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四畳半神話大系
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四畳半神話大系の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全192件 81~100 5/10ページ
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選択肢がいくつもあって迷っている君へ。どれを選んでも結末には大差ない。 それだけであるような気がする。 | ||||
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いつか面白くなると信じて。ええ、頑張りました。頑張りましたとも。でもねぇ、いつまで経っても面白くならなかったです。とうとう4話まで(最終話)まで読んでしまって後悔した作品です。レビューより直感を信じて1話で止めておけば良かったです。 1話で面白く無いと感じたら、よっぽど暇じゃない場合は止めといた方がいいです、贅沢に暇つぶししたい人には良いかも。 | ||||
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この作品って、アニメ化してたんですね。 有頂天家族が好きだったので読んでみました。 相変わらずくだらないのについつい読んでしまう不思議な文章力。 ただ、あんまり面白くないな。と、半分くらいまでは思っていました。 しかしそんな感じのだらけが、最後に一気に面白さへ昇華するのは正に圧巻。 この圧倒的な構成力。やられました。 | ||||
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本書の主人公である私の大学生活の内に築き上げた自意識が独創的世界観を作り出しており、そこが本書の見所でもあります。冴えない大学生活の心情を細やかに描いており、ポッと出てくる薔薇色な可能性に屁理屈こねて右往左往してる主人公の様は男性なら誰にでもある恥ずかしい思い出ではないでしょうか。ともかくそんな主人公とそれを取り巻く個性的な面々とのお話は直ぐに読み終わってしまう魅力があります | ||||
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すごく好きです!アニメもすごく面白かったです。評価の低いレビューに何度も同じ文章が繰り返されて途中で挫折と書いているひとがいましたが、とてももったいなくてかわいそうですw4話目でのまとめ上げは読むてが止まりませんでした。好き嫌いが分かれる作品といわれてるけど最後まで読めばとてもいい作品たとおもいます。損はしないと思います。 | ||||
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サークルの選択、どこでも出会うことになる悪友、重要かと思ったそうでもない女性、どこに入っても結果はそれほど変わらない。この小説はパワプロのサクセスっぽい。パワプロ君と矢部君の物語だ!!! 森見自身の「ろくでもない大学生活だったけど楽しかったなー」って小説なんだろうな。京都の大学を出た作家が書く京都はぶらぶらして楽しく生活できる街なんだろうなぁ、と思わせるものが多いような気がする。どのサークルに入るか、という選択によって大学生活が大きく変わってくるけれど結局同じようなところに収束していく。こういう話はギミックに凝りすぎてしまうものが多い印象なのだが、一読でさらっと理解して楽しめるものに抑えられているのが好感。 | ||||
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森見氏の著作は、デビュー作「太陽の塔」で衝撃を受けて以来、気に入っている。 この四畳半神話大系も然り。秀逸でどこか奇奇怪怪な作品である。 1話、2話、3話と読み進めていくうちに、同一な話が何度も何度もループしているように思われ、なんだろうこの作品は? と首を傾げたくなるが、作者の手腕、何を訴えたいのかを読み解けば、なるほど。そういうことかと納得でき、 さらに作品を楽しめる。読み解くとは少し大袈裟過ぎたか、、、。 本編を読む前に、解説を先に読んでも良いのかもしれない。 圧巻の森見ワールドは、四畳半という狭い範囲に限らず、何畳でも広げていってほしい。 いや、四畳半だからこそ良いのかもしれない。 | ||||
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最高!京都での学生生活が蘇ります。実際にこんな感じでした。下鴨の古書市に行きたかった。 | ||||
