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舟を編む



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【この小説が収録されている参考書籍】
舟を編む

舟を編むの評価: 4.14/5点 レビュー 559件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.14pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全433件 101~120 6/22ページ
No.333:
(5pt)

辞書の編纂という題材の面白さ

深く注目したことのなかった辞書に焦点を当てていて、非常に興味を誘われた。
本を読んでいると、自分自身がとても長い時間辞書編集部の人と共に、辞書へ情熱をかけ、苦しんで辞書の編纂に携わっているような感覚を覚えた。
辞書の意味は編集者の意思が大きく関わり、辞書ごとによって語釈が様々であることも多いということをいろいろな辞書を読み、実感したいと思った。
辞書は私たちが日常生活で使う言葉を定義するものであり、人と人とをつなぐ船のようなものである。
この本を通し、体の外に出ていく言葉というものは非常に難しく、奥が深く、大切にしなければならないと、改めて考えさせてくれる本であった。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
4334927769
No.332:
(5pt)

楽しく一気に読みました!

登場人物がみんな魅力的で、あっという間に読み終えました。弱さや不器用さを抱えながらも、それぞれの強みを発揮してみんなでひとつのことに向かっていく姿が心に残りました。人生仕事だけではないと言うけれど、どうせならこんな熱量をもって仕事がしたい。そして日本語ってこんなに複雑で美しいものだったのかと、改めて気づかせてもらいました。辞書って今まではあまり深く考えずに手にしていましたが、これからはもっと興味をもって眺めることになりそうです。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.331:
(5pt)

情熱をストレートに描く

辞書作りに取り組む人間模様がストレートに描かれていて、引き込まれる。
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No.330:
(5pt)

読むべき一冊だと思います

一つの辞書の裏には多くの人の思い、執念、葛藤、様々なものが存在するのだとこの本を通して理解できました。サスペンスやミステリーのようなハラハラ感はありませんが、人間味溢れる登場人物たちが織り成していくストーリーに引き込まれていきます。
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4334927769
No.329:
(5pt)

言葉て凄いところですね!

自分にはとても真似できない言葉への情熱と継続、一般的に見るとお宅のような変わった人にも見えるけどそれでも気にせずやっている、感動しました。
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No.328:
(5pt)

情熱がある

著者の作品は初めて読んだけど面白い。辞書編集部にかける情熱がひしひしと伝わってきて、本気な人はかっこいいなと感じることができた。
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No.327:
(4pt)

映画の原作を読みたくて。

辞書の編纂はドラマの題材にも時々使われるが、作者の作品を書くまでの取材や情報収集力に感銘する。                                                     最近“神去なあなあ日常”を読み偶然作者が三浦しをんだと知った。林業従事地域の日常を扱っている作品だったが、同じ作者と思えない作品の振れ幅にまず驚いた。
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No.326:
(5pt)

舟を編む、ということ。

辞書『大渡海』の完成までの物語。
一般的に知られていない辞書の製作過程も丁寧に描かれている。

主人公・馬締光也(まじめみつや)が不器用ながら実直に辞書作りに人生をかける。
小さな過程を途方もなくなる時間費やして完成させる、というのは人生にも繋がるものがあるのではないだろうか。
また、普段使わないような言い回しなどクスッと笑える場面も面白い。
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No.325:
(5pt)

仕事に疲れたあなたに

人物描写も良く、何より辞書を作る上での苦悩を疑似体験しているような感覚を覚えた。素晴らしい作品だった。
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No.324:
(5pt)

過去から未来、あまねく人々の思いを乗せて

とにかく、キャラクターの魅力がとびぬけて良い。単純な個性だけでなく、一人ひとりの個性を細部まで描写しているから、その造形にますます深みが出ている。
 もちろん馬締や岸谷の不器用さもストレートなだけに胸を打つのだが、僕の一番のお気に入りは馬締の同僚である西岡。この男は絵に描いたようなチャラ男で、手当たり次第に女性に声をかけては玉砕して嫌われる、というよくあるキャラ設定だ。
 だがそこで終わらないのがこの小説のいいところ。そのチャラさの裏に潜む臆病さ、自信の陰に隠したコンプレックスやバックボーンをしっかりと描写して、辞書編纂の仕事を通じてその弱さを克服していく様まで書き上げている。これのおかげで感情移入できてストーリーに飽きがこないし、たんなる「キャラ」を超越した一人の「人間」として、より深く理解してあげられるというものだ。

 もうひとつ、「辞書編纂」という舞台設定について。
 この作品の内実は、辞書版お仕事奮闘記。様々な人々の思いを乗せて、言葉の大会を渡る「舟」として辞書を完成に導いていく、というのが大筋のストーリーだ。

