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(短編集)

ビッグ・ドライバー



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【この小説が収録されている参考書籍】
ビッグ・ドライバー (文春文庫)

ビッグ・ドライバーの評価: 3.95/5点 レビュー 21件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.95pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

表題作は台無し

中編のミステリが2編。
表題の『ビッグ・ドライバー』は暴漢に暴行された女性の復讐劇。女性が読むと胸が悪くなるような内容。冒頭から強い筆致で読ませる。「これは…!」と期待したが途中から主人公(作家)が自身の作品の主人公やカーナビとやたらと会話をはじめるに至り「なんだこりゃ」。臨場感、ストーリーの重みが台無し。
『素晴らしき結婚生活』は平凡でやさしい会計士の夫が殺人鬼であることを知ってしまった妻の苦悩。
ラスト、静かな余韻の結末は意外だった。
ビッグ・ドライバー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ビッグ・ドライバー (文春文庫)より
4167812185
No.3:
(3pt)

どうしたの?スティーブン様

わくわくして読んだのに余りにも調子が良すぎます。昔の彼ならきっと
このような作品は書かなかったでしょうに。
星3個付けたけど此れはオマケみたいなものです。でもね、好意的に
云わせてもらえば、どんな作家でも長く描いてくれば調子の悪い時も
有るでしょう。シャイニングよりは、短いだけでも読み易いかも。
好みの問題も有るし期待感もファンとしては有るから、その点少し
辛口の批評にもなるのかな?と思って読みました。次回作に期待し
たいものです。アマゾンさんのお薦めは何時もハズレ無しが多いのに
今回ばかりは残念ですよ。
ビッグ・ドライバー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ビッグ・ドライバー (文春文庫)より
4167812185
No.2:
(3pt)

正直、もの足りなさありです。

久しぶりに、Stephen Kingを読んだ。

タイトルの「ビック ドライバー」の出だしは、まさに、彼らしい物語の
展開で、田舎道で愛車がパンクし、立ち往生、そこに、現れたのが、ビック
ドライバーであった。いかにも、ハリウッドB級映画的な、展開をしてゆく
のだが、、、、。彼に曲がった愛情を注ぐ母親など、想像どおり。逆に、
簡単に、復讐劇が終了した事に、あっけに取られた。

もう一タイトル「素晴らしき結婚生活」。パートの秘密が、おぞましい
展開をしてゆく。ラスト、元刑事が事件の真相に迫るくだりも、グット
来たのだが、両作とも、やはり以前のゾクゾクくるStephen King節が、
power downしている気がしてならない。
ビッグ・ドライバー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ビッグ・ドライバー (文春文庫)より
4167812185
No.1:
(3pt)

『素晴らしい結婚生活』の劇的緊張はすごい

ひさびさにスティーブン・キングの中編集を読んだ。むかし、20年以上前はキングの長編・短編ともどもに惚れ込みむさぼるように読んだものだがこのところアンダー・ザ・ドーム 上以外はすっかりごぶさたになっていた。本書も近所のTSUTAYAで偶然発見し、ひさびさに読んでみようと手にとった次第だ。
 まずビッグ・ドライバーの方だが、こちらは今一歩緊張感に欠ける筆致で「いまいちかなあ」というのが正直な感想だ。だがタイトルにも記載したとおり後編の『素晴らしい結婚生活』の緊張感はすごい。特に、ダーシーが夫の秘密の場所を発見し、その後、夫、ボブが告白していく描写の緊張はなかなかのものがあり、僕はこの先どうなるんだろう、という読書の楽しみをひさびさに味わった。
 最近キングの作品とはすっかりごぶさたになってしまっているが、この調子ならばアメリカで発売された形の残りの中編集『1922』もぜひ手に入れて読んでみよう、と思ったのが思わぬ収穫だった。
ビッグ・ドライバー (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ビッグ・ドライバー (文春文庫)より
4167812185

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