■スポンサードリンク
ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全141件 101~120 6/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み終わると終わりが近い感じがするけど、 まだまだ!ずっと続けてほしいですね^^ 栞子さんと五浦さんにはうまく行ってほしいと期待を込めて 「これからもがんばれ~~」 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
4巻目が待ち遠しかった分、着いたらゆっくり読もうとおもったのに一気に引き込まれてついつい時間を忘れて読みふけってしまいました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
色々と矛盾した場面があったように思いますが、それは文章の面白さで十分に補えるものでした。 ただ、私は好きじゃなかったというだけの全くの個人的な意見です。 震災をちりばめる必要はあったのかな? 一切震災を使わなくても通用したネタばかりだったと思うけれど。 やや強引になって来たな、(長編だからそう感じたのかもしれませんが)と、思いました。 嫌いじゃないです、全く。 楽しく読みました。 ただ、好きではありませんでした。 個人的な好みで言えば、下り坂一方です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作は短編集ではなく、一冊の本をめぐる形態を取っています。 それでも一気に読めてしまう魅力が色あせないのは流石だと思います。 タイムリーで東日本大震災の話題が少し出ている部分には賛否分かれると思います。 自分的には、この話がより「日常に近い」話と思えるので良いと思いました。 ストーリーとしてはいよいよターニングポイントに来たと思います。 今までの登場人物の伏線は今作で殆ど解消され、最後に向けて一直線という感じです。 そのせいか、今までと比べると臨場感が高まり、少々殺伐としているようにも感じます。 それでも登場人物のキャラやポジションがぶれないため、安心して読むことができます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初の長編である4作目にして、話が一気に動いてきた。 今回はまさに乱歩づくし。 小学校の図書館で乱歩に初めて触れた私のような読者にとっては、今回の作品は作者によるサービス満点である。 その乱歩をめぐって、智恵子と栞子の母娘の本に関する知識の競い合いが、本書の軸となっている。 話の展開も今までと比べてかなり早くなり、次巻ないし次次巻で大団円となるのだろう。 しかし、この作者は基本的に短編向きではと、思わざるを得なかった。 どんでん返しの連続で話はおもしろいのだが、息を抜く場面がない。 息を抜く場面がないと緊張感が持続したままなので、一つ一つの見せ場のインパクトが却って小さくなってしまっている。 本シリーズをより魅力的なモノにしていた独特のまったりした心地よさがなくなってしまい、少々戸惑ったことも事実である。 加えて、乱歩や古書全体の知識に加え、東日本大震災の要素も加えるなどいろいろな要素を詰め込みすぎ、消化不良の感が否めない。 作者にとっては本シリーズ初の長編ということで力が入ったのだと思うが、いささかサービス過剰だったと言わざるを得ない。 とはいえ、今後この母娘の関係、そしていわば読者代表の大輔と栞子の関係がどうなるか、興味は尽きない。 次作以降の展開に大いに期待している。次作は発売日当日に買うことになるだろう。 p.s.間違っても、人気シリーズだからということで古書を巡る母娘対決を延々続ける、美味しんぼのパターンには堕ちないで欲しい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
乱歩は読んだことがないけど面白かった。長編でもしっかり面白い。 お母さんがだいぶ前面にでてきたけれど、物語の展開は遅々としてすすまない。 シリーズとしていつまでも続いて欲しいけれど、シリーズ全体の謎をはやく明らかにして欲しいという思いもあり、複雑。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前三作の流れから、ふっと調子が変わったような気がしました。 まず今までは複数の本について書かれた短編が合わさって一つの話になっているような感じでしたが、今作は乱歩一色です。 乱歩好きにはたまらないことでしょう。 それから、前三作はわりとマニアックな書籍が出てきましたが、今回は(乱歩だからというのもあるけれど)割となじみがある作品がたくさんでした。 そして、静かでゆるやかな流れが基調だった前三作と違い、今回はミステリアスでスリリングなシーンがたくさん。登場人物も増え、トリックやミステリーの要素が強い感じです。 これが一番面白い、という人と、前の雰囲気の方がいい、という人にもしかしたらわかれちゃうかもしれません。 大輔君、最後に勇気だしましたね…どうなるのかな。。。 「物語もそろそろ後半」なのだそうで、ますます展開に目が離せません。次はどんな雰囲気の作品になるのか楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
