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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全343件 141~160 8/18ページ
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なるほど、さすが名作だ。 閉ざされた舞台設定、法律で裁けない罪に対する罰、読者のミスリード、話のテンポの良さ、そして謎解き。ミステリーの主要な要素が凝縮されている。 読み進めていくごとに、「ああ、このシーンは、あの作品のモデルになってるな」と想像できた。 | ||||
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・サノーさん一言コメント 「世界のミステリーに君臨した、女王の代表作。幾重にも張り巡らせたトリックが、人間の心の闇に迫る」 【サノーさんおすすめ度★★★★★】 ・ウノーさん一言コメント 「ミステリーの楽しさが全て詰まっています。行間に隠されたメッセージから、犯人へ迫りましょう」 【ウノーさんおすすめ度★★★★★】 ・サノーさん、ウノーさん読書会 サノーさん(以下サ):ミステリーの楽しさは、作者が用意した世界のなかで、いかに作者のトリックを見破り、先読みをしながら読み進めていくことにある。 ウノーさん(以下ウ):そして、その「先読み」を遥かにしのぐ「トリック」を体験したとき、心地よい敗北感と次の謎へと挑む意欲が湧くから、読む手を止められないのです。 サ:海外もの「ミステリー」の場合、翻訳の技量も大きく関わってくる。 ウ:原書が読める方が羨ましいのですが、ウチの現在の英語力では致し方ありません。 サ:この本に関しては、タイトルから翻訳が成功している。 ウ:まあ原題も『And Then There Were None』なので、そのままではあるんですが。 サ:物語は「殺される理由」がある男女10人が孤島に集められたところからスタートする。 ウ:このプロットは、何度となく真似され、ミステリーの定番とも言える「設定」となりました。 サ:その後、「インディアンの少年」という童謡に沿って、その歌詞と呼応する内容で、一人ひとり消えていくわけだ。 ウ:この「歌詞」と連続殺人のシュリンクも、多数のオマージュを生むプロットです。登場人物のそれぞれの心理が、それぞれの疑惑とともに膨らんでいきます。 サ:読者も「目撃者」の一人として、物語に引き込まれ、結末を見るまでは止まらなくなる。 ウ:読むのを中断しても、つい「次の展開」について考えてしまうので、読み終わるまでは「囚われの身」となります。 サ:散りばめられた「手がかり」と「伏線」から推理と推測を重ねながら、エンディングに迫っていく。 ウ:オチで「ギャフン!」となるわけです。「この人なの?これで救われるの?」と。 サ:読んだ後、オチを知らない人を誘導するのも、ミステリーの楽しみの一つだ。 ウ:それは対象者によるかと。ネタバレは厳禁です。それこそ、読み手のマナーに関わります。 サ:『マザー・グース』の話くらいならいいだろう。ヒントにもならないし。 ウ:でも、やっぱり読み終えた人同士が、語った方が楽しいかと。ちなみにオチが違う「映画版」は「え?」となるので、やっぱり「原作」がオススメです。 【了】 | ||||
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めちゃくちゃ今更ながら読みました。本作のオマージュ作品を何作か先に読んでいたこともあり、結末に驚きはないです(笑)。ただ、クローズドサークル、見立て殺人、そして最後には登場人物全員死亡という、現在の本格ミステリにおいても頻繁に使われる要素が満載であり、「古典ミステリ」として一読の価値ありなのは間違いないです。 | ||||
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中学時代にミステリーにはまって色々読んだが、当時はチンプンカンプンだった。今年ドラマをやっているのを見て、文庫本をリベンジしたくなって読んだ。ドラマのおかげかスラスラ情景が入ってきて読みやすかった。 | ||||
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読了して思ったのは、すべての要素の完成度が高いです。 導入で登場人物の背景の説明や個性付けをしっかり行い 舞台の説明、衝撃的な開幕、そこからは緊張感ある サスペンスの連続で飽きさせない構成です。展開自体が 面白すぎて先が気になり、トリックを考えるどころではなくなって しまいました。最後の解説の仕方が実に巧みで、トリック・動機 共に文句なしです。無駄な文がないためテンポがよく、訳文も 平坦で読みやすいです。 普通のミステリーだと、トリックが良くても人物の内面や 動機が薄くなってしまったり、トリックそのものが微妙、無駄な 展開が多く読んでいて飽きる、最後はすごいけど道中が退屈、 苦労して読んだのに読んだ後スッキリしないなどのパターンが 多いんですが、この小説は全部クリアしていると思います。 個人的に残念だったのは、少し重めの文体が好きなので 訳文が軽くて深みがないと思ってしまったのと、やはり軽い 文体のせいか、本格ミステリー特有のストレスや衝撃の ようなものがあまり感じられなかったことです。現状でも 十分面白い作品でしたが、訳での伸びしろはまだあるのでは ないかと思っています。(読んだのは青木久惠訳です。) 海外ミステリーには興味がなかったのですが、国内の 本の中で引き合いに出される頻度が尋常でないため 読んでおかないと話にならないと思い手にとりました。 | ||||
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有名な本です。 でも、はじめて読みました! 期待裏切らず、ドキドキしながら一気に読んでしまいました。 皆様にオススメします。 | ||||
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何度読んでも、面白い!アガサクリスティーの最高傑作でしょう!大好きな作品です。 | ||||
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アガサクリスティーの本は、お恥ずかしながら読んだ事が無くてこれが初めてでした。 登場人物の名前を覚えるのに時間がかかりましたが、引き込まれる様に読み進める事ができました。描写が具体的で想像が容易でまるで自分が事件現場にいる様な感じがしました。 犯人は…よく読めば分かるというレビューを拝見しましたが、私には全く予想できず! 驚きました。時間が経ってみればその設定ズルイよ!とも思いましたが。でも、面白かったので個人的な評価は高いです。 | ||||
