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(短編集)

残り全部バケーション



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【この小説が収録されている参考書籍】
残り全部バケーション
残り全部バケーション (集英社文庫)

残り全部バケーションの評価: 4.24/5点 レビュー 83件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.24pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全83件 81~83 5/5ページ
No.3:
(4pt)

期待通りに楽しかったです

井坂さんの作品は、だいたい読んでいる上での書きます。
「期待通り楽しい!」
「死神の精度」などと同じ、わかりやすい気持ちいい作品になってます。
少し前に文庫化の「SOSの猿」は、モヤモヤしてわかりにくいですがw
(井坂作品って、2種類に分ける方多いですが、これは初期の楽しい方ですね)

内容は、短編5本(溝口、岡田コンビの話)
・残り全部バケーション
・タキオン作戦
・検問
・小さな兵隊
・飛べても8分(書下ろし)
※文芸誌からの短編も単行本化にあたり、修正されてます

「離婚する家族3人の別れの場面から始まり、物騒な仕事をする2人(溝口、岡田)も別れの話」の
残り全部バケーションからスタートです。
物騒な男、溝口。素直で子供なような岡田。
井坂さん得意の、独立したストーリ、前後する時間軸。各ストーリーからラストストーリーへ。
各人物のイメージが、話が進むにつれて変化していくのが楽しいです。

タイトルになっている「残り全部バケーション」を読んで、楽しければ、ぜひエンディングまで読んでください!
「ホッ」とし、「ドキドキ」もしましたが、
そうくるのかーと「ニヤリ」としてしまいました。
でも、どう受け取ればいいのか、まだ考えてます。(誰かと、エンディングについて話をしたいw)

短編として、好きなのは「残り全部バケーション」と「検問」
「検問」は、溝口、太田 コンビ。それに女性。
検問通貨後、3人がトランクの札束を発見。
どうして検問通過できたのか、なぜトランクに札束があるのか???
そして3人の関係と、目的から結論へ。

※岡田は、魅力的なキャラクターでした。
世界を救えるとも、目の前の問題を解決できるとも、思ってないですが、
「なんとかならないかなー」ぐらいには考えてる姿は共感してしまいます。
残り全部バケーション (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:残り全部バケーション (集英社文庫)より
4087453898
No.2:
(5pt)

これだよねぇ〜

伊坂幸太郎は こうじゃなきゃ♪

『死神の精度』『チルドレン』『終末のフール』『バイバイブラックバード』等
伊坂の書く、一連の連作短編が好きな方なら読んで満足すること間違いなし!!

伊坂ファンなら間違いなく、映画のラストシーンの様なエンディングにニヤリとする筈♪

溝口&岡田コンビの活躍に刮目せよ!!
残り全部バケーション (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:残り全部バケーション (集英社文庫)より
4087453898
No.1:
(3pt)

伊坂さんらしい作品です

この作品は、短編集その実長編といった感じでしょうか。最近の伊坂さんの作品の中では一番好きです。

あちこちに散らした伏線は全て収束する。伝えたいであろうメッセージも良く、第5話(最終話)の結びも好きです。

『死神の精度』で感じた、強烈なまでに感動的なラスト。『アヒルと鴨のコインロッカー』で味わった、大どんでん返し。
伊坂さんに対する期待が高いため何か物足りなさは残りましたが、楽しめました。
残り全部バケーション (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:残り全部バケーション (集英社文庫)より
4087453898

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