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(短編集)
残り全部バケーション
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残り全部バケーションの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全83件 21~40 2/5ページ
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| 5章からなる小説。それぞれタイトルをみただけではどのような話かも分からないしそもそも意味すら分からないタイトルもありました。あれ、もしかして短編集だったかな?と思った程。 ですがそれぞれの話が実は繋がっていてとてもおもしろいです。 タイトルの意味もその章を読み終えた後には分かります。とんでも8分は高田のごとくぐぐりましたが(笑) 途中まあおもしろいけど…くらいの感想を抱きつつ読んでいたのですが、最後の章を読んでこの評価です。全部がつながって爽快。 クスリと笑える終わり方でした。 多分こうだよねと思いつつ解説を読んでああやっぱりそうだよねと納得。解説は別の方が書かれていますが、私が見落としていた一章の伏線(岡田がデザートを口にする場面)も改めて見て感動しました。 やっぱりハッピーエンドだと嬉しいです。 伊坂さんの作品には溝口や岡田のようななんだか憎めない奴が出てきますが、本当になぜだか好きな人物となり得るのが不思議。 サクサクと読めて楽しい小説でした。 | ||||
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| アイネクライネナハトムジークを読んで、まったくつまらないと思ったが、 これは、なかなかやるなーという感じ。 特に第四章の、(小さな兵隊)は良かったねこれが伊坂ワールドかな、感服。 | ||||
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| いつもながらキャラが際立ち一気に読める 心に残る面白く楽しい作品でした。 | ||||
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| 締めくくりがもっとスッキリしてくれるとさらに良かったかと思います。 以前、伊坂さんの他の本を読んだ時にも似たようなことを感じたので最近の伊坂さんの作風なのかもしれません。 点と点を繋げていく展開はさすが。 どんどんページが進んでいく様子に「伊坂さんの本を読んでいる」と感じさせられます。 評価が辛辣なのは伊坂さんのファンなので。基準がどうしても高くなってしまいます。 | ||||
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| 2012年に出た単行本の文庫化。 5話から構成されているのだが、表題となっている「残り全部バケーション」は2008年に『Re-bornはじまりの一歩』に収録されたもの。ほかの4話はその後、さまざまな媒体に発表されてきたという。おもしろい書かれ方をした一冊である。 テイストはいかにも伊坂作品。悪党と、知恵でもって対抗しようとする人々の戦いを描いている。 | ||||
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| 気になりすぎます。。。伊坂さん物語は引き込まれてあっという間に心をつかまれ一気に読破できる。大好きです。 | ||||
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| 最後のラストシーンでメールが焼き肉屋だったか岡田だったか気になる | ||||
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| 冒頭から伊坂節というか、ああ伊坂様の書き方だなって感じます。笑 名言がいっぱいです。その言葉が、名言かどうかはあなた次第ですが。溝口さんと岡田たん、毒島さんのやり取りはなぜかBL臭を感じました。もし、伊坂さんがBLを書いたら面白いんじゃないかなって思ったり? | ||||
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| 遊園地の爽快なアトラクションを楽しんでるみたいな気持ちです。読んでいる、というより、乗っけてもらってる、というかんじ。 気分が良い~! | ||||
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| 楽しい作品。 本は得意じゃないけど、たまに供給したくなる位の私にはぴったりの伊坂作品。 こないだ読んだ「あるキング」は少し違ったけど、これは好き。 最初の残り全部バケーションがある意味一番好きかもしれない。 他で言うと私は岡田少年が語る弓子先生の姿勢はささりました。 | ||||
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| 常識で考えればそんなのありえねぇだろ!?という荒唐無稽で漫画のように無理のある展開を 先生が日常の中で思いついたであろう独特のセンスによって齎される言い回しが光る会話 それによって引き起こされる登場人物が現実にいそうな錯覚 これらが作り出す独特の伊坂ワールドは健在で「あぁ、これが伊坂先生の作品なんだ」という実感を沸いて読み進めました まず一章を読み終えた所で「これからの逃避行にどんな破天荒な展開が待っているんだろう」と思い、二章が始まり、少しよんだところで各章の時系列がバラバラになっているということに気がつき、最後まで読んで彼がどうなったかを知らなくてはならないという使命感に燃えて読破しました 良い点 ・相変わらず吹っ飛んでて濃いキャラクター 今回のキャラはやってる事は完全に悪人の癖に何故か憎めない。前述の会話回しが芸人のようなコミカルな印象を与えるからだろうか ・自身の作風を逆手に取ったラスト この作品というか伊坂作品の主要キャラは 小さな情報を拡大解釈したり奇抜な発想から接点を作り出し、その接点から想像もつかない物語の結末を導きます そのようなストーリーが続くため、実際ラストもそうなる筈と読んでいたので、まさかの王道展開に良い意味で裏切られたと感じました 悪い点 冒頭で述べた彼がどうなったかを知ることは出来ませんでした 最終章に、彼がどうなったか、その結果だけ教えるような素振りをしたところで終わっています まぁ最近の物語によくありがちな手法ですかね「真の結末の想像の余地をあえて残しておく」という 私は納得いきませんでしたが | ||||
