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一月は合格祈願×恋愛成就=日常の謎
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一月は合格祈願×恋愛成就=日常の謎の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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シリーズ10作目。全作『12月〜』から3年ちょっとぶり。 今作のテーマは「日常の謎」ということで、小さめの事件がポツポツと続く。この辺りしょうがないと言えばしょうがないのだが、どうしても「本格ミステリ」としては物足りなさを感じる。むしろ今作は、シリーズに関わる情報の示唆、が今後を考えるうえでポイントかもしれない。 作品の出来とはまた違う話だが、刊行ペースをもう少しなんとかしてもらいたい。ライトノベルのように、2ヶ月、3ヶ月に1冊ずつとまでは言わないが、全作から3年強間が空いていると、登場人物も細かい設定も覚えていないし、作中で時間が1ヶ月しか経過していない以上、どうにもズレを感じてしまう。もう一方の「開かずの扉研究会」のシリーズも随分半端なところで切れたままだが、こちらも面白かっただけに、ぜひ完結させて欲しい。 | ||||
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『メフィスト 2012 VOL.1』で二章までを先行掲載,それに残りを加えたシリーズの10作目です. ページ数がそれほどでもない割に,中身の方はあれこれ盛りだくさんなのはこれまでと同じで, その結果,詰め込みすぎとなってしまい,全体的にゴチャついてしまうのもこれまでと同じです. 特に本巻では,シリーズ完結へ向けた布石も織り込まれているため,その傾向はなおさら強めです. また,『日常の謎』を謳い,事件も起きはするものの,これを謎と呼べるのかはいささか疑問で, 作中やあとがきで,日常の謎に対し「定義が曖昧」と語ってはいましたが,それにしても物足らず, それらが繋がり,伏線も含めて収束していく終盤も,パズルが埋まるような気持ち良さはありません. この他,次巻への『引き』を見せての幕引きも,やり取りが唐突で忙しない印象は拭えないところです. 近接する三つの神社に絡めた物語や事件は,その場所や人の行き来,行動などがイメージしづらく, 構想にありながらも手放したという,『一つの章で一つの謎』形式の方が分かりやすかったのでは…? 残り二冊,刊行ペースもそうですが,ページ数を増やすとか,もう少しスッキリとすれば良いのですが. | ||||
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