コンプリケーション
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点6.00pt |
コンプリケーションの総合評価:
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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全1件 1~1 1/1ページ
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歴史に題材を取ったミステリー? 怪奇趣味の幻想譚? 「ダ・ビンチコード」の流れの美術品の暗号解読もの? そのいずれにも該当する、大変評価が難しい作品である。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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時系列の違ったいくつかエピソードが段階的に分けられて徐々に進んでいく構成で、行方をくらました弟の痕跡と謎の時計と謎の連続殺人鬼が語られます。 「エンゼル・ハート」のようなオカルト・ミステリー。それはすべて主人公の妄想だった、としても読めます。 見える、見やすい、仕掛けが不足しているように思います。物語は、謎の時計と同じ構造で、検証すればいろいろ出てきそうなのではありますが、ちょっとめんどくさいです。 | ||||
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私は苦手でしたね。 描かれているのは混沌とした世界。 作者が描きたかったのは不条理な世界なんでしょうね。 ただね、ガラス越しに見ているような、遠くの出来事という感じで物語の世界には入り込めなかった。 試みとしては面白いと思うし、ガラスの向こう側へ行けた人には楽しめるんだろうと思う。 結末に関してはある種の禁じ手かな。 一つの方法であり世界ではあるけれど、 この結末は「作家としての逃げ」だと思う。 | ||||
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図書館で借りて読みましたが一気に読み通しました。マイリンクのプラハほど暗澹と深くはないですが、観光案内的要素もあって楽しく読めました。謎解きに関しては、口を開けて待ってれば褒美をもらえると思って読むようなレベルの人にはつまらなく感じるでしょう。短いながらも無駄のない凝った構成なので、気を抜かず一気に読むことをお勧めします。少し内容を忘れた頃に再読するつもりです。 | ||||
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基本的に悪いこととかけなすようなことは書き込みたくないと思っておりますが... だけど久々にこんなダメ本を読んだので。 急死した父の遺品整理プラハで死んだ弟が事故死では無い、との疑惑が提示されたのでプラハに飛んだ兄。 そこで彼を待っていたのは謎の美女だったり元秘密警察の刑事だったり、ハプスブルグの皇帝ゆかりの複雑時計が絡んできたり、と精緻なミステリを目指したみたいだけど... 完全に破綻したストーリー、意味の無い秘密警察の描写、謎解きがたった一通の手紙でなされる、など... 正直、ハヤカワのしかもポケミスでこんなレベルの作品を読むことになるとは思いませんでした。 時間の無駄以外のなにものものでも無いですね... | ||||
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アメリカに住む主人公の元に死んだ弟の死の真相を知っているという手紙がチェコから届き・・・というお話。 題名のコンプりけーションとはlこの小説の冒頭に掲げられた説明によると、複雑なこと、複雑な時計、解決困難な問題とのことですが、この小説はこれら全ての要素を内包したサスペンスになっております。幻の名時計を巡る殺人事件、チェコの反体制派の歴史、チェコという国の来歴が語られ、それを精密な時計の発条仕掛けのように絡め、それ程長くはないですが、濃密なサスペンスになっていると思いました。 はっきり言って世界ベストテン級の作品とか、年末のベストテンにはいるかどうかは疑問ですが、読んでいる間はとても楽しい作品でした。金と暇のある方は是非。 | ||||
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