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(短編集)
別冊 図書館戦争II
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別冊 図書館戦争IIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全82件 61~80 4/5ページ
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緒方さんの話しは、正直あんまり。読んでて悲しくなりました。ラストの雪解けの予感だけでは物足りない…。 柴崎&手塚のお話も、とにかく怖かったです。お互い素直になれない二人には、ここまでしないと駄目なのか。まぁ、終わりよければ全てよし、なんでしょうかね。 堂上&郁の結婚式シーンもあったのに、小牧&鞠江のはなかったのは残念。ず〜っと仲良しだから、イマサラ面白みは無いと判断されたのかな? シリーズのオーラスには読後感がいまひとつ…。 | ||||
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最初に言っておくと、 これと言って柴崎が好きで好きで仕方がないわけではない。 (他のキャラと同じようにという意味では、好きなことは好きだけど) それでも、柴崎をもういじめんなぁ、と思うくらい 柴崎の状況が悪化する。 かなり重い。 読みながらの心境 なんでもええから手塚何とかせんかい! ここからが気になったところ。 あとがきによると、作者の旦那さんの意見を取り入れて話を少し伸ばしたそうですが、 旦那さんはこれで相殺できたのかな。 自分はできなかったみたい。 いまいちスッキリしきれなかった(と思う)。 あそこまで行ったら手塚と柴崎にはもっとべた甘になってもらわんと……。 それくらい大変だったんだから。 なんにせよ、これで本編でスッキリさせられなかった二人の関係にも片を付けられるので、 ファンの人なら読んでいいんじゃないかなぁ、どうかなぁ。 本編は社会が抱えている問題、これは人間の抱えている問題を特に扱っていると思うので、 そのあたりで合う合わないはあるかもしれない。 | ||||
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緒方さんの話はとても面白かった。 けっこう影の薄いキャラだったので、まさか彼メインの話が来るとは。 また、柴崎+手塚編も話の展開がすばらしかった。 柴崎の同室の女性(前半時点)は、少しめんどくさい性格だけど、普通にいい人だと思っていたのに・・。 そして、最後のハッピーエンド。 さすがベタ甘。 これだけなら文句なしの5点なんですが。 少し引っかかったところがありまして。 (ネタバレ気味です) たとえば、郁たちが隊員を殴って回り、ランニングさせるあたりとか。 確かに、酷いことだと思いますし、郁が犯人に裏拳入れたシーンは好きですが。 親友や、仲間としての怒りを、あまり面識のない筈の部下に求めるのは違うかなって。 ていうか、あの写真が出回った時点で、彼らは報告しようが黙ってようが結局殴られたんですよね。不幸というかなんというか。 ただ、上にも書いたように緒方さんの過去話や。 ストーカー犯を突き止めるくだりや。 熊殺し(夫)の過去話などはとても楽しめるので、手にとってもらえるとなんかうれしい。 | ||||
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本自体はごつい。立派な装丁。 世界観、キャラクターも立派。 世界設定はフィクションだが、細かいところにはリアリティがある。 けど『やっぱライトノベルなんだなー』と思います。いい意味で。 簡単に読めます。時間もかからない。5時間ぐらいで読めたような気がします。 構成として3つの話があります。 一番ボリュームがあったのは三番目、 柴崎と手塚とを取り上げた「背中合わせの二人」 。 この話に描かれていた「ストーカー問題」。いやぁ読んでて怖かった。 ストーカーが持つ自己中心の考え方。 いわゆる「自己チュー」なんて軽く表現できるようなもんじゃないです。 作者は参考文献や取材をもとに書いたでしょうが 似たような体験をしている人が実際にいる、と思うといたたまれないです。 本としてはすごく面白いです。 最後にはハッピーな気分になれます。 オススメです。 | ||||
