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夢を売る男
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夢を売る男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全254件 101~120 6/13ページ
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とにかく、面白かった。 人によっては、ふざけた内容だと思う人もいるかもしれませんが、アイロニー小説としては一級品。 小説家を目指す人にも目指さない人にも、そして出版業界の裏側を知りたい人にも、おすすめ。 これがおもしろいと思うか思わないかで、ちょっとした心理テストができそう。 | ||||
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悪夢を売る男、ゴミを売る男、むやみやたらに喧嘩を売る男の小説もどきの落書き。 | ||||
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これ、素晴らしいです。 テレビで話す百田さんには あまり魅力を感じない私ですが、書くことに関しては 超一流ですね。 一件非道な人間と見せかけて、実は 真理を突いた主人公の存在は今の出版業界への彼なりの エールなのかも。 | ||||
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百田さんの作品は4冊めでしたが他の本とはちょっと違って一気に読んでしまいました。 編集社の裏側も覗けた様でとても面白かったです。 | ||||
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虫唾が走るような糞男の立て板に水()のロジックにだんだん読み手が魅了されていく 幻滅してしまう小説出版界の内情暴露をこの糞を通して行うのだが 読んでるうちに痛快な気分になってくる。 この男が売る夢には付加価値がある それにしても百田さんはくだらない糞人間を描写させたらピカイチに上手い 登場人物のいずれもが実際に居そうな糞を具現化したようだ 糞が糞を利用して糞を倒すくだりとか、糞の中に秘めたる熱く純真な正義を見た時に それまでの憤懣がカタルシスとなって一気に放出される 確かに、永遠の0、海賊~、影法師のような名作には足りえないが 上記のとおり百田さんの小説らしい面白さは十分にある佳作 | ||||
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ちょっと、がっかり作品。 出版界の裏側話はいろいろあるが、これはバラエティのコントのような作品だ。 東野圭吾の「黒笑小説」「歪笑小説」なども相当デフォルメしているが、これは、そう、ワイドショーの再現ドラマ。 こんな風に「自費出版ビジネスに引っ掛かってはいけないですよぉ」という再現ドラマ。 およそ小説とは、呼び難い、作品だと思う。 | ||||
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パクリネタで読者を騙してきたんならそういうことになる!それがこの本に込められていた真の意味!色々な意味でヤバイ奴を敵に回したな…コイツ…もしかしたらその道の専門職のみならず、一般市民からも叩かれるだけでなく、刺されるかもリスクを負ったかも…御苦労なことにしてご愁傷さまなことだ…w | ||||
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百田さんの本をもっと読みたくなり購入しました。 とても楽しく読むことができました。 | ||||
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本に関しては、個人の主観が入りますので統一コメントで行います。 問題がなければ、星は5とします。 | ||||
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百田何某はいずれ消える作家だそうだが笑、この本に関してはとても面白いものだった! 最後の一行まで読んで、本当に読んでよかったと思える本。 | ||||
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この小説はとても興味深い内容だと思います。松本清張の作品で『証明』という短編があります。小説家を目指し、芽が出ずに歳ばかりとって堕落していくという話なんですが、自分はその世界観に共感し、好きな作品でした。 表現や創作の世界というのはある意味、そのリアリティーと向き合うことでもあります。 この小説はそれに近い題材だと思います。 この手の題材の小説を自分は探していたので、夢中になって今、読んでいます。 小説を趣味でも、夢でも1度でも書いたことがある人なら楽しめると思います! | ||||
