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(短編集)
冷蔵庫より愛をこめて
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冷蔵庫より愛をこめての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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ネタばれになるので、詳しくは書けないけど「海藻」は海で溺れ死にそうになった男の話。 読み終えた後、そのどんでん返しに驚き、その直後に胸が締め付けられ悲しくて泣けそうにになった。 | ||||
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どの短編も、ゾクゾクします。文章一つで、ヒィィという気持ちにさせてくれるのだから、本当に凄いです。 さくさく読めるので、真夏の時期にでもどうぞ。 | ||||
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ちょっとホラーなお話もあれば、感動できる人情を描いた作品もあり、一冊でかなりの満足感を得られる本だった。 | ||||
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著者の持ち味はやはり 強烈ともいえるブラックでしょう。 もちろんこのショートショート集にもその「ブラック」 と言う要素は遺憾なく発揮されています。 狂気にやがて包まれていく表題作。 食欲が身体を蝕んでいく「わたし食べる人」 とにかく良作ぞろいです。 その中でも「ほんの少しの火遊び」から 崩落にいたるケースの作品は 非常に素晴らしいものです。 もちろん火遊びをしたものには それ相応の裁きが下ります。 どうにもこうにも否定できない事実とともに… その代わり同様のケースで 神秘的なケースもあることを忘れてはいけません。 これはきっとどこかもの悲しさを味わうことでしょう。 基本的には 冗談の通じない人には向かない作品です。 | ||||
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20年前に読んで、衝撃を受けた作品が収録されている本です。 「わたし食べる人」は傑作です。ブラックユーモアよりもっと上を行く感じ。奇妙な味とはよく言ったものです。 阿刀田 高氏はすごい! こんな古い作品を売ってくださったAmazonに感謝! | ||||
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阿刀田さんは、人間の静かな狂気みたいなものを描くのが、本当に素晴らしく上手い。 短編はかなりの数を執筆しているのに、内容が多岐にわたっていて、どれもクオリティが高いです。 中の一編『幸福通信』という作品、あるサラリーマンの元に プロ野球日本シリーズの勝敗、競馬予想、株価の上昇などを告げる謎の電話がかかってきます。 彼はその情報をもとに儲けてしまうわけですが、 ラストで明かされる謎の電話の正体が、 死体も出てこない、狂人も出てこない、日常的な風景にも関わらず、ものすごく怖いです。 | ||||
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さすが才人阿刀田氏。デビュー作から驚かせてくれる。個人的には「ナポレオン狂」よりもこちらの方が直木賞にふさわしいように思います。表題作は今で言うサイコホラーですが、ラスト1行で度肝を抜かれます。ダールやサキらの奇妙な味が蒸留されたような感じです。とにかく読書家(自称他称問わず)は必読。復刊が望まれます。 | ||||
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わが国が誇る短編の名手、阿刀田高の短編集。収録作品は以下の通り。 「冷蔵庫より愛をこめて」、「趣味を持つ女」、「仮装パーティ」、「海藻」、「あやかしの樹」、「幸福通信」、「知らない旅」、「わたし食べる人」、「夜の真珠貝」、「エネルギーの法則」、「歌を忘れない鸚鵡」、「真実は強し」、「ギャンブル狂夫人」、「心の旅路」、「幽霊面会術」、「ホーム・スイート・ホーム」、「最後の配達人」、「恐怖の研究」。いわゆる "奇妙な味" の短編だが、どれも奇抜なアイディアの、ひねりの効いた話で、甲乙つけがたいおもしろさ。非現実と現実が微妙に入り交じった、なさそうなありそうな話で、かえって怖い。強いアルコールにも似て、頭がクラクラしてくる恐れがあるので、読み過ぎにはご注意を。 | ||||
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