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四畳半神話大系
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四畳半神話大系の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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設定やら展開やらは物珍しく、新鮮だった。それにしては終わりで驚くこともなく、感動もなかった。伏線は回収されてるっちゃされているのか…って感じ。 | ||||
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昨年の丁度今頃、森見氏の作品「夜は短し歩けよ乙女」を読みました。 京都の学生譚でありますが、ややファンタジーチックな味のある作品でありました。 それに負けず劣らずおもろい作品でありました。 ・・・ そして本作。 主人公は、解説の佐藤哲也氏曰く「重厚かつ尊大」な「私」。かれが大学三回生として、無駄に過ごした日々を振り返りつつ、青春をばかばかしくもひねくれた形で親友かつ敵でもある「小津」とともに表現します。 四畳半という都会の貧乏学生の、アナクロニズムかというくらいの典型の住居を中心に、「そうであったかもしれない」別の学生生活のシナリオを、雄大・尊大でばかばかしい文語調で語ります。 四つあるどのシナリオ。結局どう転んでも時間を無駄に過ごすような大学生活にしかならないのはご愛敬笑 なお、「夜は~」の黒髪の乙女は、本作でも「明石さん」として頻繁に登場。というか樋口先輩など関連するキャラ多数。 ・・・ あ、因みに「ツボ」的なのはやはり酔っ払った羽貫さんを前にした「ジョニー」との対話ですね笑 男性ならではの「残念?」なシーンですね。散々道徳とか人に悪くしないなんて教育を受けていくと、狼に変身する仕方やそのタイミングが分からなかったりしますよねえ。 ジョニー、何であそこ脳みそを乗っ取らなかった! まあでも主人公の気持ちも分かります。君は要するにヘタレなのだ。そして君は昔の私である。 ・・・ でねえ。こういうアホな学生の話を読んでいると自分の時代も思い出すんですよ。 私が学生であった1990年代でもこういう風呂なしトイレ共同みたいなボロアパート、絶滅寸前でしたが、ありました。バンカラ的生き方への憧れの象徴でありました。 そこで私も東京で風呂なしのボロアパートで独り暮らしをしてみました。が、当時の彼女(今の嫁さん)に、「可哀そう!」と情けをかけられ、ほどなくして同棲へと格上げ頂いたのも懐かしい思い出。そんなかつてを想起させます。 ・・・ そして舞台。京都ですよ、京都。 四条とか下鴨とか白川とか、私はうっすらとしか分かりませんが、京都にご縁のある方はかなり楽しく読めることでしょう。また京都という街が、文語で語られることが実に似合う街じゃあありませんか。 ・・・ ということで森見氏の作品、二作目でした。 青春小説、学生モノ、京都を舞台にしたものが読みたい、そんな方にはお勧めできると思います。 読後に学生に戻りたくなる、そんな作品です。 | ||||
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アニメを見てから小説を読みました。独特な言い回しは文字で読むには慣れるまでは大変でしたが、慣れてくるとはまってしまい一気に読んでしまいました! | ||||
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絶妙な語り口で慣れるまでに少し時間がかかりましたが、慣れてしまえば森見登美彦ワールドに引き込まれました。 | ||||
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独特の味があり雰囲気は良いのだがどうもキャラが好きになれない。 その為に個人的には楽しめなかったが悪くはないと思う。 | ||||
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パソコン世代の小説らしい。ペンギン・ハイウエイ鑑賞記念に購入。 | ||||
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サークルの選択、どこでも出会うことになる悪友、重要かと思ったそうでもない女性、どこに入っても結果はそれほど変わらない。この小説はパワプロのサクセスっぽい。パワプロ君と矢部君の物語だ!!! 森見自身の「ろくでもない大学生活だったけど楽しかったなー」って小説なんだろうな。京都の大学を出た作家が書く京都はぶらぶらして楽しく生活できる街なんだろうなぁ、と思わせるものが多いような気がする。どのサークルに入るか、という選択によって大学生活が大きく変わってくるけれど結局同じようなところに収束していく。こういう話はギミックに凝りすぎてしまうものが多い印象なのだが、一読でさらっと理解して楽しめるものに抑えられているのが好感。 | ||||
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現代日本お若年層向けの良質なエンターテイメントなのではないでしょうか。 文学的な価値などは期待はできませんが、面白いです。 | ||||
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アイディアは面白いと思う。 4つの平行世界。 少し前の言い方だと、パラレルワールドか。 あの時、ああすれば自分はもっとましな人間に・・・というのは、誰でも一度は考えた事があるのではないか。 けれどどの選択をしても、結局自分という人間のアイデンティティが変わらない限り、人生は大きく変わるもんじゃないのかもしれないなと思わされる作品。 アイデアはいいと思うんだけど、なんか登場人物に共感できない。 軽快な言葉遊びのような文体もあまりすきになれない・・のは私だけか。 単にこの作者と相性がよくないのだと思う。 遊び心を評価して星3つ。 | ||||
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「さえない京大生」をテーマにしたつもりかもしれないが、京大生であることを意識しすぎていてどうも鼻につく。 ヒロインの女性についても「天真爛漫だけど頭はとってもいい」作者の理想的な少女を描きたかったのはひしひしと伝わってくるが、何か白々しさばかりが眼についてあまり魅力がない。 内容はともかくも、京大生の自意識とプライドの高さだけは伝わってくる作品。 | ||||
