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神様が殺してくれる Dieu aime Lion
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神様が殺してくれる Dieu aime Lionの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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語り手のレナルドが学生時代に同室になったリオンの描写が少女マンガに出てくる美少年みたいだ、という印象を受けました。男女を超越した、それこそ人間ではないかのような美しさなんだろうなと妄想しながら読みました。 ラストで驚かされて前に戻って読み返したりもしたのですが、実はレナルドもかなりの美形であるというのも、直接的な描写はないもののわかります。本人に自覚はないものの、ぱっと見で女性であってもおかしくない綺麗な顔立ちをしているわけです。 レナルドが自身の美しさに気がついていないのも、本作の叙述トリックのひとつではないでしょうか。 | ||||
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森氏の作品はページ数が少なくても読みごたえがあります。文系の私には難解なところもありますが、好きです。 | ||||
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性別は何のためにあるのかしらと考えてしまった…主人公に幸あれ。 | ||||
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物語は筆者が巻き込まれた顛末を書き記した記録。 という書き出しで始まり、元ルームメイトから覚えのない事件の犯人だと名指しされ そのルームメイトが関連すると思われる事件に関わり、どういうことが起きたのかが明らかになります。 以下ネタバレになるかもしれません。 森博嗣作品の「そして二人だけになった」で騙された感じに似ています。 小説だからこそという、結末に少しびっくりさせられました。 結末を知ってから読み返せば、見逃した伏線が発見できそうです。 | ||||
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この作者の本は、かなり以前に1冊読んだくらいです。 (日本作家ものはあまり読まないので・・・) 内容に惹かれて読みましたが、深く美しいミステリーです。 秀逸! 日本人作家が、外国人主人公&舞台が外国というのは見受けられないですよね。 でも、全く違和感を感じません。 おそらくパリやミラノ、リヨンといった名所を舞台にしているのに、 その「風光明媚」な景色などが出てこないことで、読みやすく、違和感がないのかなと感じました。 なんとなく北欧ミステリの香りがします。 一気読みさえるリーダビリティーは、プロットが良く出来ているから。 超絶の美青年である彼にとっては、主人公が何らかの影響を与えたので、 どこかで心のよりどころになっていなのかな。 最後はスッキリしない方もいらっしゃる結末かもしれませんが、 この先をいろいろ想像できていいと思います。 | ||||
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森博詞さんの本読んだこと無かったのですけど、とても面白く、一気に読みました。 | ||||
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品の良い、落ち着いた文章がいつも素敵だなと思います。登場人物を想像しながら読んでいたら、意 外な事実に驚きました。 | ||||
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途中までは時間を惜しんで読んでたけど、終盤がちょっと難しかった。そこまで期待させるほど凝ったトリックでは無かったということと、逆にトリックを明かしたときに細かい描写がそれほど多くなかった(種明かしがあまりなかった)ことが残念。 でもこんなに最後まで一気に読んだ本は久しぶりで、面白いことは面白かったので星4つ! | ||||
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「神様は完全な存在」という定義を考えるとここに落ち着くのかなとは思うけれど あまり健康的な結末ではない。ので星を一つ引きます。 星を引いておいてなんですが”何が美しいか?何に価値をおくか?そういった自由な見方、価値観は他人が決めるのではなく自分で決めるんだという精神の自由度”にこそ森博嗣先生の著作の意味があると思います。 | ||||
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森博嗣は好みの作家です。シリーズ物も好きですが、シリーズ外の単発作品のまとまり方も良い。 『神様が殺してくれる』は、タイトルや表紙、「女にしては、美しすぎる」という帯のフレーズなど、雰囲気がとても良いです。 (実際の本屋で見て気に入って、迷ったのですがkindle版を購入しました) 読む前からすごく期待していましたが、内容にも非常に満足しました。 シリーズ作品にはなかなか出てこないタイプの、ミステリアスな雰囲気があると感じました。 著者は、これから出版する本のリストを発表しています。それ以上の本を書いてくれるのかは分かりません。 ファンとしてはシリーズ外作品ももっと読みたいと思うので、ぜひ予定が変更になって、より多くの本を書いて欲しいなと願っています。 | ||||
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話の舞台も幾つもの国に渡って展開します。落ちは多少無理やりに感じましたが、予想していない展開でした。 森さんの小説をちゃんと読んだのは初めてでしたが、物語としてはリズミカルに読めて楽しめました。 表紙の絵も本のカラーリングも雰囲気あって良かったと思います。日本は基より外国の人にも読んで貰いたいな〜と感じました。 題名が味わい深い。いろんな風に読めると思った。 | ||||
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私個人が近頃読んでいた森作品が 大きな事件も起こらない静けさが漂うものが多かったので 読み初めから謎に包まれながら読み進めていく感じが 久しぶりの感覚で新鮮でした。 と言っても謎を解き明かしてやろう!と肩に力が入る感じでは決してなく 謎にゆらゆら流されながらも落ち着いて世界にのめり込めるところは 最近の森作品らしさ?というのか私は好ましく感じています。 美し過ぎる青年とその周囲に起こる事件、振り回され魅了される主人公、 謎の支流が集まり本流へ、そして舞台もEUから気づけば日本へ・・とあっという間に読了。 時が経っているので当然ですが昔とは違う味わいのミステリー作品が読めて楽しかったです。 この本に関しては表紙も含めて文庫じゃない方が良いかなと勝手に感じました。 今後も森博嗣らしさを更新していってもらい、色々な作品が楽しめることを期待したいと思う一冊でした。 | ||||
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