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正直第一冊目の図書館戦争からこんなにも長く続く作品になるとは思ってもみませんでした。またメディアミックスもすすでいますので、まさに著者の代表作に仕上がったシリーズ。 今回の作品は甘い甘いラブコメだけではなく、ストーカー犯人との戦いもあり、ちょこっと重めになっています。それでも今までにあまり注目を集めていなかった(?)キャラへもしっかりと焦点が当てられて、シリーズ作品として、また別冊作品としても上出来な仕上がり。 是非本編を読んで、本作品を手にとって楽しんでもらいたい。 | ||||
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〈図書館〉シリーズにおいて、柴崎というキャラは、ある意味、 われわれ読者の代表の役割を担っていたように思います。 本来なら、ヒロインである郁とは反目するような位置にいる彼女が、むしろ郁と堂上の 「おとぎ話」のような恋愛を陰に陽にサポートしているのは、その証左でしょう。 自分が「物語」には参入できないことは十分自覚しながらも、 「物語」への憧憬を捨て去ることはできない――。 彼女は、そんな現代人のセンシティブな心性を反映する人物なのです。 シリーズ本編において、周囲の超人的なエキスパートたちと肩を並べさせるため、伏線なしで 情報部候補生という設定が追加されたり、手塚と同僚以上恋人未満の関係となって彼と 彼の兄との調整役という、ある意味非常においしいポジションを獲得したりと、ぶっちゃけ 少々ご都合主義なのではと苦笑いしたものですが、普通人である彼女が「物語」と関わる 落としどころとしては、やむを得ない選択だったようにも思います。 しかし、本編での彼女は、依然一般的な恋愛の幸福からは距離のあるキャラのままでした。 本作では、そんな柴崎の、その後の恋愛が描かれています。 ストーカーという陰湿かつ卑劣な事件が扱われているのですが、プライドが高く、 素直になれない柴崎と、奥手な手塚を結びつけるには、それくらいの「劇薬」が 必要だったということなのでしょう。 なにより、クライマックスにおける柴崎の魂の叫びにはこちらも感無量。 なんだ、かわいいじゃん、柴崎。 そしておめでとう、晴れて「おとぎ話」のヒロインになれたね。 やっぱり「おとぎ話」はハッピーエンドじゃないと! | ||||
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いきなり、まさかまさかの緒形さんの切ない恋の話からはじまります。 この意外性!!有川さん、やってくれますね〜。 今回はメインになるのが郁じゃなくて柴崎な分、前作ほどベタ甘じゃなく、ハチャメチャでもない。 郁&堂上のまだまだ甘い結婚生活も少しは描かれるものの、 あくまで柴崎と手塚が「素直になるまで」を描いています(ニヤリ) 普段は絶対人には見せないような柴崎のレアな女の子な一面や人間的な部分やっと見ることができてなんだか安心しました。 よかったね、柴崎(^_^) ベタ甘を期待してる人には今作は物足りないかもしれません。 でも、今作ではあまり触れられない小牧&毬江ちゃんへのフォローも最後にきちんとあるし、 おさまるべきところにちゃんとおさまっています。 みんなに幸せになってほしい・・・・。 こんなに登場人物を身近に感じ、彼らの幸せを祈った作品は初めてです。 有川先生、ありがとうございました! | ||||
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完結編。 気になるあの二人も落ち着くべきところに落ち着いた、という感じ。 別冊なので 図書を巡る良化隊との攻防は本編ほどないので 恋愛物として楽しむことが出来る1冊。 1ほどベタ甘ではないので 人前で読んでも大丈夫な1冊です。 前5章からなり 1は副隊長緒方の若かりし頃の恋物語。 2は堂上小牧の若かりし頃の物語。 3〜5が柴崎・手塚の恋物語。 柴崎・手塚に関しては図書館戦争の頃より 絶対にどうにかなるだろう、でもどうにもなって欲しくない、という 個人的な願いもあったけれども、 やはり、という展開で・・・・。 しかしこうならないと納得できないかなぁ〜とも思いつつ、 二人の気持ちを確かめる事件が こういう事件だと、ちょっと後味悪くないですか?有川さん。 柴崎ファンとしては・・・。 緒方副隊長のエピソードを持って来られたのは意外。 てっきり小牧・毬江コンビか玄田隊長あたりの甘い話かと期待してましたが、 これはこれで切ない、しかし、今後の展開は甘い話になるんじゃないか、という 期待も大きい話でした。 あ、郁&篤の堂上夫妻も随所に相変わらず甘い関係を 魅せてくれてるのが何よりです。 | ||||
