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ホルモー六景
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ホルモー六景の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 1~20 1/5ページ
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「可」の商品でしたが、想像以上に綺麗で、かつ安価なので驚きました。 | ||||
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ホルモーの連作短編集。本編に出てきた登場人物たちのお話です。叙述トリック的な人間関係とか本編とパズルのような時系列とか、なかなか凝っていて面白かったです。 でもホルモーの設定があって、この作家さんが書けば、正直何でも面白いような気がします。文章だけで笑わせることって凄く難しいと思うので、こんなに笑いながら読めるお話は貴重です。続きが読みたいです。 | ||||
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この本の一編「もっちゃん」には結末に驚かされた。 さらに一編「長持ちの恋」を帰宅時の電車で読んでいたら涙が止まらなくなった。 | ||||
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日常にありながらもなんだか異世界に迷い込んだみたいなところ、面白くて癖になります。作者の講演会もよかった。この作品を作った人なんだな~というのがしみじみ伝わってきました。 | ||||
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『八月の御所グラウンド』読了後、久しぶりに(何と13年ぶりでした)再読。「鴨川小ホルモー」「ローマ風の休日」「もっちゃん」「同志社大学黄竜陣」「丸の内サミット」「長持の恋」と、初読当時は六話いずれもスピンオフ作品として堪能。最終短編である第六景「長持の恋」の不思議な恋物語がもっとも心に残っていました。今回は、もっとも印象に残っていた「長持の恋」から逆の順序で再読して、このお話が最終話にあることが、はたと腑に落ちました。まったく気づかなかったなと。初めての方は普通に第一景から第六景まで読んでから、あまり時をおかず再読するのも一興かと思います。 | ||||
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ただの続編ではありません!ビックリしました。「もっちゃん」は途中からアレ?これって‥という違和感と共に鳥肌。心が震えました。思わず本家を読み返しました。この展開にはやられました。そして最後はホルモーで残された謎が解明されます。グッときます!ホルモー読んだ人、必読です。 | ||||
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高い評価を致します | ||||
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京都を舞台にした読み物でですが、本作では、東京も一部舞台が追加されていました。気軽に読める読み物だと思います。 | ||||
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鴨川ホルモー読み終わって唖然として、すぐ読みました。 鴨川ホルモーでさらっと流したほかの登場人物のできごとが”ええ?!そうやったんや”と 遡ってああ、味わい深い。楠木かっこいい。 もっちゃんの話が他とちょっと味が違って、(読んでるうちに薄々気づいていたが) オシャレだった。 京都って普通に暮らしていてもなんとなく歴史とつながりやすい環境なのかなあ。 | ||||
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万城目学氏原作の映画は一通り見ていながら、小説を読んだのは初めてだったんだと、改めて読後に気がつきました。というのは、私は映画の「鴨川ホルモー」がダメだったからです。あまりのアホらしさに唖然としてしまい、無駄にした時間を返せと腹が立ったくらいでした。なのにこの「ホルモー六景」のおもしろさはいったい何??もしかして原作と映画は違うのか?と思いました。これから「鴨川ホルモー」も原作を読んでみるつもりです。 原作ではどうなのかわかりませんが、そして、そもそもそこを突っ込むべきではないのでしょうが、オニとはいったい何なのか?どういういきさつで大学対抗でこういう戦いをすることになったのか?そのことに何か意味はあるのか?そのあたりが映画では理解できず、わけがわからないままに非現実的なオニの戦いばかり見せられても、ただただ退屈でした。 ところがこの「ホルモー六景」はまさに青春小説でした。戦いの場面はほとんどありません。京都4大学(この作品では5大学になっていますが)のこれらのサークルに所属する面々の大学生活や恋愛事情が素朴かつ繊細に描かれていて、なつかしいような切ないような気持ちになりました。自分は京都出身なので、出てくる地名や、何通を下がって何通を東に入ってというような描写でいちいち風景が頭に浮かぶので、自分の高校や大学時代をまざまざと思い出してしまいました。京都に土地勘がある人も楽しめると思います。 特に気に入ったのは「鴨川(小)ホルモー」、「もっちゃん」、「同志社大学黄龍陣」、そして「長持の恋」です。「鴨川(小)ホルモー」では、二人静と呼ばれるどこか屈折した女子大生が2人出てきます。