(短編集)
地下水路の夜
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自分の半生や家族の人生を振り返ってみる話が多い印象。 それと、文学作品を素材として取り上げている作品も、 相変わらずの阿刀田高の博識のおかげで、 思わず元ネタの小説を読んでみたくなってしまう。 どの短編集が面白いかはもちろん読者次第。 個人的には講談社文庫、文春文庫などの 昭和から平成前半にかけての作風が好みであるが、 最近新潮文庫の短編集を古い順に読破してみて、 新潮文庫もなかなか面白いなと再確認した。 「たづたづし」「花酔い」「男と女の学校」 「頭のよい木」「地下水路の夜」などなど ほとんどどれも面白い。 筆者が若い時の、ちょっととんがったような部分はなく、 文章に丸みや余裕が感じられるが、 だからといって読み応えを損なうものでもない。 同じネタで複数の作品を書くことは 阿刀田氏がかねてからエッセイで明かしていたことだし、 「あっ、これはどこかでみたネタだな」と気づけるのも ファンとしての一興だろう。 巻末の「言葉の力」はストーリー展開にリズムがあり、 ある意味スカッとさせられるような読後感があり、 本書を締めくくるに相応しい、素晴らしい短編だ。 | ||||
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10代から20代にかけて、阿刀田高ばかり読んでいた時期がある。だからこの人の本を読むと、良いとか悪いとか以前に「懐かしい」という思いがよぎる。この人には文章に強いクセがあるので、なおさら「ああこれこれ」というような感慨にとらわれる。 本書もそういう意味では楽しく読んだ。どれもこれも過去の阿刀田作品で読んだことがあるような内容の焼き直しなのだが、「相変わらずだな」などと旧歓を暖めるような喜びがあった。面白いかと問われると、初めて読む人は正直どうかなと疑問だけれど。 聖書、ギリシャ神話や源氏物語などの古典、あるいはさまざまな雑学が縦横に飛び出すのは、この人の真骨頂だろう。加えて、ご本人が何かと図書館に縁があることや、ご夫婦で朗読に力を入れていることなども、創作に反映されている。個人的に一番心に残ったのは、最後に収められた『言葉の力』だ。 | ||||
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昔読んだ再読のための購入ですが、殆ど忘れられていた内容でした。 新鮮さも斬新さも感じられません。 | ||||
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阿刀田高氏の短編小説(文庫本)を読むのは、2冊目です。 短編小説の醍醐味を感じさせます。 読んでいて、経験したかも知れないことや、 無意識のうちに体験したことがあったかも知れないことを、 想起させてくれます。 この文庫本の最初から、短編を味わうことができます。 阿刀田高氏の小説が、クセになりそうです。 | ||||
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阿刀田高さん大好きで、ほとんど読んでます。 不思議でもあり、心に沁みることもあり、なんと!!って落ちもあったりで最高です。 | ||||
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