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四畳半神話大系
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四畳半神話大系の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全197件 101~120 6/10ページ
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| 殆ど同じプロットを同じテンポで繰り返すのは勘弁してほしいです。 話の大筋が同じパラレルワールドを実験的に筆にのせました!って事だろうけど、それならば主人公を変えて4回読ませるとか、読み手がもっと楽しく読めるような工夫が欲しい。途中から斜め読みになって、落ちまでやっとやっと読んだ感じです。 | ||||
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| 京都大学3回生の私は、楽しいはずの青春を四畳半の崩れかけた下宿と、悪友小津、無理な要求ばかりする先輩の 「師匠」、恋心を持つちょっと変わりものの女性明石さん、そして訳の分からないサークルの人間達に囲まれて何の 希望もなく過ごしている。出てくる人物やストーリーが全て、ああ、これは京大ならあるなあ、と思わせるような設定、思わず 笑ってしまう。この作者のもう一つの特色は類まれな文章力の「格調の高さ」。結構本を読みまくっている、しようも ないことを含めて教養の深い作者ということが窺える。くそ真面目な文章だからまた面白いんだろうな。すっかりこの作者は僕の お気に入りだ。 | ||||
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| 著者は、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞した森見登見彦。 (H20/3/25 ' H20/5/25 3版発行) 主人公は大学三回生。バラ色のキャンパスライフは現実とは程遠い。 悪友の小津に振り回され、樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは中々お近づきになれないまま、並行世界を行き来する。 『太陽の塔』(2006年、新潮社)と似たような世界(というか森見さんの作品はどれも似たような世界観・土地観・人物観)で、繰り広げられる、とても愉快快活な口調で綴られるダメ京大生の恋愛(?)物語。 実は、2.3話をアニメで視聴したことがあり、最終回も偶然見た。 2010年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞したのは、受賞するべくして受賞したような非常に独特な映像が魅力だった。 しかし、アニメを観るのと、字を読むのとはもちろん精神活動が違う。 アニメでは気づかなかった、自分の思う本書の主題は「不可能性」。 言いたいことはTV版エヴァンゲリオン最終話と似ているようで微妙に違う、未来の「可能性」を肯定しつつ、過去の「不可能性」を否定する。 生きていれば「あの時こうしておけばよかったなぁ。。。」と思うことは数知れず、しかし、どの選択肢を選んでいても実際、「今」に大差はない。 そんな無意味な精神活動をするのであれば、前を向いて、これからだけを考えろよ、紳士淑女たち、未来は明るいぞ、と言われている気がした。 アニメは独特のテンポが魅力的だったが、本書は途中、同型反復がクドい気さえする…『太陽の塔』の方が読み物としては好みかもしれない。 ───「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能性である」(p.150-151) ───「ほんの些細な決断の違いで私の運命は変わる。日々私は無数の決断を繰り返すのだから、無数の異なる運命が生まれる。無数の私が生まれる。無数の四畳半が生まれる」(p.374) | ||||
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| とある大学生が、悪友(変人)たちに囲まれながら過ごした大学生活を 四畳半の自分の部屋の中で いろいろな角度から振りかえりながら進むお話。 その時の決断やその選択が無数にあり、通る道は違っても、 意外と同じ終着点に行きついてしまう。 運命は自分の手で切り開くものだっていうけれど、 彼に到っては、運命は決まっている。 でも、それは、そうですよ。 だって同じことを言っているもの。 普通ならば、こんなだメンズには、 グダグダ言うな!今を精一杯生きろ! 青春は一回なんだ!! な〜んて言いたくなるけれど、エスプリとユーモアが満載なので、不思議と嫌な気にはなりません。 むしろ、言い回しを真似したくなる(笑) くせになる1冊です。 | ||||
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| アニメから入り、森見さんの本を読むのはこれが初めてでした。 初めて森見さんの本を読む方もアニメが楽しめた方にはオススメなんじゃないでしょうか。 普段はあまり本を読まないので、最初は森見さん独特の文章の書き方に抵抗がありましたが、読み終わる頃には癖になりました。 「夜は短し歩けよ乙女」という森見さんの別のお話も読んでみましたが、こちらの方も森見さん独特の書き方で、個人的には四畳半神話大系より読みやすかったです。 小難しいレビューは書けませんが、十分に楽しめました。大変面白かったです。 | ||||
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| 京都の大学生の青春物語。 パラレルワールド(並行世界)という、アニメやSFではおなじみだが青春小説では珍しい構成になっている。 しかも、各物語で同様のシチュエーションが登場するが、物語の内容も進行もバラバラ、それでいて始めと終わりは全く(一部違うけど)同じという構成。 ご都合主義的展開も、ここまできれいにまとめられると、すごいの一言に尽きる。 出てくる人や物、言い回し表現などに馴染むことができれば、かなり楽しめる。 おバカっぽいけど、読み解くとかなり深い。得られるものがあるかどうかは分からないけど。 悶々とした青春を送った人たちに是非とも読んでほしい一冊。 | ||||
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| 以前にアニメ化されていましたね。 ふと思い出して気になったので購入しました。 独特とテンポと言い回しが気に入っています。 | ||||
