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フレンチ警部とチェインの謎
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フレンチ警部とチェインの謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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この業者の「フレンチ警部とチェインの謎」はAmazonの商品画像とまったく違うものが送られて来ます。他の業者さんのように商品説明にそのことは明記していません。シリーズで収集している方は要注意です。紛らわしい商品を出品して、クレームがあれば返品・返金で、あわよくば諦めて購入してくれれば儲けものという業者。他の商品も信用できません。 | ||||
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26年発表のクロフツの6作目でフレンチ警部ものとしては2作目。 本作はアリバイ崩しや殺人すら起こらないというかなりの異色編。 前半がチェインによる書類を巡る冒険小説風テイストで、後半はフレンチが登場するが、犯人も最初から分かっているので容疑者の絞り込み捜査もなく、ミステリーとしては暗号解読のみがメインとなる。 そして最後も海洋冒険風に解決と、本格趣向が全くないというクロフツの作品の中ではかなりの異色作で、ミステリーというよりジュブナイル冒険小説といった感じで対象年齢もやや低めの感じか。 クロフツの作品をある程度読んだ段階で読めばこんなのも書いていたのかと番外編的な興味が出るが、最初の一冊には全く向いておらず、クロフツをこれから読もうとしてこれを最初に読むと、何じゃこりゃ?となるのは確実。 クロフツにはあまりこういう趣向の作品は求めてないんだよなあ・・・。 | ||||
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クロフツ作品には珍しく、前半は主人公の冒険?から物語が始まって、主人公では、もう手におえない状況に陥り、フレンチ警部に事件として引き渡される事になる。最後はハッピーエンドなのが良かった。 | ||||
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クロフツによるフレンチ警部シリーズの長編。本作品は、クロフツお得意の鉄道アリバイ崩しものではなく、暗号解読もの。さらにストーリとしては暗号が主体と言うよりは、チェイン君の冒険譚と、フレンチ警部の推理が冴える冒険物語に近い。 クロフツのほかの作品にもこういう例はあるが、フレンチ警部は物語の半分が過ぎるあたりでようやく登場する、という構成だ。前半は、チェイン君が素人なりに苦労しつつ、降りかかる冒険に挑んでゆく話がちゃくちゃくとすすむ。そして後半に入って、フレンチ警部が事件を引き取り、足を使った地道な聞き込み捜査やらを逐次進めていき、しだいに捜査の網を絞っていき、そして・・・、という形である。途中に暗号解読の話があるが、そこがクライマックスと言うわけではない感じである。 本作は舞台が第一次大戦後の欧州であるので、そのあたりの時代も含めた背景事情がストーリにしっかり組み込まれている。日本だと横溝あたりが好んで書きそうなテーマかもしれない。 最後の結末のあたりはちょっとばかり、ベルヌとか、そういう時代の小説を髣髴とさせるものがあるが、まあ、そのあたりは良しとしましょう。ハッピーエンドなので読後感も良いし、クロフツというとアリバイ崩し、という固定観念を壊すのに良い読み物ですね。 | ||||
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推理小説とジャンルを決めるには ちょっと難のある本ですね。 ただ、クロフツ作品の欠点である冗長、展開が進むのが 遅いと言うものはこの作品では見られません。 お勧めはチェインの視点のほうでしょう。 下手ながらも事件を解決しようとする チェインの行動に心打たれます。 ただし、推理小説とは言うものの 犯人があらかじめわかってしまうのと ラストの終わり方が煮え切らないため 星は1つマイナスです。 | ||||
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原作は1926年=昭和元年発表で、クロフツの6番目の作品に当たる。訳者も書いているように、クロフツお得意のアリバイものではなく、友人から預かった手紙をめぐっていきなり陰謀に巻き込まれた素人の稚拙な追跡劇と、フレンチの暗号読解で構成されている。 正直、素人が活躍する前半部は緊張感もなく、早くフレンチは出てこないかと待ち望むほどであった。しかしフレンチが登場しても事態はさほど変らず、全体的に低調な1冊。 | ||||
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