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銀河に口笛
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銀河に口笛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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朱川湊人氏お得意、昭和ノスタルジーいっぱいの連作集です。今、40代になった主人公が子供時代を振り返る趣向になっていて、その時、友達数人と組んでいたウルトラマリン隊の思い出、ちょっとした事件をみんなで解決したこと、中学時代からぐれて亡くなってしまった友人への思い、そして何よりも不思議な転校生のリンダこと林田君との思い出、彼は本当は宇宙からやってきたのでは?と、今でも主人公は信じています。 時代は1970年代前半(昭和40年代)、この頃男の子だった方たちにはとてもなつかしいと思います。時代の世相、当時流行っていたテレビドラマや、男の子の宝物と言えるおもちゃや文房具なども登場します。 昔の少年少女向けNHKのSFドラマのような趣もありますね。「時を駆ける少女」や「謎の転校生」のような。ただ、あれほど緊迫感のある雰囲気ではありません。 女の子を主人公にした「わくらば日記」も同様ですが、ほのぼのすぎてちょっと物足りないというか・・もう少し大きな事件や怪奇な出来事が起きた方がより盛り上がったような気がします。さらっとあっさり通り過ぎるように読んでしまいました。 眠る前の1篇にいいと思います。心休まるお話です。 | ||||
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昭和の只中40年代、一人のふしぎな少年が現れ、僕たち「ウルトラマリン隊」に合流する。 みんなが困っている問題を解決するべく活動する彼らに、ふしぎな力で手助けする少年「リンダ」。あれから30年、当時を回想する形で綴られる物語。 朱川氏独特のノスタルジックホラーぽい小説ではあるのですが、今回は昭和の懐かしさも描きたい!ふしぎな世界も描きたい!という作者の思いがどっちつかずの体をなし、なんだかぱっとしません。 「リンダ」のふしぎな力は、いったいどこからくるのか、探し物を見つけたり、人を地面に吸い付けたり、あげくの果てにはおばあさんの台詞をもってして「天使さま」にしたり、ナンセンスすぎます。なので、本来なら泣けるような話(小松さんのおじさんにもらわれてしまう話とか、)も感情が上滑りしてしまい、もったいないような気がします。 | ||||
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小学校の3年生の2学期に転校してきた林田ことリンダ。望月ことモッチは不思議な力を持つ彼と他の仲間たちと一緒に探偵団を結成する。そんな小学生時代の仲間たちと過ごした楽しくてちょっと切ない日々を回想する物語。きれいにまとまっていて読みやすかったのだが、特別な展開もなく物足りなかった。もう少しあっと驚くような場面が欲しかった。 | ||||
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