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正編からすると事後談になります。 冒頭、堂上夫妻の甘い新婚生活をベースに、緒方の隠された過去(?)の切ない恋愛物語が語られます。 後半は、「ストーカー問題」を取り上げ、その展開の中で、今までもやもやとしていた柴崎と手塚の間にも決着が付けられます。 従って、この作品は完全に「図書館戦争」の本論は物語のバックに下がり、ラブ・ストーリーになっています。 ただ、その中でも「ストーカー問題」に切り込み、その卑劣さをきちんと書き込んでいます。 個人的には、緒方の秘められた過去が語られ、その一人の女性への恋心が語られる「もしもタイムマシンがあったら」の部分が気に入りました。 | ||||
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自分が何をしたいのかを明確に自覚している人は、やっぱりカッコイイ。でも、普通に学生をやって平和に生きてきた人間が使命感に目覚めるなんて、そうはない訳で、何かしらの転機があって変わっていくのだろう。それには、稲嶺前指令にとっての日野の悪夢なんて歴史的大事件でなくとも、笠原にとっての王子さま事件のように、自分が受けるインパクトの大きな出来事があればよいのだと思う。 第一話は、本編でもあまり大きく取り上げられることのなかった、どちらかといえば良識派の緒方副隊長の過去話。ごくごく普通の大学生だった緒方が、何となく就職して、何となく生活に慣れてしまい、そして破綻する…だけで終わらずに、明確な目的を持って生き方を変えていく姿がカッコイイ。この話を読むと、緒方の根幹は以外に玄田隊長に似ているんだなあと思えてくる。 そして、本作の過半を占めるのが、手塚と柴崎の物語。ここまで追い詰めるか、というほど追い詰めておいての最後ハッピーな展開は、落差が激しい分、キラキラして眩しく見える。 ところで、銃火器の使用が禁じられた後の図書隊と良化隊の抗争はどのように変化したのだろう?戦争がなくなったら軍隊はどうなるか、という命題にも思えて、ちょっと気になります。 | ||||
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恋愛小説家の本領発揮。 特に第一章の「もしもタイムマシンがあったら」が秀逸。 緒方副隊長の大学時代の恋愛物語で、 緒方はアクの濃い図書館戦争のキャラクターの中では影が薄いが、 逆にそれが上手に活かされていた。 演出が最高。 言うべき事を言わずにいた為に 彼女の信頼を全て失い、別れを告げられる。 「私も好きだったよ。でもおしまい」 と穏やかに、だけど決然と恋人から別れを告げられるシーンで、 不覚にも涙してしまった。 そう来るか、反則だと思わず、唸らせる。 「昔の話を聞かせて」は堂上と小牧の過去話。 「背中合わせの二人」は柴崎と手塚の話。 予想通りのストーリで、甘い甘い。 良くも悪くも想定内。 決してつまらない訳ではないが、これだけだったら多分★4つ。 だが、やはり「もしもタイムマシンがあったら」が凄過ぎる。 これだけで★5つの価値あり。 ということで、★★★★★ | ||||
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帯にも書かれているとおり「そんで、結局あの人たちは?」という疑問を持っていた読者に贈る、別冊。 楽しんで読むことができました。 「もしもタイムマシンがあったら」 元メディア良化委員会所属だった緒方副指令の恋の話、狙撃手進藤との話です。 甘いだけでない恋の話です。 その後の展開にも心温かくさせられました。 「昔の話を聞かせて」 向こう見ずで直情型だった堂上と冷静沈着な正論派小牧のお話です。 若い頃なので、結構堂上が無茶をしています。 熊殺しの話もバッチリ書かれています。 この二人は初めから仲が良かったわけではないんだな〜と…。 学生時代に1位を争っていたという背景も書かれていて、読んでいて楽しかったです。 「背中合わせの二人」 情報屋柴崎と頑なな少年手塚のその後のお話。 図書隊で高嶺の花的存在の柴崎に、ストーカーが付きまといます。 それを彼氏のふりをして守る手塚に切なくなりました。 とんでもない事件にまで発展するのですが…お互いの気持ちを確認し、幸せになれたので良かったです。 堂上夫妻では描かれなかった結婚式のことも細かく書かれています。 別冊2ということで、堂上夫妻はメインではありませんが、ファンにはたまらない1冊ですね。 | ||||