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パラレルワールド、タイム・ループのようなSFネタが根底にありますが、舞台が矮小(笑)。登場人物も適度に謎めいて、適度に親近感を覚え、適度に魅力的。何よりも文章が持って回った言い回しの連続で、これがまた不快にならず楽しい。 私自身、「あの時、ああしていれば....」「あの時に戻れたら...」という後悔にさいなまれてきたが、そんな考えが無意味であるという痛快感が味わえた。少々、大げさに言えば観念的に救われたとも言える。 この著者の作品を読むのは初めてだけど、他の作品も買ってみることにしました。 | ||||
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アニメを先に見て、これを文章でどう表現してるのかという興味から読み始めました。まず、アニメの早口は文章をそのまま読んでいた事に驚き、次にアニメとは違って小説では四話でそれぞれ毎回終わっているというのにビックリしました。あの素晴らしい読後感を最大限に引き出す為に、元々入り組んだ構成を更にパズルのように組換えてアニメの脚本が出来たんだな〜と感心しました。アニメを見てなかったらここまで楽しめなかった気もします。 | ||||
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面白かった 何か書くとネタバレになってしまうので詳細はかけないけど面白かった | ||||
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最初の印象は、冴えない大学生の大学生活がコメディタッチで描かれていて、漱石の「我輩は猫である」をパロディにしたかのような古風で大仰な言い回しが特徴的であるものの、まあまあゆるゆると楽しめるかなといった感じでした ところが読み進むにつれ、どうやらそれだけではない要素が次第に明らかになって行きます。この明らかになって行く下りが非常に絶妙です ゆるめの仮面を被った、精緻に練られた物語 興味のある方は是非ご一読をお勧めします | ||||
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この本は何も考えずに読んでもまこと面白い本である。 中高生が読んでも、大人が読んでも等しく笑えることだろう。 だがしかしもっと意味の深い価値がこの本にはある。 この世は可能性に充ち溢れすぎている。 少年漫画は夢を叫び、幕府の縛りが大きかった江戸時代などとは違い自由で豊かで無限の可能性に充ちすぎな世界にあてられて、フリーターは夢を追いかけ過ぎ、社会人は分を超えて働きすぎて体を壊し、政治家でもないのに政治に打ち込み過ぎ、そして大志を抱きすぎたプライドの高い大学生は現実に打ちのめされ倒れる。 「可能性という言葉を無限定に使いすぎてはいけない。我々という存在を規定するのは我々が持つ可能性ではなく不可能性である。」 これは作中の樋口師匠という人の言葉だが、本当にそうだと思う。 人や和歌などの作品はほどほどの制限の中で作られてこそ輝く。不可能性という枠がなければ、人も和歌もあれもこれもと欲張ってよくわからない不定形なものになるだろう。 だから自覚しなくてはならない。自分はどれを無理にやろうとすると誰かに過度に迷惑がかかり、自分に害を成すかを。 主人公であるプライドが高すぎた学生の「私」は終盤ようやく気付く。 「不毛と思われた日常はなんと豊穣な世界であったのか。ありもしない夢ばかり見て自分の足元さえ見ていなかったのだ。」と。 この世は望みすぎなければ実に楽しいものだ。 おいしいラーメン屋にだって通えるし、悪友や彼女だって作れる。 人生はほどほどに有意義でそしてほどほど無意義であればいいのです。江戸時代の農民は不可能性に今より縛られていたからこそ迷わず楽しく暮らせた部分も多いだろう。 そのことを「私」と同じ、誇りが高すぎるアホ学生であった私に気づかせてくれた森見登美彦先生に感謝。 | ||||
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アニメから興味を引かれましたが原作の方も面白かったです。 アニメの出来も良かったのだと再確認できました。 | ||||
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宵山万華鏡のあと、2ヶ月後に読みました。森見作品は、2冊目ですが、この作品は森見ワールド全開らしいです。ある人に、いいのを読んだねと言われました。 | ||||
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殆ど同じプロットを同じテンポで繰り返すのは勘弁してほしいです。 話の大筋が同じパラレルワールドを実験的に筆にのせました!って事だろうけど、それならば主人公を変えて4回読ませるとか、読み手がもっと楽しく読めるような工夫が欲しい。途中から斜め読みになって、落ちまでやっとやっと読んだ感じです。 | ||||
