■スポンサードリンク


脳髄工場



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
脳髄工場 (角川ホラー文庫)

脳髄工場の評価: 3.52/5点 レビュー 21件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.52pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

Kindle版は初出も載せるべき

内容は良い。良質な短編集である。

ただ、紙媒体では最後のページに「初出&所収一覧」が載っているのに対しKindle版ではそれが省かれている。こうした初出を見て「『脳髄工場』だけは書き下ろしなんだな」とか、「大体1998年から2000年にかけて書かれた作品なんだな」と知るのも読書の楽しさの一面だと思う。どうか初出も載せていただきたい。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.9:
(5pt)

まあまあ面白かったかな

一言で言うなら、ありがちな感じです。世にも奇妙な物語、的な、?
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.8:
(4pt)

素晴らしい

C市、アルデバランから来た男は今一。タルトはいかが?は落ちが今一。それ以外は★5の出来。
脳髄工場は世にも奇妙な物語のエキストラ(香取慎吾主演)という作品に似てると思った。友達は乙一っぽい。アルデバランから来た男は映画のドラえもんっぽい。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.7:
(5pt)

なぜだか評価が低いが

小林先生の初期作品の完成度はあまりにも高く、それに比べると若干の力不足は否めない。
が、あの小林ホラーの根底である「方程式ホラー」は健在である。
「謎」と「解」。それらが作品中で見事に解き明かされ、登場人物を狂気へと追いやる。ただの醜悪な描写だけではない、ある種の美しさを持った小林ホラー。
表題作である脳髓工場にはそれがある。
小林ファンなら安心して読めると思う。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.6:
(5pt)

普通に面白いけど?

僕は彼の作品のグロテスクな描写が嫌いだ。吐き気がするとかそういうわけではなく、単純に退屈だからだ。いつもグロ描写が始まると読み飛ばしていた。で、今回の作品の表題作はグロ描写が皆無であった。彼の哲学というか、人間の錯覚をズブリと射抜かれたような気がして「なるほど〜」と感心した。SFホラーといったところか。面白かった。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.5:
(4pt)

はて人間は?

全体の短編を通して「生きてるとはどういう状態なのか」「人間はたんぱく質のかたまりなのか」
「人間の尊厳とは」など、そのような問題を提起する作品が多いと感じました。
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」にあったような、
「私たちが5分前に、今までの人生の記憶を植え付けられ、ふと出現した訳でないと、なぜ言い切れるのか」
という疑問を延々繰り返される感じ、というか。ふとした、駅のホームで電車を待ってる瞬間や、
友達と笑い合って、ふと「あれ、この子だれだっけ」と思う瞬間など、
脳が一瞬止まる感じがずっと続く感じです。
薄気味悪いけど、そこにある種の真実もある気がして、すごく面白いです。
非日常のこの感覚を物語にまで昇華させたことで、読んでてグングン不安になります。
それすら癖になったらそれは、この作者の目論みに、まんまとはまったということです。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.4:
(4pt)

自分の存在自体の不気味さ

全体に,小松左京や筒井康隆のショート・ショートのような軽めの作品が多かったが,表題作「脳髄工場」は,なかなかよかった。
 人工脳髄を付けられた人間の言動は,本当にその人間の自由意志に基づくものなのか? 人工脳髄の送る信号が人工的に作り出したものではないのか? 主人公は,あくまでも自由意志に基づいて生きる人間でいたいと願い,人工脳髄を付けることを頑なに拒んでいたが……一種哲学的なテーマのようでもあるが,本作品の結末は結構意外なものだった(小林泰三ファンなら予見可能だったかもしれないが)。こうして「自由意志」に基づいて本を読み,レビューを書いている私だけど,でも,本当は……というような不気味さを感じた。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.3:
(4pt)

面白い!

小林 泰三さんの作品は今回が初めてなので、

みなさんのほかの作品より「パワー」がないと書かれていたのですが、

僕にはそう感じませんでした。独特の恐怖、独特の奇妙さ、すべて僕は

気に入りました。もし、みなさんの言うとおり、この作品がほかの作品よりパワーがないというのであれば、ほかの作品もすべて傑作といっていいほど、面白いでしょう。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.2:
(4pt)

まあまあかな。

確かに今までの短編集に比べるとパワーダウンしてます。ただこの人の作品特有のダークな雰囲気は本作も引き継いでると思います。入っている短編は、今までと比べて直接的に怖がらせてくれる話は少ないのですが、どこか奇妙というか、少し切ないというか、なかなか心に残る話もありました。ただ、確かに一度聞いた事があるような話が所々で見られたのが残念です。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X
No.1:
(4pt)

マトリックス好きな人にお勧め!?

表題作の「脳髄工場」というネーミングに興味を持ち買いました。ストーリー自体は面白かったものの、読み進めていくうちにマトリックスシリーズとアイデアがあまりにかぶることに気づき、少しがっかりしました。

その他、最後につじつまの合ったどんでん返しで読者に「あ、やられた」と感じさせる(恥ずかしながら私はやられてしまいましたw)「同窓会」や「停留所まで」「声」などは、読み終わったあと、また最初から読み返したくなる=レベルの高いホラー短編、だと思います。
脳髄工場 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:脳髄工場 (角川ホラー文庫)より
404347007X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!