鉄鼠の檻

評判

鉄鼠の檻の評価:

4.33/5点 レビュー 97件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全195件 121〜140 7/10ページ
No.75
(5pt)

ひきこまれる冒頭

私が京極道シリーズの中で一番引き込まれた冒頭が
この作品です。
実際、僧侶の人間関係とか動機は理解できない部分も
ありますが、それを読者に納得させるようにページを
たくさん使い丁寧に叙述されています。
日本仏教の薀蓄は、レビューに書かれている方も多いですが、
非常に分かりやすいです。
変にパターン化しないのが、このシリーズの良さだと思いますが、
この作品もあっと驚きます。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.74
(5pt)

読めば「禅」の理解が確実に進む。

シリーズ第4弾である今作は仏教、それも禅宗がテーマである。
個人的にはシリーズ中、『魍魎の匣』に次ぐ面白さだと思うのだが、おそらくこの作品は京極堂シリーズが好きな人でも好みがわかれるだろう。
まず、見た目からすぐ判断できるように、とても長い。
そして単に長いだけならまだしも、扱う内容が上記の通り「禅」なので、
興味を持てない人は読んでてただしんどい部分がかなりあると思う(笑)
逆にそれが禅や宗教に興味がある人だと面白いことしか書いていない、と感じる程の出来。
禅だけでなく、寺院で生活している人の生活がリアルに描かれているので、本作を読んだ後、京都や高野山をまわると余計に風情が理解できるようになった、と感じたぐらいだ。
文庫版の解説は、禅を本格的に研究している方が書いているのだが、それによると
京極堂の(つまり京極夏彦氏の)禅の本質についての理解は、正にその本格的な禅の研究者と
同じぐらいのレベルまでに達しているらしい(笑)
確かに、つまらん禅の解説書を読むよりも、本作を読んだ方が絶対にわかりやすいと思う。
つまり、これだけ面白い上に読んだ後は禅の本質が理解できてしまうという、(人によっては)嬉しい副次的効果を本作は持っているということだ。
個人的にはもっとそこに焦点が当てられて、もっともっと本作が評価されても良いんじゃないかなあと思う。
何度でも何度でも読みたい。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.73
(5pt)

読めば「禅」の理解が確実に進む。

シリーズ第4弾である今作は仏教、それも禅宗がテーマである。
個人的にはシリーズ中、『魍魎の匣』に次ぐ面白さだと思うのだが、おそらくこの作品は京極堂シリーズが好きな人でも好みがわかれるだろう。
まず、見た目からすぐ判断できるように、とても長い。
そして単に長いだけならまだしも、扱う内容が上記の通り「禅」なので、
興味を持てない人は読んでてただしんどい部分がかなりあると思う(笑)
逆にそれが禅や宗教に興味がある人だと面白いことしか書いていない、と感じる程の出来。
禅だけでなく、寺院で生活している人の生活がリアルに描かれているので、本作を読んだ後、京都や高野山をまわると余計に風情が理解できるようになった、と感じたぐらいだ。
文庫版の解説は、禅を本格的に研究している方が書いているのだが、それによると
京極堂の(つまり京極夏彦氏の)禅の本質についての理解は、正にその本格的な禅の研究者と
同じぐらいのレベルまでに達しているらしい(笑)
確かに、つまらん禅の解説書を読むよりも、本作を読んだ方が絶対にわかりやすいと思う。
つまり、これだけ面白い上に読んだ後は禅の本質が理解できてしまうという、(人によっては)嬉しい副次的効果を本作は持っているということだ。
個人的にはもっとそこに焦点が当てられて、もっともっと本作が評価されても良いんじゃないかなあと思う。
何度でも何度でも読みたい。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.72
(3pt)

