Xの悲劇

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

Xの悲劇の評価:

4.05/5点 レビュー 107件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.05pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全186件 21〜40 2/10ページ
No.166
(4pt)

全く内容を忘れてしまっていた!

最近、推理小説の古典を読み直しているんだけど、本作は冒頭の殺人シーン以外完全に忘れてしまっていた! もしかしてボケてきたんじゃ?なんて思った次第。
 内容的には、良くも悪くも本格推理小説だということだと思う。パズルの一種だと考えて読めば楽しめる。というかパズルとしては今もって一級品だと思うんだけど…。この後推理小説もどんどん洗練されて、進化して、小説としてというか、文学としてというべきか迷うが、リアルさ、心情描写の迫真性、人物像の破綻の無さといったものが微細に描かれるようになってきてるから、そういうものを基準に評価したら、だいぶ厳しい結果になりそうである。でも、本作のような傑作があったればこそ、今があるわけで、そこは考えないといけないんじゃないかな…。クイーン自身、作品の質が変わっていくんだし、この作品はまだ初期のものなんだしね…。
 それで再読して思ったんだけど、3人目の被害者の娘って、犯人の実の娘だよねえ? その辺踏み込んでくるのかな?なんて思ったんだけど、それだったら内容覚えてたのかな?なんて思っちゃった。たぶん現在の作家さんだったら、そこらへんで愁嘆場を用意するんだろうな…。でもでも、「ベンスン」でも「グリーン家」でも被害者の家に親子の関係が明らかにされてない親子がいて、事件の鍵を握ってたりするから、やはりヴァン・ダインのプロットを意識的に使いまわしてるんじゃ…なんて思っちゃう。ほんで明らかにされていない親族関係なんていうと、やっぱり横溝正史ってことになっちゃうんだけど、この辺りやっぱり影響受けてるんだろうね…なんて思っちゃう。
Xの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104010
No.165
(2pt)

最後のオチが残念

エラリー・クイーンは、コナンドイルやアガサクリスティと肩を並べる推理小説家として知られる。しかし、ドルリー・レーンの探偵シリーズが、ホームズやポワロのように読まれていない理由も読んで理解できた。
 ドルリー・レーンシリーズを読んだのは最近だが、もっと早くに読んでおけばよかったという後悔はない。推理小説ジャンルの資料の一つとして読んで差支えはない。
 この作品の長所であるが、名俳優による素人探偵の活躍という奇抜なアイデア、シェイクスピアの世界観を取り入れいてる点、登場人物たちのキャラ立ち、描写力などは今もって一級品である。当時の観点からすれば、星4つの高い評価だったのであろう。しかし、作品はどうしても現在からの評価をつけざるをえない。逆に、現在の観点からも高い評価が得られる作品こそ不朽の名作である。
 当時の推理小説は一般的に、推理に力を入れて、犯人の動機に力をいれていない。おまけ程度の扱いである。Xの悲劇は、犯人の動機が世界一級品であり、日本の作家が真似をできない設定をしている。現代のハリウッド映画にあってもおかしくないほどのスケールがある。にもかかわらず、最後の方で、さらり触れられる程度で、活かしきれていない。そのために、期待は裏切られ、退屈してしまう。ドルリー・レーンの長々として推理を聞くよりも、犯人側からの視点でもっと多くのページを割いて、犯人の心情と怨念を鮮明に描ければ、不朽の名作になったのではないかと思える。
 現代の作家が、大胆にリライトすればかなり面白いものができるのではないかと思える。この点が極めて残念であり、本書の作品を退屈にさせている点でもあるので、星2つ減としたい。
 以下の点は、本作の短所である。ネタバレがあるので、未読の方は気を付けていただきたい。