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結末に衝撃を受けました。アガサクリスティの本は好きで何冊も読んできましたが、やっぱりこの物語は傑作中の傑作ではないでしょうか。 | ||||
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1ヶ月ほど前 雨宿りに入った本屋さんで 目に飛び込んで来たのが 講談社の 「辞書のいらないルビ訳」の帯と [そして誰もいなくなった] のタイトルでした | ||||
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余計な夾雑物を一切取り除いた、本格ミステリ度数90%以上のような作品。舞台設定は完璧過ぎるほど完璧で、無人島に呼び出されたスネに傷持つ10人が、過去の過ちを断罪する声を聞かされ、マザーグースの童謡通りに1人ずつ殺されていく見立て殺人。お互い同士疑心暗鬼に陥りながら着々と殺人が実行されて、遂には最後に残った1人も自殺するが、その人物は犯人ではないと言う。島全体を密室と考えて、完璧な密室殺人とも言えるだろう。 こんな本格ミステリの神髄みたいな舞台に対して、恋愛要素だの社会的正義を問うだのと言った余計な要素一切なしで書き切っているのが凄い。殺人が行われているのにゲーム感覚で、余計な残虐さなどの描写がないのでどんどん読み進める事が出来る。極め付けはポアロやミス・マープルのような探偵役もいないと言う徹底ぶり。 細部にケチを付けようと思えばいくらでも出来そうだが、そんな些事に捕らわれる読書のどこが面白いのか。余計な要素をシャットアウトした本格ミステリの神髄に酔いたい。 | ||||
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TVや映画で何度も映像化されています。現代化されたストーリーでは時代を反映して携帯電話の取り扱いなど出てきますが原則は基本的にレトロな筋立てなのでアガサ版が一番です。マイナス1は数十年ぶりに改めて読みましたが各登場人物の動機や行動の必然性がよくわかりません。 | ||||
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偉大な、私は2番目の1つを買って 非常に良い品質 私がそれを使い始めるとすぐに、 うまく動作します。良い品質と安く、正確にアドバタイズされます。高い賞賛を与える。良い、ハハ、今後も訪問し続ける 素晴らしい作品。 あなたはそれに値する。 | ||||
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懐かしくできるだけゆっくり楽しんで詠もう。大方のヒトはトリックを知っているでしょうから。 | ||||
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名探偵コナンが好きで、イギリス古典ミステリーを知ったクチです。 コナンのエピソードでオマージュされていて名前はしっているけど内容が分からない。。。オリジナルを知りたいと思い本作品を購入。 自分が想像していた内容とはちょっと違いましたがこの時代に読んでも面白いです。時代背景を考慮しても最後の一人のからくりはイマイチでしたが、読んで損はないクラシック作品です。 ちなみに最近仲間由紀恵さん主演で映像化されましたが、そちらも楽しめました。 | ||||
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テレビで観て、登場人物像が物足りなく思い、この本を買いました。 一人一人の疑心暗鬼と過去の行為への葛藤を感じ、引き込まれました。 瓶が海から流れ着いて…海外ミステリーによく使われる場面はここから来たのかと改めてアガサ クリスティーのミステリー小説への影響力を感じます。 | ||||
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ドラマ(BBC、テレ朝)を観た後小説はいかにということでこちらを購入しました。 とにかく設定が素晴らしい。全員が容疑者であり、また殺害される可能性があるという緊迫感、歌どおりの殺害と人形が減っていく不気味さ、そして真相。観終わってしばらく呆然としましたよ。 個人的にはドラマBBC版が一番良かったかな。理由は小説では直接死亡には関与していない(病死、自殺)みたいな人もいましたが、BBC版は全員が殺人に関与している設定で(犯人でさえも)、それぞれが罪悪感(一部除く)を抱いていて深さと緊迫感を増大させているからです。 ただ冷静に考えてみると色々突っ込みどころがありますね。特に1点だけ挙げると、ロンバートの殺害は都合がいいんじゃないかな。小説では一応説明がなされていますが、ちょっと弱い。普通なら彼が生き残る可能性が高いと考えるはずだが。そうすると自殺する可能性もほぼ無くなる。まあ野暮な指摘なんですが。 あと、翻訳が悪いというコメントが散見されたが、原作や旧訳の予備知識がなければ特に気になるほどではないかと。 | ||||
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アガサクリスティの小説は、昔から読んでいたが、本書は未読だった。結末に言葉を失った。クリスティは、偉大過ぎる作家だと思う。 | ||||
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内容は良かったけど、クリスティの孫が書いてる「そして誰もいなくなった によせて」っていう解説のようなものが相当なネタバレで、それが本の最初に載せてあるってのがおかしい。そこは飛ばしていきなり本編に入った方がいいです。 | ||||
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私はノンフィクション専門家でミステリーは殆ど素人です。たまたま空港の本屋さんでドラマにもなったとの帯が目に入り一気に読みました。結構怖いというかグロいです。作品の最後に種明かしがありますが、これを読み進めながら推理して行くというのは結構至難の技だと感じます。ちょっと恣意的な部分もありますし。ビジネス書ばっかり読んでいるので斜め読みになってしまったからかもしれませんので、少し時間をかけてじっくり読んでみるようにします。 | ||||
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