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| あぁ、面白かった。伊坂幸太郎さんの小説はなんかちょっと自分にはお洒落すぎる気がしてそんなに得意な方では無いのですが、これはハマって一気読みしました。 時代が前後しつつ、色んな伏線が絶妙にはられ、登場人物のリンクの仕方も非常に上手くて、それでいて無理がない。後になって、そういう事だったのね、の具合が心地良い。 Kindle版で読んだので、紙のようにペラペラ前に戻れないのがちょっと悔しい。 ドラマにしたら絶対に面白いと思います。堤幸彦さん監督とかで。岡田役は瑛太さんが良いなぁ。岡田は初めはただのアホだと思ってたのに、とんでも8分歩いて10分(小説からの引用)、実は物凄い深い男。その徐々に変わりゆく岡田の本性が読みどころでした。 溝口役は誰か味のある、それでいて下品なおじさんを演じられる役者さんを、常務は松重豊さんが浮かんできました。と、モクモクと妄想が止まらないです。 それから話の終わり方がなんとも斬新でした。 | ||||
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| 面白かった。笑いあり、涙あり、伏線だらけで最後に見事に大団円の伊坂ワールド。一気に読破しました。 伊坂幸太郎ではお馴染みの、男性2人組のちょっと怖いお兄さん達。 何故溝口のパートナーが代わるのかと思ったが、ラストで納得。 こういう伊坂ワールド好きです。 | ||||
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| 以下ネタバレなので注意。 面白かったのだが、最終的なオチの裁量が毒島さんに託されているというのが、なんというか微妙な気がしてしまった。岡田が実は生きていた、というのは悪くはないし、救いもあるのだが現実では(小説に現実を持ち込むのもどうかと思うが)9割型消されているのが一般的だろう。毒島さん曰く岡田や溝口さんを実は気に入っていたが周りへの示しがつかないからということらしいが。それならば毒島さんの章も一章設けるとか別の形で生き残っていたという方がなんとなくしっくりくる。裏家業のことはよく知らないが、人格者が多いというイメージはない。また、岡田はまだしも溝口さんは毒島さんの傘下から離れて今後別の請負の仕事をどのように確保していくのだろう。まっとうな職に就くのだろうか。そういうことを踏まえてしまうと、やっぱりこのオチはとひねくれたことを考えてしまうのである。 | ||||
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| 稚拙な内容のごった煮小説。 こんな作品しか書けないのか?この作家? | ||||
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| あっという間に読み上げた連作短編集です。 面白かったけれど薄味に感じたのは、伏線の処理の切れ味がいまひとつだからか、或いはKindle版で読んだからでしょうか。 電子書籍だと章の区切り(連作なのでここが一話の区切りになる)を意識しづらい、まぁ私の場合はですが。 最終話の終わり方が良かったな。 | ||||
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| たまには、このような伊坂作品も良いのではないかと思います。 それぞれのストーリーが伏線になっていて、展開されていくので あっという間に読破してしましました。 | ||||
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| 全5章からなる連作短編集。どうしようもなくいい加減で、小狡く悪事を働き、けれども憎めない溝口が出てくるお話である。 第二期伊坂幸太郎は、いったんお休みして、最近文庫化される話は、またもや第一期のように伏線回収を仕掛けるエンタメに振れている気がする。 伏線回収をする時にいつも思い出すのは、エッシヤーの階段やら幾何学絵が有名なあの「騙し絵」である。この短編集でも、時制が行ったり来たりするけど、物語がラストにむけて収束する仕組みは、佐藤正午さんの解説を読めばだいたいわかる(※)。 しかし、それならばわざわざ小説を読む必要はない。ゲームソフトでも買って、最終ステージに上がればいいだろう。私が伊坂幸太郎を好きなのは、階段の伏線をきちんと上れば、決められた場所に届くからではない。そうではなくて、語り終えていない、佐藤正午さんとは違う意味で、確信的なストーリーが異次元に入り込んでいる部分があるからである。 具体的には、溝口の177pのセリフは、きっと大きなエピソードを含んでいるはずなのだけど、とうとうその伏線回収は無かった。 或いは、正真正銘の悪党、毒島の描き方も、昔のように悪の徹底化もしなければ、実は善人だったという描き方もしなかった。この連作短編を描いている途中に伊坂は東日本大震災に仙台市で被災しているわけだが、何かの影響があったのかもしれない。 佐藤正午さんのいうように、確かに「幸福なストーリー」も隠されているとは思う。けれども一方で人間に対する哀しみも描かれているようにも思うのである。 (※)だからと言って、解説での重要なヒント開陳を責めるつもりはない。それが解説の役割のひとつだとも思うからである。それどころか、珍しく作品に寄り添ったいい解説だったとも思う。 | ||||
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| 前半戦は当たり屋を主稼業とするあこぎな二人組のエピソードを中心に点でいろいろな伏線が展開されます。各章ごとに異なるエピソードが淡々と続き、少し間延びしてきたかなと思うあたりで、物語が一気に動き出し、点が徐々に線につながっていきます。最後は圧巻の締めくくりで非常に計算された作品だと思いました。人物も生き生きと描かれていて良い読後感が味わえました。 | ||||
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| さすが伊坂様節炸裂です。 最後は震えました! これがあるからやめられません! | ||||
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