・一つ目の殺人の凶器は、針に少し触れるだけで死に至る。この凶器を胸ポケットにいれていつも持ち運ぶのは不可能である。しかも、車掌がどうやってロングストリートのポケットに忍ばせることができたのか不明で、忍ばせる瞬間も電車は揺れるので犯人にとっても危険である。
・第二の殺人はすり替え殺人だが、無論現在では不可能な手口である。しかし、当時であってもかなり身元洗いが杜撰である。体格をまったく似せるというのは難しい。それに、殺されたクロケットはかなりの資産を有しているはずであり、行方不明となれば大騒ぎとなり、たとえカナダに住んでいようともアメリカに伝わったのではなかろうか(そのため、カナダ在住で秘密裏に大金が送金されたという設定なのだが)。クロケットは株式会社の売り上げの3分の1が手に入るのだから、豪邸に住み、妻(もしくは愛人)や大勢の召し使いを雇っていたはずである。大勢の関係者が忽然と姿を消して戻ってこない主の消息を求めないのはありえないであろう。
・犯人が全て犯行を成し遂げた後に、車掌勤務していたのはなぜか。そもそも、5年前から練りに練っていた殺人である。復讐を果たし終えた後も通常通り車掌勤務をするとは考えられない。
・犯人と生き別れになった娘との関係が全く描かれていない。犯人は犯行の前後、必ず娘が気になるはずである。娘との関係(殺された妻との関係)も描かれていないため、犯人の人物像に深みがなくなる。
・素人探偵ものでは仕方ないことだが、警察や検事から公権力が与えられている点。現在では、個人情報保護や権限の明確化から、臨時に役職が与えられない限り、個人情報も捜査の権限も与えられない。当時からしても、ドルリー・レーンは、単独で行動し、相手に証明書を見せず、検事から依頼されているんだといって情報を聞き出す。ドルリー・レーンが正義の側であるからこそ、許されるが、悪用する側なら考えものである。
・ドルリー・レーンは名俳優である。名俳優は演劇の稽古で毎日が大変である。それにもかかわらず、いつ、どこで、なぜ、警察も及ばない超人的な捜査能力と技術を身につけたのかが不明で、この謎は最後まで解けなかった。どこかの書で書かれているかもしれないが、これだけの長編ならば、1ページ分ぐらい書いてもよかったはずである(著者のあらゆる本を読まなければ理解できないという設定は一般読者を無視した身勝手なものである)。それゆえ、ドルリー・レーンの犯罪への姿勢が伝わってこない。

以上の点は、小説であり、独創性を生かすためにやむをえない点もある。しかし、次の点は致命的である。3つ目の殺人におけるダイイング・メッセージは本書のタイトルであり、肝の部分である。最後の方に登場して、しかも最後の落ちが車掌の切符切りのマークでは、がっかりする。なぜ、The Tragedy of Xなのか、疑問が解けない。Xは犯人に深く関係していないといけない。もし、この切符切りがFならどうするのか?切符切りを交換することだってありえるはずである。犯人がウルグアイにいた時からの因縁があればよかったであろう。これは本書の最大の欠点であり、星1つ減とせざるをえない。

 本書が推理小説の古典であることに異論はない。ただし、面白さ、感動といった点では、やはり古びてしまっている。当時の一級作品でさえ、90年も経てば古びてしまう。ある意味、現在でも読まれるというのは、本物としての価値があると思う。現代から見て星2つというのは決して悪い評価ではない。日本の現代小説で、90年も経って本書より高い評価を得られるかははなはだ疑問である。
Xの悲劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (角川文庫)より
4042507158
No.164
(2pt)

最後のオチが残念

エラリー・クイーンは、コナンドイルやアガサクリスティと肩を並べる推理小説家として知られる。しかし、ドルリー・レーンの探偵シリーズが、ホームズやポワロのように読まれていない理由も読んで理解できた。
 ドルリー・レーンシリーズを読んだのは最近だが、もっと早くに読んでおけばよかったという後悔はない。推理小説ジャンルの資料の一つとして読んで差支えはない。
 この作品の長所であるが、名俳優による素人探偵の活躍という奇抜なアイデア、シェイクスピアの世界観を取り入れいてる点、登場人物たちのキャラ立ち、描写力などは今もって一級品である。当時の観点からすれば、星4つの高い評価だったのであろう。しかし、作品はどうしても現在からの評価をつけざるをえない。逆に、現在の観点からも高い評価が得られる作品こそ不朽の名作である。
 当時の推理小説は一般的に、推理に力を入れて、犯人の動機に力をいれていない。おまけ程度の扱いである。Xの悲劇は、犯人の動機が世界一級品であり、日本の作家が真似をできない設定をしている。現代のハリウッド映画にあってもおかしくないほどのスケールがある。にもかかわらず、最後の方で、さらり触れられる程度で、活かしきれていない。そのために、期待は裏切られ、退屈してしまう。ドルリー・レーンの長々として推理を聞くよりも、犯人側からの視点でもっと多くのページを割いて、犯人の心情と怨念を鮮明に描ければ、不朽の名作になったのではないかと思える。
 現代の作家が、大胆にリライトすればかなり面白いものができるのではないかと思える。この点が極めて残念であり、本書の作品を退屈にさせている点でもあるので、星2つ減としたい。
 以下の点は、本作の短所である。ネタバレがあるので、未読の方は気を付けていただきたい。

