(短編集)

遠い迷宮



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    初公開日(参考)2007年09月
    分類

    短編集

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    遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)

    2007年09月20日 遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)

    良家の若妻・真樹子は、そろそろ1歳の娘と朝の時間を優雅に過ごしていた。そこへ、出産の時に病院で世話をしてくれた初江が、突然訪ねてくる。表面は人のいいおばさん風だが、何か薄気味悪い感じのする女。彼女が帰った午後、刑事がやって来て…「来訪者」より。人生、男女、心など、人間が生み出す数々の謎をモチーフに描く、鮮やかで洗練された珠玉のミステリー10編。 (「BOOK」データベースより)




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    遠い迷宮の総合評価:7.33/10点レビュー 3件。Dランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (6pt)

    遠い迷宮の感想

    過去に読んだ作品もありますが
    背筋がゾックとなるように
    あらためて、面白さを感じました。

    jethro tull
    1MWR4UH4
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
    未読の方はご注意ください

    No.2:
    (4pt)

    ハズレはなし

    ミステリーの短編が子気味よく続き、最後まで全く飽きません。
    やっぱり、一作目に載っている作品が一番面白い!
    物語りの最後で、そうだったのか!と手を叩いてしまいました。
    最後を読んだとき、今までのもやもやが全部解かれていく感覚が短編を読む醍醐味だと思います。

    作品の強弱だとは思いますが、あまり入り込めないお話もありました。
    でもこれは、私の好み(主人公)がとても影響しているので、参考にはならないかな。
    短い中で複雑な話を作るって、すごい才能だなぁと改めて思った一冊。
    遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)より
    4087462110
    No.1:
    (4pt)

    阿刀田高の入門書として最適!

    阿刀田高は著書の数が多く、これまでに入門編のような気軽に入れる短篇集がなかっただけに、このシリーズは待望だと思う。短篇集ごとにテーマがある。ホラー、ブラックユーモア、ミステリー、男と女、ぺダンティズムと分かれているのもとっつきやすいと思う。

    ミステリーの短篇集であるが、広範な意味でのミステリーであって、いわゆる推理小説ではない。ミステリー的な傾向を持つ奇妙な味の短篇集とでもいうか。逆に言うと、各短篇集にはテーマがあるものの、ミステリーが苦手だといって敬遠する必要はまったくないこと。各短篇にはミステリーの要素が強いのが入っているが、同時にホラー、ブラックユーモアなどの要素も微妙に混じっている。つまりどこをとっても、阿刀田高の短篇なのである。

    「来訪者」「ナポレオン狂」はともに賞をとっているので読まれている短篇だろう。「マッチ箱の中の人生」はこの中ではオーソドックスな推理小説の形をとっている。「茜色の空」はいい。純粋な友情だったはずが、四十年もたってしまうと……。傑作です。「趣味を持つ女」「粘土の女」はともにアイディアが秀逸。「恋は思案の外」は軽快なクライムコメディで、最後がしゃれていて好きです。

    また、作者自身の自作解説もさらりとですが、自身の小説作法が書かれていて、ここも大変深いです。
    遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:遠い迷宮―阿刀田高傑作短編集 (集英社文庫)より
    4087462110



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