お好きな方にはたまらんでしょうが

ミステリーが好きなだけの人にはイマイチだと思います。
というか、キャラがの魅力が完成されていなければとても読み続けられませんでした。
禅自体が難解であり、それにまつわる膨大な知識を膨大なページ数に詰め込んだ結果
娯楽作としてはギリギリのラインの話運びになってしまったようです。
このシリーズは1作目から順番に読んでいるのですが、
もともとミステリーとしてはわりと強引なところがあったので、さほどそこには
期待していませんでした。
それにしてもこの作品はしんどかったです。
キャラが完成された箱の中での冒険なのかもしれませんが、ちょっと長すぎました。
次の作品もこの調子でしたら、このシリーズからリタイアしようと思います。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.71
(3pt)

お好きな方にはたまらんでしょうが

ミステリーが好きなだけの人にはイマイチだと思います。
というか、キャラがの魅力が完成されていなければとても読み続けられませんでした。
禅自体が難解であり、それにまつわる膨大な知識を膨大なページ数に詰め込んだ結果
娯楽作としてはギリギリのラインの話運びになってしまったようです。
このシリーズは1作目から順番に読んでいるのですが、
もともとミステリーとしてはわりと強引なところがあったので、さほどそこには
期待していませんでした。
それにしてもこの作品はしんどかったです。
キャラが完成された箱の中での冒険なのかもしれませんが、ちょっと長すぎました。
次の作品もこの調子でしたら、このシリーズからリタイアしようと思います。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.70
(3pt)

壮大な暇つぶし

ほとんどの知識は、マンガとミステリ小説から学んだ。
それ以外に知識の吸収のしようがない、と思う。
薀蓄たっぷりの京極堂シリーズは、う〜〜ん、こりゃあミステリではなくマンガだろう。
しかもギャグマンガだ。
理屈を操るギャグ。
哲学の深遠はギャグマンガに通じるものがあるので、什麼生説破が理解できなくても、その感覚を味わえればいいと思う。
つーか、理解できるか!こんなもん!
全然、理論になってない。読んでて苦痛を感じるくらいでした。
・・・・でも、それが京極堂だから。
壮大なる暇つぶし。
それにしても、解決シーンの京極堂の登場を読むと常に、必殺のテーマが流れてしまう。
おもしろすぎる。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.69
(3pt)

壮大な暇つぶし

ほとんどの知識は、マンガとミステリ小説から学んだ。
それ以外に知識の吸収のしようがない、と思う。
薀蓄たっぷりの京極堂シリーズは、う〜〜ん、こりゃあミステリではなくマンガだろう。
しかもギャグマンガだ。
理屈を操るギャグ。
哲学の深遠はギャグマンガに通じるものがあるので、什麼生説破が理解できなくても、その感覚を味わえればいいと思う。
つーか、理解できるか!こんなもん!
全然、理論になってない。読んでて苦痛を感じるくらいでした。
・・・・でも、それが京極堂だから。
壮大なる暇つぶし。
それにしても、解決シーンの京極堂の登場を読むと常に、必殺のテーマが流れてしまう。
おもしろすぎる。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.68
(5pt)

恐るべき余韻

京極堂シリーズ第4弾。1,341ページ。1996年1月リリース。
ひたすら大海原を一人遠泳をしているかのように長い。京極作品はレンガ本として有名だが、この第4弾に至ってよりレンガ化が激しくなる。初めは長くて全く彼岸が見えなかったが、長く深いのは実は京極作品自身の『檻』の性だ、と読了寸前に気がついた。恐るべき作家である。
読了すると『禅宗』の世界観が深く理解できている自分に気がつく。まさに1,300ページの『檻』の成せる技だ。読んでいる途中は長さに驚いたが、読了後はその深さに感服した。おそるべき大傑作である。巻末で宗教学者正木晃氏が真摯に書いているとおり、本作は絶対英訳すべきだ。単なるミステリーでなく、誰もなしえなかった驚異的な構築物である。恐るべき余韻である。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.67
(5pt)

