■スポンサードリンク
ミステリガール
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ミステリガールの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.67pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作の「二流小説家」同じ作者と思わせる作品である。ストーリーを追う本ではない。本書の中で繰り返される主人公の愚痴とか、サブカルチャーに関する薀蓄とか、妙な脇役との会話を楽しむ本である。 前作と同じく、結末あたりの部分は少し無理がある感じがする。まあ、ストーリーを楽しむ小説ではないので、そのあたりの無理は許せる範囲ではある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サスペンスって感じがします。 出だしが本当によかっただけに……中だるみがもったいない……。 何かにつけて自分のダメさ加減を掘り下げまくる主人公は好きです。 時折挟み込まれる独白が長く、展開もそんなにはやくないのでハラハラドキドキはあんまりしませんでした。 最後まで読んで「そ、そうだったのか!」とはなりませんが、へたれ男子が好きな方は楽しめるかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まず大まかな感想から言うとそこそこ楽しめました。 「二流小説家」もそうだけどこの作者はメインストーリーよりも寄り道している部分が面白いですね。 今作も事件の真相ははっきり言って陳腐と紙一重な印象ですが、間にバンバン挿入される主人公の自分語りとか架空のB級ホラー映画とかこれまたB級テイストなエロシーンとかが面白い。 ただ今作は寄り道がかなり多くそこが冗長と評されてしまったりしているようですが、自分は章立てが短く区切ってあるせいかさほど気にならずにページを繰れました。 それから妻との関係について書かれている方がいらっしゃいますが、私はラストの段階では何も示唆されていないと感じました。 むしろそこよりも少し前の妻の独白部分の方が首尾一貫しておらず、本作前半の記述と照らし合わせても上手く重ならないようなのが気になりました。 まああまり辻褄を合わせようと考えない方が良いのかも知れません。 最後にこの人、ダグラス・ケネディの臭いがしませんか? 読みながら頭に浮かんできて終盤の展開とラストを読んでやっぱり似ているなと思いました。 思い返せば「二流小説家」にもそんな臭いがした気がします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公の一人称でテンポよく物語りは進みます。探偵事務所に雇われた主人公が、事件に巻き込まれていくあたりは、推理小説としての展開を期待させますが、その後のストーリーは、どちらかといえば、ハチャメチャな感じがします。 登場人物のキャラクターが凄まじく強烈な印象を与えます。 言動はメチャクチャ、はっきりいって好き放題です。 この登場人物の掛け合いは、ヤミツキになりそうな怪しい魅力もはらむように思います。 ストーリーのハチャメチャぶりは、辟易するところもあるのですが、異様ともいえる登場人物のキャラクタの怪しい魅力は楽しめたかなあ、というところで、評価はギリギリの☆3つです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!