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森見さんのデビュー2作目にあたる本作では、もし違ったサークルを選んでいたら、というifストーリーと無限の可能性をはらんだ平行世界を描いている。彼独特の世界観である有象無象のあやしいサークルやキーマンたる悪友、小津の悪行は面白いが、マルチエンディングのゲームのようにコピー&ペーストの文章が何回も現れ、読まされている感じがするのは苦痛だ。また、どんどんネタばれになって、展開が読めてしまうところ、結末が同一なところも退屈さに拍車をかけている。 | ||||
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アニメ化するそうなので、気になって読みました。 選ばれなかった未来、選んでしまった現在、物語が入り乱れて、どれが本当か解らなくなります。 そもそもこの小説において、「本当の未来」なんて意味がないのかもしれない。 選択肢に多少の違いはあれど、行き着くところは同じなのだから。 それにしても第一話から第二話にうつったあたり、頭が混乱しました。 その後は勢いで読めちゃうけど、最後の「八十日間四畳半一周」だけ毛色が違って、 かつその話が一番好きでした。連綿と続く部屋は、想像すると地味に怖いです。 全体の感想として、登場人物たちがまきこまれる事件は、すごく衝撃的!というわけじゃないけど、 だからこそ実体験のようで、自分にも起こるんじゃないか?と思った。 ただ、文体がとっつきにくくてですね…。ハマれば面白いんだろうな、と思います。 登場人物が「夜は短し歩けよ乙女」にスピンオフしてるそうなので、 機会あれば、また読みたいな〜と思いました。 | ||||
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人生とは選択だ。 「あの時ああしていれば、もっと違った人生があるのでは無いか…」 という思いは誰でも持っていると思う。 この物語は、4編から成り、選択がテーマになっている。 何を選ぶかによって、人生がどう変わるのか。 その結果は読んで判断して欲しい。 面白い試みだと思う。 4つの並行世界の物語が、少しだけ繋がりつつ進んでいく。 実際に面白い作品ではあると思う。 しかし、私はこの作品で食傷気味になった。 著者の代表作である、「夜は短し歩けよ乙女」から続けて読んだせいでもあるが。 (夜は〜が面白かった為にこの作品を読んだ。) 同じような主人公に、同じようなストーリー。 それが今作だけでも4回繰り返されたら…。 森見はバリバリの自己投影型なのかもしれない。 良く言えば彼の世界が出来上がっている。悪く言えば、幅が無い。 まあ2作しか読んでいないので、何とも言えないけれど、 もうひとつ森見作品を読みたいとは思えない。 | ||||
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『夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)』を読めば充分です。 わざわざ似たような話を買うことはないです。 どの章も同じ流れ、同じ結末という構造になっているため、読んでいて飽きる恐れがあります。 全く同じ文章がそれぞれの章に書かれてあり、「またか」と思ってしまいます。 2,3ページぐらい同じ文章が続く所も・・・。 読み飛ばせば済みますが、読者が読み飛ばさないといけないなんて変な話です。 『夜は短し・・・』と違い、主人公はあまり主体的に行動しません。 四畳半の方が、脇役の言動を楽しむ色合いが強いです。 ただ、その脇役が良い味を出していて物語を支えています。 でも今ひとつ物足りない。 ストーリーのマンネリ化や、中途半端なファンタジー要素がその原因。 『夜は短し・・・』ぐらい思い切ってれば良かった。 ※京大生にとっては、内輪ネタが豊富で相当楽しめるようです。 | ||||
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これぞ森見登美彦って感じの作品。 太陽の塔と設定が似ています。 そして小津のキャラがいい。四畳半ラビリンスの馬鹿馬鹿しさも好き。 ただ話が長くなった分、キレがない。 4話のリンクも、さすがだと感じる反面、 長くなったことで面白さが薄まってしまった感じがする。 (有頂天家族のときも感じたことですが) 森見さんは短めの作品のほうが面白いと思う。 | ||||
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このサークルを選んでいたらこの未来、あのサークルを選んでいたらこの未来、という感じのパラレルワールドになってます。 冒頭が全く同じなので、手抜きチックにも見えなくありませんw どれを読んでも屋台のラーメンが食べたくなります! 最終話を読むと、大量の蛾の正体がわかるのですが、なんとも言えない癖のある味があります。 作中、気難しい古書店の親父がヒロインの明石さんに出会った時、彼女をかぐや姫に例えてますね。 『かぐや姫を見かけた竹取の翁のごとき、めろめろの有り様になった。』 『とけたマシュマロのごときめろめろぶり』 で、森見さんはめでたくご結婚されたわけですが、ブログでの報告に、登美彦氏、かぐや姫をむかえるって書いてあるんですよ(*'m`*)むほほ めろめろなんですね♪ 末永くお幸せにvV | ||||
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一章、二章までは面白い。 だが、後の章は一、二章の話の流れと一緒なので、少し退屈です。飽きます。 | ||||
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予定運命といったところの話でしょうか。 森見さんの文体は面白いのですが、 この本に入っている4つのお話はちょっとずつ違ってはいるものの、 最初の件などは同じで正直3章目の話では飽きてしまいます。 どれも全部面白いと言えば面白いのですが、最初の話を読み、次の章の読んでいくと 先が見えてしまいます。 他の森見さんの作品のように期待して読むと、 ハードカバーの値段では少し損した気分になるかもしれません。 文庫本になるのを待ったほうがいいかもしれません。 | ||||
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