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京都大学3回生の私は、楽しいはずの青春を四畳半の崩れかけた下宿と、悪友小津、無理な要求ばかりする先輩の 「師匠」、恋心を持つちょっと変わりものの女性明石さん、そして訳の分からないサークルの人間達に囲まれて何の 希望もなく過ごしている。出てくる人物やストーリーが全て、ああ、これは京大ならあるなあ、と思わせるような設定、思わず 笑ってしまう。この作者のもう一つの特色は類まれな文章力の「格調の高さ」。結構本を読みまくっている、しようも ないことを含めて教養の深い作者ということが窺える。くそ真面目な文章だからまた面白いんだろうな。すっかりこの作者は僕の お気に入りだ。 | ||||
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著者は、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞した森見登見彦。 (H20/3/25 ' H20/5/25 3版発行) 主人公は大学三回生。バラ色のキャンパスライフは現実とは程遠い。 悪友の小津に振り回され、樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは中々お近づきになれないまま、並行世界を行き来する。 『太陽の塔』(2006年、新潮社)と似たような世界(というか森見さんの作品はどれも似たような世界観・土地観・人物観)で、繰り広げられる、とても愉快快活な口調で綴られるダメ京大生の恋愛(?)物語。 実は、2.3話をアニメで視聴したことがあり、最終回も偶然見た。 2010年度文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞したのは、受賞するべくして受賞したような非常に独特な映像が魅力だった。 しかし、アニメを観るのと、字を読むのとはもちろん精神活動が違う。 アニメでは気づかなかった、自分の思う本書の主題は「不可能性」。 言いたいことはTV版エヴァンゲリオン最終話と似ているようで微妙に違う、未来の「可能性」を肯定しつつ、過去の「不可能性」を否定する。 生きていれば「あの時こうしておけばよかったなぁ。。。」と思うことは数知れず、しかし、どの選択肢を選んでいても実際、「今」に大差はない。 そんな無意味な精神活動をするのであれば、前を向いて、これからだけを考えろよ、紳士淑女たち、未来は明るいぞ、と言われている気がした。 アニメは独特のテンポが魅力的だったが、本書は途中、同型反復がクドい気さえする…『太陽の塔』の方が読み物としては好みかもしれない。 ───「可能性という言葉を無限定に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々が持つ可能性ではなく、我々が持つ不可能性である」(p.150-151) ───「ほんの些細な決断の違いで私の運命は変わる。日々私は無数の決断を繰り返すのだから、無数の異なる運命が生まれる。無数の私が生まれる。無数の四畳半が生まれる」(p.374) | ||||
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とある大学生が、悪友(変人)たちに囲まれながら過ごした大学生活を 四畳半の自分の部屋の中で いろいろな角度から振りかえりながら進むお話。 その時の決断やその選択が無数にあり、通る道は違っても、 意外と同じ終着点に行きついてしまう。 運命は自分の手で切り開くものだっていうけれど、 彼に到っては、運命は決まっている。 でも、それは、そうですよ。 だって同じことを言っているもの。 普通ならば、こんなだメンズには、 グダグダ言うな!今を精一杯生きろ! 青春は一回なんだ!! な〜んて言いたくなるけれど、エスプリとユーモアが満載なので、不思議と嫌な気にはなりません。 むしろ、言い回しを真似したくなる(笑) くせになる1冊です。 | ||||
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アニメから入り、森見さんの本を読むのはこれが初めてでした。 初めて森見さんの本を読む方もアニメが楽しめた方にはオススメなんじゃないでしょうか。 普段はあまり本を読まないので、最初は森見さん独特の文章の書き方に抵抗がありましたが、読み終わる頃には癖になりました。 「夜は短し歩けよ乙女」という森見さんの別のお話も読んでみましたが、こちらの方も森見さん独特の書き方で、個人的には四畳半神話大系より読みやすかったです。 小難しいレビューは書けませんが、十分に楽しめました。大変面白かったです。 | ||||
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