三上さん、この作品、次が最後になるのかな? あとがきが、意味深やたtぞ~。 それに、等々、母親が、登場してしまったからな~ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズ初めての長編、おもしろかったです、すこしづつ人間関係が繋がってきました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前回よりもページ数があって、読み応えがあります。 ただ、今までと違って区切りが長くて読みづらい感じ。 いつもより読むのに時間がかかりました。 ストーリーは斬新さもあって飽きません。 読みづらい感じが否めませんが、きっとつづきが気になるので 次も買います。あと、2巻くらいで終わりでしょうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この小説自体が乱歩作品の見立てになってます。二十面相の様な母親、隠し扉、人物の入れ換わり、暗号解読・・乱歩の要素が全て含まれています。トリックの矛盾や必然性に引っ掛かる方が出る事も、著者の想定内でしょう。なにせ大乱歩先生は(一寸法師)や(人豹的)など・・あり得ないトリックの使い手でしたから。狙いが実に面白いです。他の見立ても読みたくなりました。横溝正史なら(因襲)、中井英夫なら(色)がポイントになるかな?僕はシリーズ中の最高傑作と評価します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シリーズ第4弾にして初の長編。 江戸川乱歩の作品を中心に物語は進む。 大輔と栞子の関係に進展はあるのか? 栞子の母親の登場は? と、読者の興味は尽きないが、それらにちゃんと応えてくれる。 まだまだ続く本シリーズ。これからも楽しみ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2013年01-03月クールにはテレビドラマ化もされた,人気シリーズの4作目となります. 連作短篇だった過去から長篇へとスタイルを変え,江戸川乱歩が題材となった本巻では, これまでを整理する描写が多めで,ここから読み始める人にも一定のフォローはある印象. 反面,ずっと読んできたファンでも,なじみがないと乱歩だけで一冊というのは厳しく, 作品や人柄,エピソードなど,盛り込まれた多くの情報は確かに興味や関心を引くものの, それらになぞらえた,物語や謎の深い部分にまでは,なかなか入り込めないかもしれません. また,東日本大震災の直後として描かれ,謎を持ち込んだ相手が宮城県の人であったり, これ以外にも,本棚が倒れたという身近なことから,原発事故のことまで触れられますが, 人々や古書,謎に深く絡めるまではなく,このあたりは評価の分かれどころかもしれません. とはいえ,少しずつ描かれてきたヒロインとその母,その関係が大きく動いたのも確かで, 母親の偏狭ぶりと狡猾さはもちろん,その娘にも同じ表情が浮かんだのには改めてゾッと…. そんな彼女を『こちら側』に引き留めた青年の存在,二人の『これから』も気にさせられます. 一件落着かと思いきや,さらにひと山,ふた山と盛り上がりを見せる終盤の演出は引かれ, ひとまず嵐は去りましたが,風はまだまだ止まず,いろいろ残していったものも大きい様子. 母と娘は互いの姿に自分を重ねたのか,未だ見えぬ二人の奥底は終盤への見所になりそうです. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公たちを悩ましている栞子の母、智恵子が主役と言って良いくらい目立っています。 対立軸がはっきりしてドラマチックです。面白い。 トリックも暗号有り、いかさまありで盛りだくさんで飽きさせません。 また、東日本大震災をうまく織り込んだのも注目されるところです。 ただ、ストーリーから考えると不要な脇役もいます。渉とか、カズヒロのエピソードはどうかな。 登場人物を絞ったほうが話しが引き締まって緊迫感を演出できたのではないか。 おそらく、この辺は作品を映画化するためにわざと作ったのではと思われます。 主人公のキャラクターが当初からかなり変わってきたのも気になります。 文香のいう「侍従」から栞子の相棒のようになっています。それが栞子と主人公との距離を縮める効果がある。 その一方で、栞子のキャラクターから深みが無くなってきている。 最後に、主人公と志賀のエピソードは蛇足です。栞子が普通になってきている分、智恵子は謎が多い方が良い。 面白い作品ですが、興をそぐ場面があったのと、キャラクターの魅力が薄らいだのが残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