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別冊Iのときは本当に楽しかったです。それに比べるともの足りない気はしますが、柴崎と手塚のその後を読めてよかったです。でも、本当はこの別冊'Uの続きが存在しない状態のままで「あの二人のその後は??」となぞだったほうが私ごのみだったのかもしれません。いや、本屋でこの本を見かけたときすんごい嬉しくて、速攻買ったんだけど・・・。おもしろかったはおもしろかったけど、やっぱり柴崎さんが主人公だと、ハチャメチャ感はないので、その点が私の満足感が得られなかったのでしょう。でもそういうキャラだからしょうがないんだけど!!まぁまぁかな・・というところです。でも、一気に読みましたけど(笑) | ||||
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緒形さんのお話が良かった。出来ればその後も欲しかったなぁ。柴崎手塚の式に二人が参列したとか、ちらっとした一文でも良いので。 最後のお話は。ああ、やっぱり女性が書いとるなぁという現実的な気持ち悪さ。ほんと、これは女性じゃなきゃ書けない。 この話まで読んでてアレですが、やっぱりこのシリーズは総じてライトノベルの空気ですね。”隊”としては空虚です。 最後の著者紹介に”ライトノベル作家”って書いてあって無駄に安心しました。 | ||||
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たぶん、手塚×柴崎コンビはくるとはおもってたし、それに小牧か玄田カップルがくるかと思ってたら、緒方さんのエピソードが前半にどーんときて、隙をつかれた感じでした。他の方も書いていらっしゃいますが、後半にも、もう少しあの続きがほしかったです。どうなったのかなーなんて気になってしまいます。 それにしても、特殊部隊の方達は、同じような恋愛体質が集まってるのかな、とも感じます。 別冊1が甘すぎて、もうあんなのはこりごりって方でも、別冊2は楽しめると思います。最後は、一緒に感動して、喜んでしまいました。 | ||||
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実に二年半に及んだシリーズを追い続けた読者に贈られるスピンアウト第2弾。 誰が何と言おうとこれが最終最後の1冊。 有川ファン垂涎の一作。 というわけで今度こそのシリーズ完結作。 今回は緒形副隊長を主軸に彼と進藤の思い出話と堂上・小牧ペアが新米だった頃の失敗談の2話をオドーブルに。 そしてー事の予想通りに柴崎・手塚のカップリングをフォローするエピソードがメインとして収録されています。 笠原・堂上のペアはシリーズ開始当初からすぐにそれと知れる規定路線でした。 かなり早い時期からラブラブし始めても居ましたし、成行が気になるという観点ではある種こちらの方が楽しみだった人も居るのではないでしょうか。 (あとがきで有川さんも当初はこの二人がくっつく予定はなかったと語られています) そしてその期待に見合うだけの結末が待っている、と太鼓判を押せる仕上がり。 とにかく読後感の良さならシリーズ一番かも知れません。 その分中盤の嫌悪感は相当のものですが、谷深ければ山高し。 あまりにも辛いようであれば(ストーカー絡みの話になります。男の俺ですら気持ち悪かったので女性の読者には少しキツいかも)、 多少読み急いででも結末まで辿りつくべきかと思います。 ちなみにラストがここまで綺麗な展開になったのは下読みをした旦那さんのアドバイスによるものとの事。 (どういった展開になったかは重大なネタバレですので控えさせていただきます) グッジョブです、旦那様(笑)。 そして柴崎手塚の両名、特に柴崎にですが…おめでとうの言葉を。 正直な話、主要人物は誰でも彼でも結びつけて幸せにしとけ、というようでシリーズ3冊目にあたる革命以降生じた柴崎・手塚のカップリングが成立しそうな流れにいまひとつ納得がいっていなかったのですが、今回ばかりは納得せざるを得ませんでした。 新人トリオの中で唯一変化に乏しかった柴崎の成長を描いたという意味でも納得・充実の話です。 恋って素敵ですよねー、とこっ恥ずかしい感想をあえて残そうと思いました。 | ||||
