくれる面白さ! 物語の面白さだけでなく、出てくる人達も面白さ溢れ、今まで知らなかったこともたくさん知ることができ好奇心も拡がる、極めて五つ星のオススメです。 | ||||
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旅に持参する本は慎重に選定せねばならぬのは当然のこと。下手をすると夢中になりすぎ、 旅の思い出=その本の思い出 あるいは 旅の記憶<その本のあらすじ といったことになりかねない。とはいえ、道中ヒマをもてあましては・・・という思いから、書 物無し、というのは考えられない・・・‥、というような個人的感慨はどうでもいいようなもの だが、要は旅の空でつい止まらなくなった本の一つだと言いたいわけである。 それぞれの事項について(邪馬台国とか。明治維新とか。)詳しい知識がなくても楽しめる ように書けていて秀逸である。 | ||||
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荒唐無稽ともいえる歴史解釈に、それなりの説得力を持って整合性をつけるという歴史ミステリで、 歴史を講ずる時に必須だが読むときには疲れる資料や論文にはさらりと触れるだけなので、 歴史書として深みはないが気楽に読める ただ四人しか登場人物が居ないのに、教授の三谷だけは影が薄いのが寂しいところ 彼がメインで話を切り出すパターンがあっても良かったかもしれない 自分のような歴史ミステリ初心者にはちょうどいい作品だった | ||||
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このシリーズは、殆ど面白い本で、無論私のバイブル本になりました。 | ||||
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本書は、第3回創元推理短編賞の最終候補となった表題作に5編を加えて、1998年に「文庫書き下ろし」としてデビューとなった作品集です。 「この作品がフィクションであるという保証はどこにもありません。」という冒頭に掲げられた一文が、まず私の目を惹きました。 なかなかユーモラスな雰囲気を醸し出しています。 各編とも、物語はカウンターバーの店内という一場面のみ。 松永というマスターの視点で語られ、常連客の私立大学の三谷敦彦教授と早乙女静香助手がグラスを傾けていると、雑誌のライター、宮田六郎が話しかけてくるというパターン。 この宮田は、歴史家を自称し、誰も思いつかないような、新説を披露するのだった…。 【仏陀の悟り】【邪馬台国】【聖徳太子】【本能寺の変】【明治維新】【イエス・キリスト】という、誰でも知っている歴史上の人物や事件などを題材に6つの短編が収録されていますが、宮田が語る新説は、「フィクションに決まっているだろう」と、ミステリだからフィクションなのは当たり前なのに、わざわざ言いたくなるほど、「驚くべきもの」。 この新説に真っ向から反発する早乙女静香ですが、恐らく最初は、彼女に同調する形で読み進めることと思います。 ところが、いつしか次々と繰り出される「証拠」に、宮田の言っていることが、「本当のように思えてしまう」ところが、この作品の優れているところです。 ミステリは作者が読者を騙し、読者は騙されることを楽しむ小説。その楽しみを存分に味わえる作品集になっていると思います。 バーの店内、という設定は、「まあ、酔っぱらいの与太話と思って、目くじらを立てずに聞いてください」という、著者のメッセージでしょう。 歴史をあまり知らなくても、肩肘張らずに楽しむことのできる、新しい「歴史ミステリ」に酔いしれることが出来ます。 | ||||
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連作仕立て歴史ミステリー ブッダ、邪馬台国、聖徳太子 本能寺の変、明治維新、イエス 歴史上の有名な出来事・人物についての 大胆な真相が語られます 題材も有名なものばかりですし バーで偶然知り合った人物達が議論を交わす 軽妙なタッチで綴られています 歴史が苦手という人でも 楽しく読めるとおもいます ちなみに、著者のデビュー作です | ||||
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鯨統一郎の「邪馬台国はどこですか?」を読了。以前読んだが再読しました。6編の短編が収められていますが、白眉は本書のタイトルでもある「邪馬台国はどこですか?」です。歴史エンターテイメントとでもいうのでしょうか、邪馬台国が何処にあったか、をフリーライター宮田が大学の先生を向こうに回し、独自の論を展開する。その論はトンデモなので、大学の先生はむきになったり、馬鹿にしながら反対する。しかし、宮田の議論は最後まで崩れない。そして邪馬台国はこんなところに。。という結論に結びつける。その結論は本当かどうか怪しいが、本物の文献にそって展開されるのである。 いやー面白かったです。最高です。新たなジャンルですね。プロットも楽しめるし、その史実についても楽しめる、正に「一粒で二度美味しい」本です。いろいろなご意見が噴出しそうですが、無条件に楽しめました。でも本作は所謂「飛び道具」を使ったミステリーです。だから続編は読みません。その視点を僕たちは楽しんだのです。本作は本作だけで孤高の存在となっているのです。 | ||||
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「邪馬台国は東北にあった!」というロジックをここまで「なるほど!」と思わせるようにかける作家さんは国内にもそうざらにいないでしょう。 他、「キリストの復活」のお話もこれだけで「ダビンチコード」を超える1冊が出来そうな素敵なロジック展開でした。 | ||||
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