恐るべき余韻

京極堂シリーズ第4弾。1,341ページ。1996年1月リリース。
ひたすら大海原を一人遠泳をしているかのように長い。京極作品はレンガ本として有名だが、この第4弾に至ってよりレンガ化が激しくなる。初めは長くて全く彼岸が見えなかったが、長く深いのは実は京極作品自身の『檻』の性だ、と読了寸前に気がついた。恐るべき作家である。
読了すると『禅宗』の世界観が深く理解できている自分に気がつく。まさに1,300ページの『檻』の成せる技だ。読んでいる途中は長さに驚いたが、読了後はその深さに感服した。おそるべき大傑作である。巻末で宗教学者正木晃氏が真摯に書いているとおり、本作は絶対英訳すべきだ。単なるミステリーでなく、誰もなしえなかった驚異的な構築物である。恐るべき余韻である。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.66
(5pt)

人間の醜い感情をさらっと書く京極はすげぇ

ロリコンとか近親相姦とかホモとか・・・。
榎さんは相変わらず面白かった。竈馬がクッキーより嫌いとか。流石「僕は神だ」。
鳥ちゃんも相変わらず「うへぇ」だった。同性愛に寛容な記述にワロタ。
取り敢えず1300頁くらいあるけどさらっと読める。暇な時間に読んでれば3日くらいで読み終わる。かなり面白い。あと松下も途中からいい感じに馴染む。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.65
(5pt)

人間の醜い感情をさらっと書く京極はすげぇ

ロリコンとか近親相姦とかホモとか・・・。
榎さんは相変わらず面白かった。竈馬がクッキーより嫌いとか。流石「僕は神だ」。
鳥ちゃんも相変わらず「うへぇ」だった。同性愛に寛容な記述にワロタ。
取り敢えず1300頁くらいあるけどさらっと読める。暇な時間に読んでれば3日くらいで読み終わる。かなり面白い。あと松下も途中からいい感じに馴染む。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.64
(4pt)

いいんですが・・・

ストーリー・禅の講釈ともに実に面白く、ぐいぐい引き込まれます。
私はウブメ、魍魎、狂骨と順に読みましたが鉄鼠ではシリーズで初めて
被害者の死を悲しいと思いました。それなのにあの動機はあんまりじゃ
ないでしょうか・・・。読み返せば違った感じを受けるかもしれませんが、
最後でちょっと消化不良をおこしてしまいました。
でも面白いんですけどね。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.63
(4pt)

いいんですが・・・

ストーリー・禅の講釈ともに実に面白く、ぐいぐい引き込まれます。
私はウブメ、魍魎、狂骨と順に読みましたが鉄鼠ではシリーズで初めて
被害者の死を悲しいと思いました。それなのにあの動機はあんまりじゃ
ないでしょうか・・・。読み返せば違った感じを受けるかもしれませんが、
最後でちょっと消化不良をおこしてしまいました。
でも面白いんですけどね。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.62
(4pt)

ガチホモ祭り

ガチです、ホモです。坊さんがホモです。偏見を抱きます。
あと、なんといっても序盤の榎木津の活躍が楽しいです。
元気すぎです。楽しげです。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.61
(4pt)

ガチホモ祭り

ガチです、ホモです。坊さんがホモです。偏見を抱きます。
あと、なんといっても序盤の榎木津の活躍が楽しいです。
元気すぎです。楽しげです。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.60
(4pt)

黒衣の男と箱根山・・・

事件への関与を嫌い、最後に重い腰を上げる・・・というのはこのシリーズのお約束のパターンのようだが、黒衣を身に纏った京極堂が最後に出撃するシーンは過去四作と較べても、抜群のかっこよさだろう。「憑物落とし」を生業とする男には深山幽谷が良く似合う。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.59
(4pt)

黒衣の男と箱根山・・・

事件への関与を嫌い、最後に重い腰を上げる・・・というのはこのシリーズのお約束のパターンのようだが、黒衣を身に纏った京極堂が最後に出撃するシーンは過去四作と較べても、抜群のかっこよさだろう。「憑物落とし」を生業とする男には深山幽谷が良く似合う。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.58
(4pt)