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普段は実用書ばかり読んでいて小説はほぼ読まないのですが、共同出版の裏事情がわかると評判だったので読んでみました。 話の中で大きな盛り上がりは無いのですが、詐欺まがいの主人公と著者になりたい人々との淡々とした日常が面白かったです。 | ||||
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特に感動したり、興奮する本ではないが、 静かに怖い本だった。 人間の自己顕示欲を見透かしている内容 は自分も気をつけようと思った。 本の中で、売れない作家や書評家に対し て指摘している部分は、少々、感情が入 り過ぎなのではないかと思った。Twitter などで罵倒されている作家が思い浮かび、 嫌な気持ちが込み上げた。 ただ、作家志望の人はこれを一度、読ん でみたほうがいいと思う。 熱くなっている人は冷静さ、客観さを取 り戻せるのでは。 逆に自主出版で本を出すのもいいかなと 思う人もいると思う。 | ||||
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途中、つまらなくなって読むのをやめようかと思いましたが、読みやすい文章なのでまぁ読み切りました。読んでよかった。登場人物ほぼ全員に感情移入できて読み終わった後もしばらく感動しました。寝て起きた今もまだ感動してます。笑 | ||||
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出版業界に対する皮肉たっぷりの物語。 なかなか見えない業界の裏側が興味深かった。 | ||||
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夢中になって読めました。展開もテンポもよく、心に響く表現で書かれていて読みやすいです。特に本の出版を考えている人には是非おすすめの作品です。 編集者の衛生観念へのイメージを下げるような記述が気になりましたので、星を一つ減らしました。 | ||||
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こうした現実を、小説という形でわかりやすく教えてもらわないと知らないというか わからない人が沢山いるとは、私には思えないんだけど。 それとも、それが現状なんでしょうか…。 大衆って、そんなにバカなの? 売れない純文作家には百田さんのようなベストセラー作家をバカにする人がいるけれど、 「おまえら誰のために飯食ってられんだ? 利益作り出す書き手のおかげで おまんま食えてんだぞ、わかってるのか」の部分は、作者の怨念がこもっていて笑ってしまいました。 ほんと、ある作家たちに対して、出版社が赤字覚悟で原稿料を払い、単行本を出してあげてるというのは、 ベストセラーを書く作家が生み出す利益のおかげですよね。 だからって、有難がって文句も言えない、というわけじゃない。 「なんだ、こんなスカスカな文章書いて」と軽蔑する権利、彼らにはちゃんとあるんです。 稼ぐ奴が偉い、文句言いえる立場かよ、という論理でいけば、 所得が多くてたくさん税金払っている人に対しては、低所得で納税どころか納付免除の人たちは文句言う資格ないことになる。 しかし現実には、生活保護を受けている人にだって、選挙権は平等に一票与えられています。 古は、芸術家というのはパトロンあってのものでした。 純文系の売れない作家たちにとって、百田さんのような人って、見方によっては間接的なパトロンですよね(笑) だから頑張ってくださいね(嫌味かな?) でも、文芸誌、つまらん、いらない、というのは、内心賛同してます。 本当につまらない。どうせ単行本化されるとき大幅に訂正したり、加筆したりするんだったら、 芸術作品として未完成品を読まされているようなものでして…。しかも本当につまんない作品多い。 貧者救済・臨終間近の病人の胃瘻、みたいなところありますよね、文芸誌って。 赤字しか生まない奴は、自費出版しろって作中にありますが、 そういいたくなる気持ち、わかります。 最後に、一筋の救済につながるような部分で終わるのが、せめてもの慰めです。 | ||||
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全体的には読みやすい文体で状況も把握しやすいので☆2だが、作品全体としてはストーリーはほとんど無いに等しく、困惑ばかりが残る。 まず、主人公の牛河原は、傲慢な物書きの卵たちを詐欺まがいの自費出版ビジネスに誘い込む出版社のチーフ編集者。本来は愛すべきこの悪役主人公なのだが、作品を通してまったく試練に出会わない。作中でまともなライバルとして現れるのはご同類の一社のみで、しかも登場した途端に弱点が晒されるので危機感も何もなし。今日び、ラノベの主人公でももっと試練に突き当たってるだろう。 