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(短編集)
邪馬台国はどこですか?
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邪馬台国はどこですか?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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フィクションなのだから、 真正面から歴史解釈や根拠を批判するのは見当違い。 そういう勘違いを招いている時点で、 作者の狙いの一つは成功している。 ただ、せっかくの着眼点と素材を生かす筆力が作者にない。 目の付け所は良くても、人物描写が拙いために、 エンタティメントになり損ねている。 「ゆっくり茶番」で魔理沙と霊夢に解説させた方が きっと面白い仕上がりになっただろう。 | ||||
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内容は面白いと思います。 ただ他の方も書かれてるように、キャラが… 才女役の女性も教授も自説はないんでしょうか?研究者なら、論理的に自説を披露して、ディスカッションして欲しかった。 特に女性の反論が、ただの悪口なのがちょっと…しかも小学生並みの。 これならまだ、宮田さんが色んな説を披露して、それに純粋に疑問を挟む素人を登場人物にしたほうが、イヤミが無かった気がします。 | ||||
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歴史の謎を意外な視点で捉えている。 やや決めつけが過ぎるように思える箇所もあるが、宮田氏の論理はちゃんと説明されているので突っかからずに読み進められた。 | ||||
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一作目も知らなくて。購入した。全作、初心者レベルで、こけました!当然、新作は買わない!若いかたが読むのにはええかも!!69歳のじじいには、辛すぎました!! | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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面白かった。軽い語り口にはまって、この作者のを連読しています。 | ||||
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トンデモ逆説が面白かったです。 本当にそうなのかも・・・とつい思ってしまう、納得の理由付けが興味深い。 でもそれだけ。 ペラッペラな人物設定とグラッグラな文章にがっかり。3話目くらいでは怒りにかわりました。 イラつく〜。 軽妙な会話とか、味のある登場人物とか・・・そういう感想、マジっすか!? 文章に触れる機会が極端に少ないか、ある特定のジャンルしか読まないのか、 あるいは小学生か。そうとしか思えない。 とにかく中二病的な登場人物の言動がいたたまれない。 なんだこの古くさいステレオタイプ的展開は。昭和か! ・Wikipediaの説明文がほぼ主観 ・「専門的な」議論(を周囲に聞いてもらうこと)に夢中な高校生に遭遇 ・仕事哲学と寝てない自慢を披露しあう新入社員の群れに囲まれた そんな気持ち。 才媛美女はもちろん、宮田、オマエは地獄のミサワか!みたいな。 ・・・そうだ、地獄のミサワだよ君たち。 そう思ったら割と楽しく読めました。 痛々しい人物像を楽しむべきだったのね。 | ||||
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発想そのものは面白かったと思います。 歴史は学校で習った程度しかないので、驚くというよりそんな考えもあるんだなぁ、 くらいな感動度合いなのがちょっと残念ですが。。 ただ、どうも登場人物のキャラクターがしっくりきません。 マスターと宮田さんは安定していますが、 教授でそんな「馬鹿じゃないの!」とヒステリックになったりして理解不明だし、 三谷さんは空気過ぎて、なぜ登場人物にいるのかよくわかりません。 映像だったら、人物像の描写の悪さからいらいらさせられることはないと思うので、 純粋に面白いと思っただろうな、と思います。 または、新書として変な人物を出さず、 本当に歴史として伝えたい部分のみをちゃんと伝えるとか。 ちなみに巻末に登場人物と同名の方で付記がありましたが、 そのままの通りとして受け取ると、 発想と文章力がつりあっていない気がするので、 本人がもう少しがんばってみたほうがよかったのでは、と思ってしまいます。 登場人物と同名なので、真実のほどがわかりませんが・・。 | ||||
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歴史ミステリーは、 結論がぶっ飛んでいるほど売れる。まともな結論では売れない、というのが業界の定説で、この本もそれを証明した本のひとつだろう。だからこういう本の"結論"を信じる人が出てくるのが不思議で仕方がない。要は、結論に至る論理が面白いかどうかである。そういう意味では、結論の部分だけを普通の歴史小説風に書いた「信長の棺」なんか歴史ミステリーとしては最低で、要するに信長を悪く書きたかっただけだろう!と言いたくなる。それにくらべれば、本書は、少しむちゃくちゃだが推論の面白さを楽しむことができる。 ただ、歴史 の議論は史料という根拠を明示しながら論理を展開するのが基本ルールだが、それを守らず、"あやふやな" 知識に想像を重ねていくシーンが目立つので星3つとさせていただきました。 | ||||
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実に内容が深くアカデミックなのに、分かりやすい異端の歴史書。 | ||||
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作者のデビュー作にして第3回創元推理短編賞の最終選考作。 表題作は、奇抜な発想と説得力をもった話術で一気に読ませる異色作で、歴史に関する知識がなくても気軽に楽しめる。文字通り「逆転の発想」で解き明かす邪馬台国の場所の意外性がいい。 ただ、唯一「聖徳太子は誰ですか?」を除くと、他の作品は聞いたことのあるような話だったり、こじつけが過ぎていたりで、後になるほど質が落ちる。 「聖徳太子は誰ですか?」にしても、かつて読んだ梅原猛の『隠された十字架』のインパクトを思うとまぁまぁ楽しめるかな、という程度。 表題作だけなら文句なく楽しめるので「☆5つ」だが、1冊の本として人にお勧めできるかというと、ちょっと躊躇する。 | ||||
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本に纏めるため4作目以降は後から書き足したそうだ。道理で後に行くほど話しが苦しくなる訳だ。「邪馬台国」は論理の飛躍があって中々面白い。このレベルで全篇揃えて貰えれば良かった。 論理展開の面白さ、奇抜さに重点を置いたせいか、登場人物の造型まで気が回らなかったようだ。宮田は鈍重、女性助手とバーテンダーは類型的、教授に至ってはいるかいないか分からない程。バーテンダーの松永が作るツマミが旨そうなのが唯一の取り柄か。 次作も世界史を対象に同じ趣向で出ているのだが、本作より更に落ちる。「邪馬台国」の原点に立ち返った快作を期待したい。 | ||||
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素直に面白かった。 「屁理屈も理屈」と言わんばかりに、仮説に仮説を積み上げる強引さを楽しむ本。 登場人物に魅力が乏しいが、論文を読み物調に改めたと思えばさほど気にならない。 表題の「邪馬台国はどこですか?」が秀逸で、「もしかしたら・・・」と錯覚させる、奇妙な説得力がある。 惜しいのは、収録されている作品に出来不出来がはっきりしていること。 「邪馬台国」レベルの作品が揃って入れば星4つ。 「信長」レベルであれば星1つだった。 最後に注意点を。 この本に出てきた「新説」に「へー!そうだったんだ!」と思ってしまう人には少々危険。 あくまで、「トンデモ系歴史学のパスティーシュ小説」と、思い、読まないと、軽いトンデモさんになってしまうでしょう。 | ||||
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