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四畳半神話大系
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四畳半神話大系の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全192件 41~60 3/10ページ
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いいゾ〜〜、コレ! | ||||
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途中少し飽きてくる、、、こともなく最後には なるほどと納得してしまう。 初めてこの作者の本を拝読しましたが、とても面白かった。他の本も読んでみよう。 | ||||
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"樋口師匠が『闇鍋』を提案した。たとえ闇の中であっても鍋から的確に意中の具をつまみだせる技術は、生き馬の眼を抜くような現代社会を生き延びる際に必ずや役に立つであろうと言うのであるが、そんなわけあるか。"2005年発刊の本書はヘタレ学生、学生だった全ての人に贈る大ヒット青春コメディ。 2010年のテレビアニメ作品が文化庁メディア芸術祭アニメーション部門でテレビアニメとして初めて大賞を受賞した事もあり、既に洛中、洛外はおろか、もしかしたら神州の隅々まで認知されているかもしれないので本書の詳細について逐一語る事は差し控えたい。評価された本ほど語るに値しないものはない。 そこで前述の、そして本書の2話で紹介される『闇鍋」である。寄せ鍋やキムチ鍋や豆乳鍋などに比べて、闇鍋というのはじつに無駄に溢れている。しかしながら誰もがバラ色のキャンパスライフを求めるように、背徳の味を求めて誘惑されてしまうのは何故なのか。ここで私は中年と人生の後半戦に差し掛かっても尚、毎年『闇鍋』を開催している、言わば闇鍋主義者としての主張を開陳したいと思う。やあやあ刮目せよ!我こそが闇鍋主義者であるぞ。 『闇鍋』それは遡ると平安時代、キャンパスもとい宮廷社会においてうふふ、あははと繰り広げていた「一種物(いっすもの)」それが室町時代において俺も私もとリア充にも広がり「各出(かくじる)」や「汁講」として日本古来のおもてなし文化としての根を無闇矢鱈と広げていった伝統文化であり、明治期にいたっては「闇汁」として、かの正岡子規をはじめとするホトトギスメンバーも「闇汁図解」として遺しているのは周知の事だと思われる。だがしかし、しかし。実際に勇気と男汁を振り絞って足を踏み入れようとする若者たちが少ないのは、なにゆえであるか。責任者に問いただす必要がある。責任者はどこか。 私が思うに、それはコミュニケーション能力という得体のしれないものが求められる跳梁跋扈する、面妖な現代社会において、日本の伝統文化である『闇鍋』を成立させるには、それこそ本書でも暗躍する「図書館警察」のごとき個人情報をビックデータ分析する諜報力、「自転車にこやか整理軍」の様な実行力、そしてそれを支える資金力としての「印刷所」の強大な力の三位一体、それと相反するかのごとくな無駄な努力が必要不可欠であり、しかるにそれは一瞬の気の迷いの様なふはふはーとしたコスパ重視の人間では決して成し遂げる事ができないーすなわち多くの一個人の手に余るのではにかと思うのだが、その真実や如何に。 「猫ラーメン」と言えば懐かしの「はっちゃんラーメン」「カステラ」と言えば「京銘菓太極殿本舗」と反応してしまう京都が好きすぎる誰か、あるいは「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能生である」に、つい何となく頷いてしまった生まれたての子鹿のようにプルプルふるえる迷える誰かにオススメ。 | ||||
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読み切るには耐え忍ぶことも必要かと 小津のキャラがいい | ||||
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前々から気になっていたので購入。 独特な並行する物語展開もそうですし、森見さんの絶妙な表現力もいかんなく発揮されていたため、非常に面白かったです。 特に、現在大学生の方で大学生活ぱっとしねえなーって方におすすめの一冊です。 | ||||
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独特の味があり雰囲気は良いのだがどうもキャラが好きになれない。 その為に個人的には楽しめなかったが悪くはないと思う。 | ||||
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純文学風でありながらパラレルワールドを扱ったSF小説なのだが、舞台はどこにでも居そうな大学生と、その生活を綴っている珍しい内容。 どんな選択をしようとも、起こるべき事は必ず起き、出会うべき人とは必ず出会うというパラレルワールドものにありがちなテーマ。 然れども、その起承転結は娯楽的に描かれており、爽やかな読了感がある。 | ||||
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夜乙が面白かったので、期待して読んだら本作も面白かったです。 並行宇宙かつ無限地獄の世界が楽しめます。 運命とはなんぞや?を考える一冊です。 | ||||
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パソコン世代の小説らしい。ペンギン・ハイウエイ鑑賞記念に購入。 | ||||