というよりも、この作品の大半は、不信を抱いた作家たちを主人公がうまいこと言いくるめる(部下の編集部員が説得を試みても、なぜか全員無能なので失敗する)電話でのやりとりと、彼と部下の荒木の長話(に見せかけた主人公のワンマントーク)で構成され、主人公はほんとうに人間的にたいした経験も積まず教訓も学ばず、冒頭とまるで変わらない日常のまま終わってしまうのだ。 ピカレスク・ヒーローなら、対照となるキャラや状況──たとえば、下手な作家に容赦ない批判を浴びせるがその指摘は正確な「夢を売らない」編集者、良心的な自費出版ビジネスに乗り出した大手出版社、あるいは過去に家族や友人が牛河原に騙され復讐を胸に秘めた作家志望者などをぶつけることで、物語をいくらでもおもしろくできたはずなのに、そんな展開はまるでない。また、本来は主人公のポリシーを根底から揺るがす存在の登場を、この作品はまともに取り合わずに、いい話風に片付けてしまう。本来なら、主人公は婆さんとはいえ輝かしい才能の出現に震撼し、出版したいという誘惑と、自分の予測がまたも外れる恐怖、そして凡百の作家志望者を喰い物にしてきたこれまでの自分の生き方との間で深く葛藤して当然なのに。 せっかくの悪役主人公が、作者によってただ甘やかされ、改心するでも悪を極めるでもなく凡庸に終わってしまう。ここがまずポカーンその一だ。 第二に、カバー内の宣伝文句によれば、本作は「現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作」だそうで、これはおそらく牛河原にカモられる作家志望者たちを指しているのだろう。だが、悪いが自分には、彼らがそこまで醜い存在とは思えなかった。 たしかに、ろくな執筆経験もないのに己を盲信し、自著が売れると疑いもせずに金と名声を期待する姿は見苦しいし、滑稽ではある。だが、彼らは自分の正しさを証明する手段として、少なくとも「本を執筆する」という努力を惜しまなかった。そして作品を読む限り、彼らは自著を身内に無料で配ったり、余剰在庫を自腹で買い取ることはしても、法外な値段で無理やり売りつけたり、自己負担金を踏み倒したりはしていない。ましてや、売名が目的で自らの信条に反することを書いたり、自分は努力もせずゴーストに書かせたり、メディアを買収して内容水増しの宣伝打ったりするなど、現実の出版業界に横行する、よっぽど醜く非道な行為に及んだりはしていないのだ。 最後まで読み終わってから、宣伝文句に値するような醜い心根の持ち主が結局出てこなかったことにポカーンとさせられた。 第三に、作中は牛河原が語る場面が多いのだが、彼のセリフに含まれる虚偽や事実誤認がどこまで故意なのか、本文中でフォローされてないので読んでいて戸惑わされる。 たとえば、主人公は「客に嘘はいわん」と言うのだが、ありもしない入賞選考会や配本状況などを繰り返し通知している以上あきらかに嘘なのだが、本文中には何のフォローもなし。まあこれは、編集当事者の意識はこんなものという描写なんだろうと好意的に解釈するとしても、長く文芸業界で暮らしていたはずの主人公が言う「当時売れなかった作家が後世に評価されるのはありえない」「文学的な文章とは比喩表現。読みやすくてわかりやすい文章はではない」には文学好きなら誰もが首をひねっただろうし、「売れない作家は売れっ子作家に感謝すべき」には開いた口がふさがらない。あるいはこれらも、『作者が主観で真実と信じて言ってるので嘘じゃない」のだろうか…。 (ちなみに、作者が本作の主人公にものすごく仮託しているのは明白なのだが、じつは本作で一番特徴的なのはむしろ部下の荒木だと思う。自身は何の仕事をしているのか分からないくらい常に牛河原の都合に合わせて登場し、会話のセリフはすべて牛河原が語りたいトピックの前振りに過ぎず、日本語の世界普及率や『バニティ・プレス』は知っててもミダス王や『メタファー』は知らず、牛河原の指示でなんの躊躇いもなくスパイとして職場を変えたり戻ったり…。じつは、彼こそがライバル社の黒幕で…、みたいなベタなどんでん返しを期待したのだが、そんなことは全然なく、本当にただの都合のいい便利キャラだった。) 最後のポカーンは、読後に奥付を見てみたらこれが2013年作品だったと知った時だ。てっきり、出版社を通じずに個人で電子出版できる現代のはるか前の物語、まだ市井の物書きたちが悪徳出版社の情報をネットで共有できない頃の話だと思ったのに。 | ||||
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作者の百田氏は軽蔑すべき人物だが、 作品自体は面白く読めた。 この人に多少でも印税収入が入らないように図書館で借りて読んだのだが。 通勤の行き帰りだけで読める、お手軽小説である。 お下劣なせりふも、百田氏らしい。 「大いなる助走」のように筒井康隆に書いてもらいたかった。 | ||||
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読み始めたらわかる。読み終わるその時に、最後まで読む事が、この本の面白さ。 | ||||
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