僧侶だらけの浮世離れした怪事件

「京極堂」シリーズ第4段。今回の舞台は雪に埋もれた箱根の山中。冒頭から"凍結僧侶"の落下事件を超人探偵榎木津が解くというサービスがある。そして、雪道で何者かに殺された僧侶。犯人のダイイング・メッセージ(?)もある。極め付けは「全国寺社総覧」にも載っていない謎の寺"明慧寺"。この寺の正体は ?
この他、山中に出没する"成長しない少女"の謎もあるが、物語を彩るのは雪の中の僧侶、僧侶、そして仏教。この辺は作者の趣味に走り過ぎた感もあるが、それだけ作者が自分の世界に自信を持っている証拠なのだろう。雪の白と黒衣の男、この対比も作者のシャレなのかもしれない。
最後は箱根山中における榎木津・木場の大暴れシーンのサービスも含め、京極堂の憑き物落しが決まる。前3作の成功もあるのか作者の余裕が感じられ、より重量感が増した傑作。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X
No.57
(4pt)

僧侶だらけの浮世離れした怪事件

「京極堂」シリーズ第4段。今回の舞台は雪に埋もれた箱根の山中。冒頭から"凍結僧侶"の落下事件を超人探偵榎木津が解くというサービスがある。そして、雪道で何者かに殺された僧侶。犯人のダイイング・メッセージ(?)もある。極め付けは「全国寺社総覧」にも載っていない謎の寺"明慧寺"。この寺の正体は ?
この他、山中に出没する"成長しない少女"の謎もあるが、物語を彩るのは雪の中の僧侶、僧侶、そして仏教。この辺は作者の趣味に走り過ぎた感もあるが、それだけ作者が自分の世界に自信を持っている証拠なのだろう。雪の白と黒衣の男、この対比も作者のシャレなのかもしれない。
最後は箱根山中における榎木津・木場の大暴れシーンのサービスも含め、京極堂の憑き物落しが決まる。前3作の成功もあるのか作者の余裕が感じられ、より重量感が増した傑作。
文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)より
4062732475
No.56
(1pt)

これでもシリーズ大ファンなんですが、しかし

禅については面白く読みましたし(時間かけたけど)
前半の京極堂+関口夫婦のほのぼのも楽しかったし。
連続僧侶殺人事件という変わった趣向も、冒頭も好きです。
しかし。
■小ネタ(小謎)が簡単すぎる
少女の関係性とか、彼女の出自とか、過去の事件の真相。
合間あいまでヒントを出しすぎな感。
■犯人が判りやすい
意外でも何でもありませんでした。途中で判ってしまった。
以上から、☆はミステリとしては−3。
特に捻ったトリックもなかったし、何より第一の犠牲者の死体が
あった場所に関する最後の落としはあんまりです。
(うぶめの時のような心因性はなかったんじゃあ・・・)
あと、他のレビュアーの方も書いてらっしゃいますが、少女の正体。
ラストのあの台詞回しはさすが京極先生、どきりとさせるのですが、
関口のあの独白一文で不可思議をかるく跳ね除けられては・・。
(ああするくらいなら、元々の予想のままで良かったと思う)
いつもならしっかり理由付けされるのに、今作はどうしたのでしょう。
犯人の殺害動機にしても、「おいおい少しはブレーキかけようよ」と
思ってしまいます。
「禅」を、なんだかそういうツッコミへの言いわけに使ったように
感じてしまいました。
M氏は健全との描写がありますが、あんな事をした時点で
私は健全じゃあないと思うんですが。
とはいえ、前述のとおり、「謎」以外の部分はすごくいいです。
敦子が活躍したり、京極堂が千鶴子さんに思わぬ攻撃を頂いたり。
なので、
・ミステリとしては☆1つ
・ファン書としては☆4つ でしょうか。
それと、蛇足ですが。
このシリーズ物凄く好きなんですが、似たような終わり方が多いことに
気付いてしまいました。
鉄鼠の檻 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)より
406181883X