・一つ目の殺人の凶器は、針に少し触れるだけで死に至る。この凶器を胸ポケットにいれていつも持ち運ぶのは不可能である。しかも、車掌がどうやってロングストリートのポケットに忍ばせることができたのか不明で、忍ばせる瞬間も電車は揺れるので犯人にとっても危険である。
・第二の殺人はすり替え殺人だが、無論現在では不可能な手口である。しかし、当時であってもかなり身元洗いが杜撰である。体格をまったく似せるというのは難しい。それに、殺されたクロケットはかなりの資産を有しているはずであり、行方不明となれば大騒ぎとなり、たとえカナダに住んでいようともアメリカに伝わったのではなかろうか(そのため、カナダ在住で秘密裏に大金が送金されたという設定なのだが)。クロケットは株式会社の売り上げの3分の1が手に入るのだから、豪邸に住み、妻(もしくは愛人)や大勢の召し使いを雇っていたはずである。大勢の関係者が忽然と姿を消して戻ってこない主の消息を求めないのはありえないであろう。
・犯人が全て犯行を成し遂げた後に、車掌勤務していたのはなぜか。そもそも、5年前から練りに練っていた殺人である。復讐を果たし終えた後も通常通り車掌勤務をするとは考えられない。
・犯人と生き別れになった娘との関係が全く描かれていない。犯人は犯行の前後、必ず娘が気になるはずである。娘との関係(殺された妻との関係)も描かれていないため、犯人の人物像に深みがなくなる。
・素人探偵ものでは仕方ないことだが、警察や検事から公権力が与えられている点。現在では、個人情報保護や権限の明確化から、臨時に役職が与えられない限り、個人情報も捜査の権限も与えられない。当時からしても、ドルリー・レーンは、単独で行動し、相手に証明書を見せず、検事から依頼されているんだといって情報を聞き出す。ドルリー・レーンが正義の側であるからこそ、許されるが、悪用する側なら考えものである。
・ドルリー・レーンは名俳優である。名俳優は演劇の稽古で毎日が大変である。それにもかかわらず、いつ、どこで、なぜ、警察も及ばない超人的な捜査能力と技術を身につけたのかが不明で、この謎は最後まで解けなかった。どこかの書で書かれているかもしれないが、これだけの長編ならば、1ページ分ぐらい書いてもよかったはずである(著者のあらゆる本を読まなければ理解できないという設定は一般読者を無視した身勝手なものである)。それゆえ、ドルリー・レーンの犯罪への姿勢が伝わってこない。

以上の点は、小説であり、独創性を生かすためにやむをえない点もある。しかし、次の点は致命的である。3つ目の殺人におけるダイイング・メッセージは本書のタイトルであり、肝の部分である。最後の方に登場して、しかも最後の落ちが車掌の切符切りのマークでは、がっかりする。なぜ、The Tragedy of Xなのか、疑問が解けない。Xは犯人に深く関係していないといけない。もし、この切符切りがFならどうするのか?切符切りを交換することだってありえるはずである。犯人がウルグアイにいた時からの因縁があればよかったであろう。これは本書の最大の欠点であり、星1つ減とせざるをえない。