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森見氏の小説には、大学生のバカ話系と不気味系の2つがあると思いますが、こちらはバカ話系の第二弾ですね。個人的にはどちらかというと不気味系「きつねのはなし」や「宵山万華鏡」のような作品が好きなのですが、この「四畳半神話大系」はファンタジー的な要素もありなかなかよかったです。また、自分が京都出身なので主人公の生活圏に親しみがありました。京都に土地勘がある人にも楽しめると思います。 すばらしい学生生活が送れると思っていたのに、何も特筆するようなことはなく、ただダラダラとさえない日々を送っている大学3回生が主人公。(とはいっても、京大に入っているという時点で、私などから見ると充分にすばらしいような気がしてしまうのですが、笑)。もちろん日々がつまらないのは自身の怠惰のせいでもあり、自己責任ではあるのですが、その彼が入学時に ・映画サークル「みそぎ」に入っていたら ・ソフトボールサークル「ほんわか」へ入っていたら ・秘密機関「福猫飯店」に入っていたら という「もしあの時こうしていたら・・」という3パターンを描いたもので、そして最後の章「八十日間四畳半一周」は、これはもうなんと言っていいやらの抱腹絶倒、なんでこんな話が思いつけるんだろうという奇妙奇天烈なお話で、唖然呆然としながら読み終えました。 ただ、「人生の分岐点で違う決断をしても、実は運命というのはそんなに違ったものにならないのでは」という深遠?な思想がストーリーの底にあるような気がして、このままでいいじゃないと現状を肯定してもらっているようで、なにかほっこりします。 それにしても、8回生では?という噂のある何をしているのかわからない仙人のような先輩や、サークル内での権力闘争や根回しなど、同じ京都でも垢抜けた印象のある同志社大学などに比べて、ある意味わけのわからない混沌としたイメージだった京大キャンパスなら、何があってもおかしくないような気がしてきます(笑)。それにしても、みんな京大生なのに誰も勉強している様子がないのも傑作です。 この方の作風は、もうこの人にしか書けないという個性の際立ったもので、人によって好き嫌いはあると思います。理屈は通用しないというか、一見、感性のみで突っ走って書いているような独特の雰囲気ですが、構成や文章はかなり推敲されていると思います。とりあえず常識のタガを取っ払ってお話に入り込める方には楽しめる話だと思います。私は「夜は短し・・」や「太陽の塔」よりも好きかもです。 | ||||
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この作者の、冴えない大学生の主人公と、周りの変な奴と、愛しのヒロインをめぐるタイプの話は、『太陽の塔』で十分です。 『太陽の塔』を読んでこの本に行きついたのですが、これを読む前までは、作者は(京大とは言え)自身の大学生の頃を、 暗黒時代とか自虐的に見ているのかと思ったのですが、この作品を見ているあたりから、 またこの手の話を作るあたり、むしろとんでもない自己愛とナルシズムで固められているのではないかと感じるようになりました。 周りはヘンテコな奴で、自分はこんな不遇に置かれるのはおかしい。それでいて最後はヒロインを射止める。 もうこの話はお腹一杯です。 | ||||
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独特の文書にはまりました。読み終えたときはなんとも言えない不思議な気持ちになりました。 | ||||
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面白くて何度も読み直してます。何度読んでも面白い。今まで出会った小説の中で1番面白い。アニメも合わせるともっと面白い。 | ||||
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厚さのわりに速く読める仕掛けだけど、ちょっと手抜きではない?と思っていたら、そういう展開でしたか。『男おいどん』以来の四畳半文学の力作。 | ||||
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「夜は短し歩けよ乙女」でその世界観が癖になり、こちらも読ませていただきました。 樋口師匠と羽貫さん いいですね。登場しているとは知らずうれしかったです。 あと周りから距離を置いて(置かれて)いる主人公には呆れるしかないのですが、応援してしまうのはなぜでしょう。 第一話の後もちろん第二話と読み進めたのですが、驚きました。。。 最初のサークルの振りがこんな展開で使われるとは、です。 それにしても面白い軽妙な言い回しも随所にでてきて、「夜は短し〜」にも繋がっていると感じました。 「能ある鷹は・・」「潜在能力には自信がある。ただ・・」等が笑ってしまいます。 あと「夜は短し〜」ではジョニーの登場は1回だけだったと思いますが、こちでは・・・でした。 | ||||
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没頭できるタイプの本です。 語り口が面白く、登場人物にも胡散臭い空気がありながらも、愛着が持てる人物ばかりです。 黒髪の乙女への執着が笑えますね。もちろん全体のストーリーも面白いです。 おすすめします。 | ||||
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この話を読んで得るものはない 軽快に読み進め、時間潰しには最高 | ||||
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総合評価が4.2(2017/9/3現在)というのに不満です。 もっと高くてもいいと思うんですけど、評価は人それぞれだからしょうがない。 ただ、4.2でも高いですから、読んでいないひとはぜひ読んでください。 中学生、いや小学校高学年でも読めます。 これ以外のおすすめ 『夜は短し歩けよ乙女』 『恋文の技術』 『四畳半王国見聞録』 『聖なる怠け者の冒険』 『有頂天家族』 『美女と竹林』 | ||||
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どこか、筒井康隆の「脱走と追跡のサンバ」を思い起こさせる。 村上春樹の主人公が言いそうなセリフもある。 面白い小説でした。 森見さんという小説家を、見落としてたなぁ。 これから読み漁るかもしれない。 | ||||
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松本零士『大四畳半大物語』のオマージュかと思って 読み始めてみたが、はるかに現代的でキュートな語り口。 といいながら、それはスマートでもなんでもなく 膨れ上がった自意識の、過剰な吐露に他ならない。 自分が何者でもなく、しかし可能性しか持っていなかった 20代前半を送ってきた多くの人たちにとり、 赤面してスムーズに読み進められない箇所も多々あるが それを正面きって、この分量で書ききった作者の あえての力技には敬意を払いたい。 | ||||
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