3巻の出るのが遅かったので、4巻の出る速さに驚きましたが、ドラマとの関係かもしれません。そろそろ、母智恵子さん登場かなと予想はしていましたが、予想通りの登場でした。が、もう少し「くらくら日記」的な展開を期待したのですが、それほどでもなく、智恵子さんに関しても、事件の内容に関しても、必然性が感じられない点が何か所かあり、謎解きも少しまどろっこしい感じがしました。末尾の部分は、なくてもいいかなと思いました。(今から読む方には内容を詳しく書かない方がいいですよね)「くらくら日記」に関する展開を5巻に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっと出ました4巻!! 話がけっこう動きますが、次巻のための準備体操という感じがします。 恒例の古書関係の話題も盛り込まれており、面白いです。 でもこの作品は完結してから一気読みした方がいいタイプかもなあと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小学校低学年の頃、江戸川乱歩の本で悩まされました。 背表紙に載っているあの不気味な仮面をかぶった人物のためです。 彼を一度見てしまった時から目に見えない恐怖に取り憑かれました。 「下校中に現れて、さらってしまうのではないのか。」 「夜中寝ている時に彼が現れて、魂を取っていくのではないか。」 「彼がどこかで私を見続けているのではないか。」 自分で膨張させていく妄想(本人自覚なし)に 思いつめて過ごしていた学校生活。 ビブリア古書堂4巻を読んでいて、そんな個人的な回想がめぐりました。 全体的にゆったりした時間で進んでいく作品なのに 本に対しての気持ちや思い出を反芻させる事が多く 頭の中は忙しい作品です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は、全編江戸川乱歩一色の、長編です。短編とは異なった魅力です。 栞子さんの母が登場し、謎めいた言動を見せ、さらに複雑な人物関係が浮上します。 最後までスリリングな展開。小説としての面白さではシリーズ中最高だと思います。それから、このビブリアシリーズは、登場した本を読みたくなりますが、子どものころ読んだ乱歩作品を再読したくなりました。 なお、125頁9行目に『日本思想体系』とありますが、これは『日本思想大系』の誤植です。 それにしても、ドラマの他のキャストは措くとして、志田さんは高橋克実さんとかぶりますね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
感想を述べるとなると、今回も面白かったです。の一言に尽きます。 本格的なミステリや人物描写のアラを指摘されている方もいらっしゃいますが、 私にはあまり気になりませんでした。 というのも、このシリーズは本が読めなくなる程のトラウマを抱えた好青年の 成長と彼の恋の物語と思って読んでいるせいなのでしょう。 そういう観点であれば、彼の人間としての成長、男としての成長もしっかりと 読め、しかも次巻への期待を抱かせるという小憎い演出も楽しめるってもんです。 まあ、その「観点」も多少ズレているのは自覚してますがw しかし、次巻あたりで大きく話が動き、次々巻あたりで最終話となりそうなのが 見えてきましたねぇ。 大団円となりそうもないという予想だけは立てておきます。 次は夏くらいですかねぇ…待ち遠しいです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10年間連絡の無かった栞子の母から電話があった。目的は分からない。 その翌日、鎌倉の雪ノ下の館からビブリア古書堂に依頼が入る。 稀代の推理小説家・江戸川乱歩のコレクションを譲り渡す代わりに、ある男性が残した金庫の鍵を開けて欲しいという…… テレビドラマ化され賛否両論(個人的にはテレビドラマの脚本には満足していますが)の「ビブリア古書堂の事件手帖」4巻目。 4巻目にして初の長編になっています。 取り上げる作家は江戸川乱歩。 探偵小説、推理小説にはまるきっかけになる人も多いはず。ウチも小学校の暗い図書室でむさぼるように読んでいました。 1巻目から謎の存在だった栞子の母が登場し、栞子や妹の文香との関係性や古書を媒介に人を思う力を丁寧に描いています。 短編も良いですが、登場人物が整ってきたので長編でじっくりと描いているのが素敵です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!