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「そんで、結局あの人たちは?」の柴崎手塚がメインです。 それ以外にも緒方副隊長の切なくとも温かな青春話。堂上教官の新米時代の話など盛りだくさんです!! すっかり堂上夫婦がラブラブになって「ああ夫婦らしい雰囲気だなぁ〜」と思わせてくれる場面が多々あり、本当に楽しませてもらいました。 結果的には柴崎が予想外の変貌。 同性なのに、すっごく可愛いなぁ、と思います。手塚は本編ではヘタレ?的な感じでしたが物凄くカッコよかったです!! 堂上夫妻とはまた違った甘さを楽しんでもらいたい。 これにて幕引き、とのことですので、別冊シリーズも終わりみたいです。 本音を言えば玄田隊長の過去話とか、結局掘り下げられなかった小牧教官と毬江ちゃんのこととか、もっともっと書いて欲しいです。 けれどこのシリーズに出会えて本当に幸せでした。 有川先生、ありがとうございます。 | ||||
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どうしてこの方は、こうも幸せにしてしてくれちゃう話ばかり書けるんでしょうか! っていうくらい、いっぱいい〜っぱい幸せをもらいました!!! 最初からやられっぱなしですよ、本当に。 わたし個人としては、手塚×柴崎が気になっていて、一騒動ありながらも手塚が柴崎に上手く手綱を操られるのだろうくらいに思っていましたが、それどころではありません!ドーンと目白押しでした。ここで話ちゃ面白くないので、最後はお楽しみに!ですが。 私が一番気にいったのは緒方さんのエピソードでした。緒方さんでくるとは思っていなかったので。 こんな恋は苦しかろうと思いましたが、とても真摯に真面目な緒方さんのお話らしかったです。切ないなぁ… とにかく、全編、最初から最後まで、心臓鷲づかみでした! みなさんお幸せに! | ||||
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表紙の柴崎を見たときから、「ガンバレ手塚」と思っていた。 この二人、手塚ががんばらないことには、どーにもならない、という予測をしたのだ。 手に取った本を開いてみると、第一章は、良化隊員サイドに触れた緒方副隊長の物語。 次に、堂上&小牧がルーキーだった頃の思い出話。 そして、柴崎と手塚の顛末であり、私の上記の叫びに戻る。あんたら、そこからちっとも進んでいなかったのか!? 柴崎の恋愛のクセは、我が身を見るようで、ときどき痛い。図書館戦争の中で、私にとって一番シンパシーを感じていたキャラクターだった。 幸せなカップルを見るのが好きだ。奥さんや子どもたちを大事にしている男性を眺めるのが好きだ。いいなぁと眺めながら、ほのぼのとした穏やかな気分をわけてもらう。 だから、その柴崎が、自分を大事にしてくれる人で自分が大事にしたい人を見つけたことが嬉しかった。読んでいて、涙が出てくるぐらい、嬉しかった。 郁の成長も大きい。結婚してからも、郁と堂上のよい夫婦っぷりが微笑ましくも安定していて素晴らしく素敵だ。 これが終わりなんて信じられないぐらい、だけど、終わりにある意味ふさわしい。 主役のカップル達がいつまでも幸せに暮らしました、と信じられるような、そんな別冊だったから。 でも、まだ終わりにしたくないから、また何度も何度も本を開くのだ。 | ||||
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前回の別冊はそりゃーもう、あまくてあまくて読んでられないって感じだったのに対し、今回は手塚と柴崎らしく甘さ控えめなビターチョコってかんじでした。 今回は主に柴崎の考察・心情が掘り下げられて描かれています。 柴崎=美人+頭がいいっていうのは完璧なようであって、以外にやっかいな性格だ。 他人を分析する能力は超A級なのに、自分のこととなると頭がキレる分プライドも邪魔したりそのくせ以外に純情!?だったりしてややこしい。 どうこう言って、柴崎が一番気苦労の多くて人間味のあるキャラだなと思ったり(笑)・・・ 高飛車なのに繊細で、強いのに脆くて、器用なのに不器用で・・・『表』と『裏』が複雑に絡まりあっている柴崎の性格大好きです。 手塚も頼りがいのある男になって、大人になったなーなんて思ったりしました。でも、柴崎の尻に敷かれるのは間違いないっっ・・てかんじで笑えます。ここの主従関係は一生逆転しないんだろうな。 それにしても、図書特殊部隊の男たちはつくづくカッコイイ。こんな面々がいる職場だったらぜひ働いてみたい!!(いるわけない) 最後に、個人的には緒方さんのエピソードが変化球で素敵でした。(玄田隊長あたりが来ると思っていたので) | ||||
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