 本書が推理小説の古典であることに異論はない。ただし、面白さ、感動といった点では、やはり古びてしまっている。当時の一級作品でさえ、90年も経てば古びてしまう。ある意味、現在でも読まれるというのは、本物としての価値があると思う。現代から見て星2つというのは決して悪い評価ではない。日本の現代小説で、90年も経って本書より高い評価を得られるかははなはだ疑問である。
Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701415
No.163
(2pt)

最後のオチが残念

エラリー・クイーンは、コナンドイルやアガサクリスティと肩を並べる推理小説家として知られる。しかし、ドルリー・レーンの探偵シリーズが、ホームズやポワロのように読まれていない理由も読んで理解できた。
 ドルリー・レーンシリーズを読んだのは最近だが、もっと早くに読んでおけばよかったという後悔はない。推理小説ジャンルの資料の一つとして読んで差支えはない。
 この作品の長所であるが、名俳優による素人探偵の活躍という奇抜なアイデア、シェイクスピアの世界観を取り入れいてる点、登場人物たちのキャラ立ち、描写力などは今もって一級品である。当時の観点からすれば、星4つの高い評価だったのであろう。しかし、作品はどうしても現在からの評価をつけざるをえない。逆に、現在の観点からも高い評価が得られる作品こそ不朽の名作である。
 当時の推理小説は一般的に、推理に力を入れて、犯人の動機に力をいれていない。おまけ程度の扱いである。Xの悲劇は、犯人の動機が世界一級品であり、日本の作家が真似をできない設定をしている。現代のハリウッド映画にあってもおかしくないほどのスケールがある。にもかかわらず、最後の方で、さらり触れられる程度で、活かしきれていない。そのために、期待は裏切られ、退屈してしまう。ドルリー・レーンの長々として推理を聞くよりも、犯人側からの視点でもっと多くのページを割いて、犯人の心情と怨念を鮮明に描ければ、不朽の名作になったのではないかと思える。
 現代の作家が、大胆にリライトすればかなり面白いものができるのではないかと思える。この点が極めて残念であり、本書の作品を退屈にさせている点でもあるので、星2つ減としたい。
 以下の点は、本作の短所である。ネタバレがあるので、未読の方は気を付けていただきたい。

・一つ目の殺人の凶器は、針に少し触れるだけで死に至る。この凶器を胸ポケットにいれていつも持ち運ぶのは不可能である。しかも、車掌がどうやってロングストリートのポケットに忍ばせることができたのか不明で、忍ばせる瞬間も電車は揺れるので犯人にとっても危険である。
・第二の殺人はすり替え殺人だが、無論現在では不可能な手口である。しかし、当時であってもかなり身元洗いが杜撰である。体格をまったく似せるというのは難しい。それに、殺されたクロケットはかなりの資産を有しているはずであり、行方不明となれば大騒ぎとなり、たとえカナダに住んでいようともアメリカに伝わったのではなかろうか(そのため、カナダ在住で秘密裏に大金が送金されたという設定なのだが)。クロケットは株式会社の売り上げの3分の1が手に入るのだから、豪邸に住み、妻(もしくは愛人)や大勢の召し使いを雇っていたはずである。大勢の関係者が忽然と姿を消して戻ってこない主の消息を求めないのはありえないであろう。
・犯人が全て犯行を成し遂げた後に、車掌勤務していたのはなぜか。そもそも、5年前から練りに練っていた殺人である。復讐を果たし終えた後も通常通り車掌勤務をするとは考えられない。
・犯人と生き別れになった娘との関係が全く描かれていない。犯人は犯行の前後、必ず娘が気になるはずである。娘との関係(殺された妻との関係)も描かれていないため、犯人の人物像に深みがなくなる。
・素人探偵ものでは仕方ないことだが、警察や検事から公権力が与えられている点。現在では、個人情報保護や権限の明確化から、臨時に役職が与えられない限り、個人情報も捜査の権限も与えられない。当時からしても、ドルリー・レーンは、単独で行動し、相手に証明書を見せず、検事から依頼されているんだといって情報を聞き出す。ドルリー・レーンが正義の側であるからこそ、許されるが、悪用する側なら考えものである。
・ドルリー・レーンは名俳優である。名俳優は演劇の稽古で毎日が大変である。それにもかかわらず、いつ、どこで、なぜ、警察も及ばない超人的な捜査能力と技術を身につけたのかが不明で、この謎は最後まで解けなかった。どこかの書で書かれているかもしれないが、これだけの長編ならば、1ページ分ぐらい書いてもよかったはずである(著者のあらゆる本を読まなければ理解できないという設定は一般読者を無視した身勝手なものである)。それゆえ、ドルリー・レーンの犯罪への姿勢が伝わってこない。

