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1000の小説とバックベアード
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1000の小説とバックベアードの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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エナメルを塗った魂の比重を先に読んだので、一寸気風の変わった正統派ミステリー?では 正直満足出来ませんでした。 まあでも此方の方が一般受けするのでしょうね。 読むと人によっては嫌悪感を受ける「読書家」も多分存在するでしょう。 「書淫」「活字中毒」「書痴」などの「愛語家」には劇薬かも知れません。 | ||||
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様々な先行文学作品への言及があって、筆者がいろいろあがいている苦労が読み取れました。 「二十七歳の誕生日に仕事をクビになるのは悲劇だ。ぼくは四年間務めた片説家集団を離れ、途方に暮れていた。 (片説は特定の依頼人を恢復させるための文章で小説とは異なる。)おまけに解雇された途端、読み書きの能力を失う始末だ。 謎めく配川姉妹、地下に広がる異界、全身黒ずくめの男・バックベアード。 古今東西の物語をめぐるアドヴェンチャーが、ここに始まる。三島由紀夫賞受賞作。」(表紙カバーの裏より) この作品の出自をたどるなら、村上春樹の『ハードボイルドワンダーランド』の形式に高橋源一郎の『日本文学盛衰史』を盛り込んで、 西尾維新がラノベテイストで軽妙に語り下すといった所でしょうか。先行作品に範をとりつつ換骨奪胎して、 さてそこで佐藤さん独自の作品になりえているかどうかは、私には疑問があります。 先行作品のいずれをも未消化なまま、あるいは表層を掬い取るだけで、この作家独自のテイスト―それまでの作品とは違った佐藤友哉らしさといえるもの― を出すまでには、消化/昇華されていないです。 | ||||
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読みながら、テレビの世界を舞台にした似たような小説が書けるなあと夢想していたら、 あ、この小説自体『フリッカー、あるいは映画の魔』と、構造がそっくりだ、と、 気付いた次第。 | ||||
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久々に佐藤友哉の小説を読んだ。 全然、変わっていなかったね。 無理に難しい言葉や言い回しを使っているな、という印象を受ける独特の文章。 伏線なしの唐突で強引なストーリー展開。 本人も本当は理解していないのではないだろうか?とも思える難解な純文学的表現。 これはまさに佐藤友哉の小説だ。 内容的にまるで売れそうにないのも佐藤友哉的だ。 | ||||
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良くも悪くも今風の小説という感じでした。 っていうか、いかにも三島賞受賞作っぽい。 まぁ、とにかく楽しめました。 | ||||
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