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| もしあのとき自分があぁしていれば、きっともっと良くなっていたに違いない。 自分はこんな生活を送っていてこんな展開が起きて、きっと幸せになっていたに違いない。 そんな青春妄想を、森見氏が炸裂させたらどうなるか? 「もしも」の展開は複数ありえる話です。 本書は4つのエピソードから成りますが、それら全てが可能性からなるお話。 4つがそれぞれパラレルワールドとして描かれ、 同一舞台、同時間軸上での全く別の展開として描かれます。 最初、なんの予備知識もなしに読み始めたのですが、 2話を読み始めてすぐに違和感を感じ、すぐさま納得。 これは大変斬新な手法だと思います。 上記の理由から似たような展開がところどころで展開されるのですが、 きっちりと話が完結しており、どれも大変完成度は高いです。 しかしながら、4つそれぞれがある程度似たような流れもあり、 4話に至るときには多少飽いてしまう点もあるかと。 あのときあぁしていれば……という幻想を大変上手く描いていると思います。 何より森見節の青春ラブコメとでもいいますか、大変魅力的な一冊でした。 個人的には明石さんとのその後の展開を描いてくれれば満点だったのですが……。 気になる、ほんと気になる、むしろそこが重要じゃないんですか! しかしながら、大事なのはそこに至るまでの過程だと言います。 大賞を受賞したアニメもさることながら、まずは原作から読んでみては如何でしょうか。 | ||||
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| 普通ああああああああああああああああああああああああああああああああああ | ||||
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| 面白可笑しい、夢のキャンパスライフの真逆に位置する物語。スローに読みたい人におすすめ | ||||
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| ネットでの評判の良さから古本だと安いので購入しました。 文体と話しが進んでるのかどうか、着地点はどうだか? だらだらくだらない話しを、たいした起伏もなく読まされて 苦痛でした。2話でギブアップ。 別の作品「夜は歩けよ〜・・」も読みましたが 本当に個人的にこの人の作品はうけつけませんでした。 帯にアニメ化されたとか書いてありましたが、たぶん アニメならそれなりに面白いのだろうなぁ。と思いました。 | ||||
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| 現代日本お若年層向けの良質なエンターテイメントなのではないでしょうか。 文学的な価値などは期待はできませんが、面白いです。 | ||||
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| あの時、ああすれば… 人生で必ず思ってしまうことです。 さえない『私』の人生はどの道を選んでもやっぱりさえない。、けれども大切な人達には必ず出逢う。 後悔することばかりでも、友人や好きな人に出会えることは幸せなのかもしれません。 現実世界の自分も、もしかしたら今とは違う選択肢を選んでもやっぱり大切な人には出会えてたのかなーなんて思います。 ユーモアたっぷりの文体で笑えて、これだけ考えさせられる本はあまりないと思います。 | ||||
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| 森見登美彦の「四畳半神話体系」を読了。面白かったです。イイ読書時間でした。内容について書くとネタバレになるので書きませんが、4つの短編を全部まとめて楽しむのがよろし。いろいろ考えながら読み進めましょう。ただ単純な構成ではないと思いますよ。 で学生生活を描いた作品ですが、私もこんな生活を過ごしておりました。「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見て上京しましたが、結果は本書のようなものでした。でもその怠惰な時間が私の人生には必要だったと思います。もしあの時・・と思ったところで、全然変わらなかったことでしょう。。。 気持ち良い読書体験をいただきました。 | ||||
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| どのサークルを選んでも同じ結末にたどり着いて、それでもその選択が気に入ってると言ったラスト。 …のような話だと思うのだけれど、それでいいのか? 毎度毎度違うサークルに入りながらも、行動に変化も見られず、最終的には明石さんとの恋仲が(いつの間にか)成立する。 というお決まりなパターンを四回も見せられて正直うんざり。 主人公がハッピーエンド目指して違う選択肢を選んで、努力して未来を変える話ではなく、 どの選択し選んでもぼーっとしてたら明石さんと付き合えるようになりました。と、ご都合主義に思える。 表現以外に見るポイントはない | ||||
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| 大学時代というのは、時間がたくさんあるせいか、どうも色々欲がでてくる。 精一杯楽しもうとしてうまくいかなかったり、逆に何にもやる気がなくなって引き込もってしまったりと。 この主人公も「薔薇色のキャンパスライフを目指して奔走するがなかなかうまくいかない。 でも最終話に何かを発見する瞬間が特にいいです。あと、アニメ版もすごくいい。 | ||||
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| とある大学3回生が、主に四畳半の自分の部屋で、 悪友を始めとする変人達に囲まれながら過ごした大学生活を、 振り返ったり見直したりするお話。 初めの3話で飽きてしまうと、非常にもったいない。 かくいう私も3話までの、サークルを取り替えただけでほとんど変わらない展開に、 がっかりと言うかうんざりして、しばらく放置していたが、 先日、最後の1話の存在を思い出して、第4話を読み始めたところ、 「何だ、やっぱり面白いんじゃないか」とニヤニヤしてしまった。 うまいことハメられた感がするのはあまり良い気持ちではないので、オススメしない。 おなじみのクスッとくる語り口、ひねくれ者故の寂寥感に加え、 今回は友だちっていいよなあと言う、思わぬほっこり感もいただきました。☆4つ。 | ||||
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| 単位不足・留年者・大学中退などを経験、もしくは現在進行形で味わっている方はとてつもないダメージを負います | ||||
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| 大学時代に準ひきこもりだった自分には共感できる部分が多い。 人生にたらればは無いっていう教訓めいた結末も好きです。 | ||||
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| 実験的でスタイリッシュ。 屈折して、一方微笑ましい青春小説。 おまけに哲学的だったりする。 とってもユニークで心に余韻の残る小説です。 小津に心引かれました。 友情とは何か、他者との関係性とは何か。 そして学生時代をセンチメンタルに思い出させる1冊。 | ||||
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