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ジグβは神ですか



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ジグβは神ですかの評価: 4.21/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.21pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(2pt)

最後に向けて蹴りを

すべFノベルスからの読者です。
「天才」、3ページほどしか登場しません。
これだけ待たされたのに、正直不満です。
もう、価格も当然のように1000円設定ですし。
「Gシリーズ最大の衝撃」って…。

まだ「誰が誰か」を把握していなければ、
「水野?誰?」と、楽しめる要素があるのかもしれません。

森博嗣は本当にミステリィを書くことに興味もモチベーションも
ないんだな、と感じてしまいます。
だから、こういうことを書いて機嫌を損ねてしまうのが正直怖い。

でも、本当に期待していることに違いはないから・・最後まで
きっちり満足するかたちで蹴りを付けてほしい。
女王シリーズ最終作まで・・・。
ジグβは神ですか (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジグβは神ですか (講談社ノベルス)より
4061828568
No.3:
(5pt)

関係

この作品はとても良い作品ですが、森氏の作品を初めて読む場合はオススメできません。
  この作品を読む前に、森氏のS&Mシリーズから読んだ方がよいでしょう。
  人物の関係が少しわかってきます。
  しかしこれを読んでしまうと、次の作品まであと4年以上空く可能性があります。
ジグβは神ですか (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジグβは神ですか (講談社ノベルス)より
4061828568
No.2:
(5pt)

レビューを拒む作品

当たり前のことだが、この作品(Gシリーズ)は前シリーズとはまるで違う。
前シリーズはまだ本格的なミステリィとしての体裁を保っていたと思うが、
このシリーズはもはやミステリィとよべるのだろうか。
じゃあなんだと尋ねられるとそれは答えようがない、作者は何か新しい試みをしているので
まだ私にはよく分からない。これは小説だろうか?
ただ、本作の殺人の動機は良識ある人にとっては理解不能だと思われる。
この世界の神がようやく本作で登場するが、神が何を行おうとしているかは
まだはっきりと読者には提示されない。ただ登場人物も読者もその神の前で翻弄される
のみである。
ジグβは神ですか (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジグβは神ですか (講談社ノベルス)より
4061828568
No.1:
(4pt)

最後まで書いてくださいね!

4年ぶりのGシリーズ。
森博嗣さんはHPでこのシリーズは全部で12作と宣言していた。でも森さんはリタイア計画もあるようなので、正直もう出ないかもとも思っていた。
出て良かった。またこの世界を読めて嬉しい!

シリーズ前作までとは、少しだけ雰囲気が変わっているかもしれない。
月日は登場人物たちにも流れていたようで、もうみんな就職したり、院生になったり、住む場所も離れたり、それぞれの道を歩んでいる。
そのせいか、青春の香りがちょっと消えた。はしゃいだり、わいわい言ったり、そういう華やかさや賑やかさは、あまりない。
その分、全体に静謐だ。内省的、あるいは哲学的に傾斜している印象。文章も、さらにソリッドでシンプルで知的になってる気がする。
どちらかと言えば四季シリーズに近いかもしれない感じだ。テーマは大きい。
大きいんだけど、重苦しくならないところがいい。海月君の語りは、シビアだけど、相変わらずまっすぐ的を得ていて心地よい。
引用したいくらいだけど、ネタバレになるとやばいので止めておく。
それに、いつになく自分の心を見つめる、加部谷さんの心持がせつない。

森作品の登場人物たちは、なんでこうもせつないんだろう。
探偵役(と相手)を除くと、みんなほんとリアリティがある。ちょっとかみ合わせのずれた会話とか。そうそう、普通こうだよな、って思う。
みんな結構不器用で、気持ちと裏腹の行動をとったり、それを悔やんだり。気持ちがうまく伝えられなかったり、伝わらなかったり。
すごく共感できる。ああ、人間だね、って。だから、彼らにすごく感情移入してしまう。
まあ、小説的には、天才的でフィクショナルな人物をより際立たせるためかとも思うけど(でも少なくとも探偵役は感情面では同じだ)。
だから、彼らに、すごく会いたくなる。久しぶりに会えて嬉しい。また、会いたい。
森先生、お願いだから、宣言通り12作目まで書いてください。何年でも待ってます。

ちなみに、このGシリーズは、上記したように登場人物たちの時制もあるので、少なくともシリーズ最初から読んだ方がより楽しめると思う。
もっと言えば、Vシリーズ、S&Mシリーズも、登場人物が交わるので、興味を持たれたら、並行して読んだ方が楽しいかも。
ジグβは神ですか (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジグβは神ですか (講談社ノベルス)より
4061828568

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