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満月ケチャップライス



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【この小説が収録されている参考書籍】
満月ケチャップライス
満月ケチャップライス (講談社文庫)

満月ケチャップライスの評価: 3.58/5点 レビュー 12件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.58pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

すごくいいんだけど。

突然舞い込んだモヒカン頭の「チキさん」。
それまで自分を責めてばかりいた中学生の進也はチキさんの存在、言動で
「中学生らしさ」を取り戻していく。

決して説教臭いことは言わない。むしろ逆だ。
チキさんの魅力は超能力なんてなくても、輝いている。
なんで超能力なんて設定したのか。後半にあのカルト教団事件が丸投げで
出てくるのも、このストーリーの素晴らしさを半減(それ以上?)させている。

そこそこ長編なのだが、朱川さんならこの話をもっと昇華できるはず。
進也の葛藤、孤独などもうまく描けているだけに残念。
満月ケチャップライスAmazon書評・レビュー:満月ケチャップライスより
406218012X
No.1:
(3pt)

重くなりすぎて、どんどん引いていく自分がいました・・・

男版・メリー・ポピンズみたいなハートウォーミングな話だな~と思いきや、
後半はどえらい展開になっていき、意外性のあるお話しでした。

心に傷をかかえた兄妹の前にあらわれた赤いモヒカンの青年・チキさん。
彼の存在が家庭をほんわかと温かくして、この幸せが長く続けばいいのに・・・と思わずにはいられませんでした。
満月ケチャップライスはその幸せの象徴のようなものかな?

しっかし・・・、こんなにほのぼのとしているのに、どうしてあんなに暗い影を落とすのか。
ある程度の年齢の人なら“あの宗教団体のことだ!”ってはっきりわかるような宗教団体が絡んできたり、
その他ほんわかムードとは程遠いディープな出来事が次々と・・・。
なんだか重すぎてちょっと引いてしまった。
ちょっとやりすぎなんじゃない?という気がしてなりません。
幼い子供たちの心は大人によって振り回されっぱなしで、つらかったなぁ。

なんだかちぐはぐですっきりしない作品でした。
満月ケチャップライスAmazon書評・レビュー:満月ケチャップライスより
406218012X

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