以上の点は、小説であり、独創性を生かすためにやむをえない点もある。しかし、次の点は致命的である。3つ目の殺人におけるダイイング・メッセージは本書のタイトルであり、肝の部分である。最後の方に登場して、しかも最後の落ちが車掌の切符切りのマークでは、がっかりする。なぜ、The Tragedy of Xなのか、疑問が解けない。Xは犯人に深く関係していないといけない。もし、この切符切りがFならどうするのか?切符切りを交換することだってありえるはずである。犯人がウルグアイにいた時からの因縁があればよかったであろう。これは本書の最大の欠点であり、星1つ減とせざるをえない。

 本書が推理小説の古典であることに異論はない。ただし、面白さ、感動といった点では、やはり古びてしまっている。当時の一級作品でさえ、90年も経てば古びてしまう。ある意味、現在でも読まれるというのは、本物としての価値があると思う。現代から見て星2つというのは決して悪い評価ではない。日本の現代小説で、90年も経って本書より高い評価を得られるかははなはだ疑問である。
Xの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104010
No.162
(3pt)

分かりにくくて疲れる

主役のドルリーレーンは個性的で好みだったのですが、事件現場の描写が非常にわかりにくく、読んでいてかなり疲れます。頑張って読んでも正確に想像できない状況が頻発し、推理が難しいです。

レーンの推理は論理的なはずですが、私には難しかったのか、スッキリしない論理展開がいくつかありました。ほんとうにそれ、全部の論理ケースを網羅しているのか?と思ってしまいます。

以前にアガサ・クリスティーのそして誰もいなくなったを読んだことがありますが、あちらのほうが比べ物にならないくらい読みやすかったです。
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488104436
No.161
(2pt)

うーん…

舞台裏での解説の後出しジャンケンの多さが気になりました。

第二の殺人の時点で犯人の目星はついてました(おそらくミステリ読みなれてる人ならピンとくる)が、それにしても読者側が確信を得られるような情報が一切公開されないまま解決してしまい、最後にまとめて公開されるという…

犯人を想像しながら自分でも証拠を集めてつなぎ合わせるのが好きな人は、若干興醒めすると思います。
ドルリーレーンをかっこよく見せるための小説でした。
Xの悲劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (角川文庫)より
4042507158
No.160
(2pt)

うーん…

舞台裏での解説の後出しジャンケンの多さが気になりました。

第二の殺人の時点で犯人の目星はついてました(おそらくミステリ読みなれてる人ならピンとくる)が、それにしても読者側が確信を得られるような情報が一切公開されないまま解決してしまい、最後にまとめて公開されるという…

犯人を想像しながら自分でも証拠を集めてつなぎ合わせるのが好きな人は、若干興醒めすると思います。
ドルリーレーンをかっこよく見せるための小説でした。
Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701415
No.159
(2pt)

うーん…

舞台裏での解説の後出しジャンケンの多さが気になりました。

第二の殺人の時点で犯人の目星はついてました(おそらくミステリ読みなれてる人ならピンとくる)が、それにしても読者側が確信を得られるような情報が一切公開されないまま解決してしまい、最後にまとめて公開されるという…

犯人を想像しながら自分でも証拠を集めてつなぎ合わせるのが好きな人は、若干興醒めすると思います。
ドルリーレーンをかっこよく見せるための小説でした。
Xの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104010
No.158
(1pt)

まさにXの悲劇

本がどうこう言う前に良品のはずが古書が送られてきた。もったいない本舗?きたない本舗? 昭和38年初版、50年発行!紙は変色、装丁は変形。これ売り物ですか???
Xの悲劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (角川文庫)より
4042507158
No.157
(1pt)