おやじ体質でまったくもてない彰子と、天然だけれどツンとしているのが男性をひきつけるのに、本質を愛してもらえないと感じているクールな定子の友情が、女子だったらあるあるでよく理解できます。ラスト、すべてのオニを死なせてしまった2人に何が起こったのか?気になります。 「もっちゃん」は、途中で作者の意図したオチがだんだんとわかってきます。なんというさわやかな初恋&失恋の思い出でしょうか。レモンと丸善(時代に先駆けて洋書を輸入販売していた老舗書店)のエピソードは京都では有名です。ほとんど文学作品のような素晴らしい一編です。 「同志社黄龍陣」、自分を振った彼氏は京大へ、自分は一浪して同志社へ。彼女ができたのにだらだらと連絡してくる無神経な彼氏に苛立ちながら、まだ忘れきれない自分にもっと苛立っている、そんな女の子が主人公。そして同志社大学はオニの戦いに参加できるようになるのでしょうか?続編が待たれます。 「長持の恋」ネタばれするので詳しく書けませんが、古い長持の中に入っていた板切れが繋ぐ縁、このアイデアもすごくいいです。まだ見たこともない、そして決して会えることがないとわかっている相手に対する切ない思い、一種SFものとしてもすぐれていると思います。 とりあえず、「鴨川ホルモー」から「偉大なるしゅららぽん」までの原作を一気買いしました(笑)。これから順に読んでいきたいと思います。 | ||||
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鴨川ホルモーの後に読みました。 鴨川ホルモーは主人公を中心とした話でしたが、本書はどちらかというとその周辺の人々などにまつわる話でした。 本書は短編で誰もいい話ですが、中でもグッときたのは「もっちゃん」の話です。 鴨川ホルモーをもっと深くまで読みたい人にはおススメです。 | ||||
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「鴨川ホルモー」のスピンオフ作品。 「鴨川ホルモー」を読まないで読んでもあまり楽しめないと思う。 おそらく「ホルモーって何なんだ?」 っていう疑問でいっぱいになると思う。 本作を読む前に「鴨川ホルモー」は読んでおくことをおすすめする。 | ||||
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鴨ホル本編の伏線回収もあるし、別に膨らませた所もありライトに楽しめる短編集。 | ||||
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京都で大学生活を送ったことがある人はより楽しめる作品。万城目学先生の他の作品や、森見登美彦先生の作品もお勧め。 | ||||
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もし過去の人間と手紙のやりとりが出来たら、どんな感じがするのでしょう。映画や小説では、よく有りがちな話なのですが、ここでは主人公が過去に遡って出現したり、相手が現代に蘇ったりすることはありません。ただひたすら、手紙の遣り取りをするだけです。 大学生の珠美の相手は、実は戦国時代に生きる若者なべ丸なのです。 「はじめてみてをならい候にて ふみかきあしく候ど そもじさまもまさなかり候 」 「ともしくあらむはせちなることに候ひぬべし されば仕ふるはよきことに候」 必死に相手の意図を汲み取ろうとする、おたま(珠実)。日々日常のことを淡々と伝える「なべ丸」。その日常の遣り取りが、相手の深い思いにつながっていきます。 全く想像もつかない「まさか」、「それはないだろう」と荒唐無稽な話なのに、ほんのりと二人の思いのやりとりが心に沁みます。正に万城目ワールドです。 ◇ 本作は、六景の名の如く前作「鴨川ホルモー」のサブストーリー6編による短編集です。上の秀作が6編集まっていたら、間違いなく5つ☆なのですが、続編のため、前作を補足する説明的な話もあり、前半の100頁は万城目さんらしくない散漫な作品。 残念ながら、全体では☆☆☆★です。 それでも「鴨川ホルモー」や「鹿男あをによし」、傑作「とっぴんぱらりの風太郎」と楽しませてもらった私としては、最後の話だけで許してしまいます。楽しかったです!ファンなら読まなければ…。 | ||||
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京都人なので、わかる、ある、ある、あの店とか・・・ これが、万城目氏作品で一番好きです。 | ||||
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『鴨川ホルモー』 のサイドストーリー。人間関係がより立体的に語られていく。青春ドラマとしても楽しく、『鴨川ホルモー』と一緒に読むとなおよい。 | ||||
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鴨川ホルモーがとても面白く、つづく六景も面白い!このシリーズが無いのが残念です。 | ||||
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とにかく面白かったです。テンポも抜群!!京都に行きたくなりました。 | ||||
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第一作にも言えることですが、京都市上京区界隈を設定場所として選べば、読者が興味を抱くと思っているような安易な意図が感じられるのです。加えて第一作と踏襲するならそれに徹すればまだしも、その余韻だけを頂いた、安易なこぼれ話の様な短編の寄せ集めとしか思えません。これで恋愛小説を書いたつもりなのでしょうか?途中で読むのが嫌になりました。 | ||||
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