まさにXの悲劇

本がどうこう言う前に良品のはずが古書が送られてきた。もったいない本舗?きたない本舗? 昭和38年初版、50年発行!紙は変色、装丁は変形。これ売り物ですか???
Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701415
No.156
(1pt)

まさにXの悲劇

本がどうこう言う前に良品のはずが古書が送られてきた。もったいない本舗?きたない本舗? 昭和38年初版、50年発行!紙は変色、装丁は変形。これ売り物ですか???
Xの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104010
No.155
(5pt)

XYZ,中でもXは優れた作品

ZYXと、逆から読みました。これから読む方には順番通りに読んで頂きたいと思っております。
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488104436
No.154
(3pt)

Xの悲劇

鋭敏な頭脳を持つ引退した名優ドルリー・レーンは、ブルーノ地方検事とサム警視からニューヨークの路面電車で起きた殺人事件への捜査協力を依頼される。毒針を植えつけたコルク球という前代未聞の凶器を用いた大胆な犯行、容疑者は多数。名探偵レーンは犯人xを特定できるのか。
Xの悲劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (角川文庫)より
4042507158
No.153
(3pt)

Xの悲劇

鋭敏な頭脳を持つ引退した名優ドルリー・レーンは、ブルーノ地方検事とサム警視からニューヨークの路面電車で起きた殺人事件への捜査協力を依頼される。毒針を植えつけたコルク球という前代未聞の凶器を用いた大胆な犯行、容疑者は多数。名探偵レーンは犯人xを特定できるのか。
Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701415
No.152
(3pt)

Xの悲劇

鋭敏な頭脳を持つ引退した名優ドルリー・レーンは、ブルーノ地方検事とサム警視からニューヨークの路面電車で起きた殺人事件への捜査協力を依頼される。毒針を植えつけたコルク球という前代未聞の凶器を用いた大胆な犯行、容疑者は多数。名探偵レーンは犯人xを特定できるのか。
Xの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104010
No.151
(4pt)

古い小説は古い訳で読みたい

創元文庫から新訳の「Ⅹの悲劇」が出ると聞いて、慌てて鮎川信夫氏の旧訳の本書を買った。
「Ⅹの悲劇」が書かれたのは1932年(昭和7年)
随分昔に書かれた本で、もはやミステリー小説においては古典と言ってもよい。

なので、個人的な考えとして、古い本は古い翻訳で読みたいという思いがある。
奥付によれば、鮎川信夫氏訳による創元文庫の初版は1960年(昭和35年)である。
私が購入したのが2017年の108版である。
実に57年にも渡って版を重ねて読み継がれてきたのである。

確かに鮎川氏の訳は、今の感覚からしたら古臭かったり、格式張ったりしている。
人権意識の低かった時代の訳なので、「つんぼ」「せむし」「きちがい」と言った、現代では使用される事のない言葉も散見される。
現代小説を読みなれている人にしてみれば、読みづらい訳ではあると思う。

でも、それが良い。この古臭さが味があって良い。
だから、新訳発売によって旧訳が絶版になる前に購入した。

確かに現代の読者に読み継いでいってもらうには、現代風の表現での訳は必要であろう。それは否定しない。
でも、古い小説は、古い訳で読みたいなあと思ってしまう。
できれば鮎川氏の旧訳の方も残して欲しいなと思っている。
Xの悲劇 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (角川文庫)より
4042507158
No.150
(4pt)

古い小説は古い訳で読みたい

創元文庫から新訳の「Ⅹの悲劇」が出ると聞いて、慌てて鮎川信夫氏の旧訳の本書を買った。
「Ⅹの悲劇」が書かれたのは1932年(昭和7年)
随分昔に書かれた本で、もはやミステリー小説においては古典と言ってもよい。

なので、個人的な考えとして、古い本は古い翻訳で読みたいという思いがある。
奥付によれば、鮎川信夫氏訳による創元文庫の初版は1960年(昭和35年)である。
私が購入したのが2017年の108版である。
実に57年にも渡って版を重ねて読み継がれてきたのである。

確かに鮎川氏の訳は、今の感覚からしたら古臭かったり、格式張ったりしている。
人権意識の低かった時代の訳なので、「つんぼ」「せむし」「きちがい」と言った、現代では使用される事のない言葉も散見される。
現代小説を読みなれている人にしてみれば、読みづらい訳ではあると思う。

でも、それが良い。この古臭さが味があって良い。
だから、新訳発売によって旧訳が絶版になる前に購入した。

確かに現代の読者に読み継いでいってもらうには、現代風の表現での訳は必要であろう。それは否定しない。
でも、古い小説は、古い訳で読みたいなあと思ってしまう。
できれば鮎川氏の旧訳の方も残して欲しいなと思っている。
Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (ハヤカワ・ミステリ文庫)より
4150701415
No.149
(4pt)

古い小説は古い訳で読みたい

創元文庫から新訳の「Ⅹの悲劇」が出ると聞いて、慌てて鮎川信夫氏の旧訳の本書を買った。
「Ⅹの悲劇」が書かれたのは1932年(昭和7年)
随分昔に書かれた本で、もはやミステリー小説においては古典と言ってもよい。

なので、個人的な考えとして、古い本は古い翻訳で読みたいという思いがある。
奥付によれば、鮎川信夫氏訳による創元文庫の初版は1960年(昭和35年)である。
私が購入したのが2017年の108版である。
実に57年にも渡って版を重ねて読み継がれてきたのである。

確かに鮎川氏の訳は、今の感覚からしたら古臭かったり、格式張ったりしている。
人権意識の低かった時代の訳なので、「つんぼ」「せむし」「きちがい」と言った、現代では使用される事のない言葉も散見される。
現代小説を読みなれている人にしてみれば、読みづらい訳ではあると思う。

でも、それが良い。この古臭さが味があって良い。
だから、新訳発売によって旧訳が絶版になる前に購入した。

確かに現代の読者に読み継いでいってもらうには、現代風の表現での訳は必要であろう。それは否定しない。
でも、古い小説は、古い訳で読みたいなあと思ってしまう。
できれば鮎川氏の旧訳の方も残して欲しいなと思っている。
Xの悲劇 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇 (創元推理文庫)より
4488104010
No.148
(5pt)

【名作】全作品が「東西ミステリーベスト100」に入る、エラリークイーンの筆致が冴えていた頃の、ドルリーレーン登場の初作品です

ご存知、当初、バーナビーロス名義で発表されたエラリークイーンの俳優探偵ドルリーレーンを主人公とする4長編の最初の作品です

時期的にも、「ギリシャ棺の謎」「エジプト十字架の謎」「Yの悲劇」ら、いずれも、文藝春秋による「東西ミステリーベスト100」の上位に入る作品が刊行された1932年の作品でもあり、冴えた筆致が味わえます

さて、エラリークイーンのアガサクリスティーらとの比較でいえば、多くの著作で出される「読者への公開状」にも代表されるとおり、徹底した論理性でしょうか
本作も、殆どわかりませんが、最後のドルリーレーンの「犯人決定に至る論理」を読むと、「確かに、犯人は、あの男になるなあ」と思わせ、途中途中のプロットも、その論理を裏付けるために、レーンが取った行動であることがわかります

現在の推理小説も、ストーリー展開等、面白い面はあるのですが、やはり、この頃の「謎解きに主軸を置いた本格的推理小説」は面白いなあと思った1冊でした
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488104436
No.147
(5pt)

波瀾万丈で曲折に富む物語展開

中学生の時に読んだ際は悠然とした『Y』に比べて随分ドタバタした話だなと思ったものだが、新訳の読み易さもあり、波瀾万丈で曲折に富むストーリー展開で一気に面白く読み通した。ジェフリー・ディーヴァーの諸作のプロトタイプになったのではないかという趣きもある。
レーンの過剰なスーパーマンぶりやホームズ譚を思わせる伝奇小説的な動機など現在の視点からはいささか古めかしい箇所も散見されるが、大都市ニューヨークを縦横に舞台に据えた物語のダイナミズム、偏執的なまでの論理へのこだわり、これ以上無い見事な幕切れと近年『Y』よりも評価が高まっているのも納得がいく出来栄えだ。
Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: Xの悲劇【新訳版】 (創元推理文庫)より
4488104436