 だがそのお仕事が、実に長い。その年月たるや驚くなかれ15年。
 僕はこの点を全力でプッシュしていきたい。

 言葉の歴史というのは極めて長く、しかも流動的でとどまることを知らない。今もなお絶え間なく変化し続け、新たな様式を生み出し続ける。言葉とはそういう「生きた」ものだ。
 そんな魅惑の怪物を、辞書という形で一つの本に編纂するのがどれだけ困難なことか。言語学に明るくない僕のような読者でも分かるように、あの手この手の描写で「奮闘」のさまを伝えてくれる。読み始める前と読み終わった今の僕はまるで別人で、「恋愛」という言葉一つをとっても意識の差が歴然と開いている。

 ストーリーを内だけで完結させず、外部者の読者にさえも影響を与える。このパワー、底力、エネルギーを秘めたものこそ小説の名にふさわしく、『舟を編む』はその意味で至高の作品と言える。
 これが300ページ強という程よい分量でまとまっているのだから、ただただ感嘆するばかりだ。

 ストーリーも決して暗くなく、温かくて前向きで、何より勇気を与えてくれる。
 もっと人と触れ合ってみたい。そう感じさせてくれるのも魅力。

 あとものっすごい私情だが、馬締がうらやましすぎて禿げそう。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.323:
(5pt)

良かった

あっという間に読み終えるくらい面白かった。人物全てに特徴があり、キャラがあって良かった
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No.322:
(5pt)

心に残る本でした

辞書を作り上げる苦労、楽しさ、感動が伝わってきた。そして言葉というものがどれだけ大切か。言葉次第で相手にどう伝わるか。これからの自分の生き方に影響を与える本でした。
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No.321:
(5pt)

登場人物の情熱や愛がひしひしと伝わった

登場人物一人一人の「言葉」「日本語」に対する思いや情熱に惹かれました。辞書といえば当たり前にあるものでそれが作られる工程など考えたことがありませんでした。本作は辞書作りが題材ですごく地道で地味な仕事です。そこに一人一人が一生懸命に仕事に取り組む姿に感動しました。
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No.320:
(4pt)

素敵なお話です。

言葉と向き合い、1つの辞書を作り上げていく。
知らない世界でしたが、楽しく読ませて頂きました。
本屋大賞、納得です。
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No.319:
(5pt)

AI時代にこそ

現代はWikipediaやBigdataの時代、辞書作りもコンピューターコーパスの時代。
手作りの辞書について思いを馳せるのは、AIに囲まれた世界で生きる方法を見ているような気がする。
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No.318:
(5pt)

タイトルに期待していなかったのに面白かった

最初に読んだ三浦しをんさんの本でした。面白かった。意味不明なタイトルに期待せずに読み始めたのですが
面白かったです。引き込まれました。
映画も見ました。おすすめです。
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No.317:
(5pt)

辞書作りのことも知れる内容

馬締とその周辺の人との心理の変化が面白かった。どんな仕事でも卒なくこなすが特に好きな仕事がないという西岡が、辞書の為に生まれたような馬締に感化されたり、岸辺が最初は変な人と思いつつも、恋文を見て彼も言葉の伝え方に対する悩みがあったんだなと親しみを覚えて、それ故に言葉を表現するための辞書作りに没頭していくのが面白かった。
そして板前の香具矢さんも辞書に強い集中を見せる馬締に惹かれていき結ばれるのも良い。
言葉で伝えることの難しさを意識するようになった。今まででも自分の思いや考えを言葉にしようとしても、中々表現が難しく時間がかかってしまうことはよくあるし、当時の記憶や感想を表現するためにも言葉が上手くなりたいと思った。
料理とかで単純においしいと言われるだけで満足ですが、上達のためには味や食感など個人の感性によるものを言葉で伝えなければならないし、紙の触り心地なども読んでいて、伝えるのは難しいだろうと感じた。
最後の恋文公開も面白かった。内容読んでると確実にどんな内容か見たいところがあるので 最後に公開したのはサプライズでより一層本を面白くしてると思います。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.316:
(4pt)

辞書作りの大変さと語釈の面白さに共感

辞書を作るという仕事は膨大な資料を収集し分析し解釈し修正し・・・を繰り返す地味なもの。しかも完成
まで数十年もかかるという。ともすれば暗く起伏の乏しい物語になりがちだが、本書は登場人物の成長や人
間関係などを織り交ぜて最後まで楽しませてくれる。特に興味があったのは辞書作りや語釈についての蘊蓄。
へえーとかなるほどと感心したり驚いたり。自分の知識の整理にも役立った。物語全体を通して感じるホッ
コリとした日常生活に共感を覚える。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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No.315:
(5pt)

何物にも変えがたい事、あれば素晴らしい

これを読んで自分には人生を掛ける物が有るだろうかと自問したが、何もない。
好きな事は有るしこれまでやり続けているが没頭迄ではない。
もっともっと自分と向き合う事を教えられた素晴らしい本です。
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No.314:
(5pt)

言葉の大海をゆく舟を編み続ける方々の未来に幸あれ。

もう感動の想いで胸が一杯になって心が震えるマジメとユーモアが絶妙にブレンドされた素晴らしい一冊でしたね。みんな本当に愛すべきキャラ達ですね。直球まじめ変人男の馬締の純愛の恋文を受け入れてくれた美人板前職人の香具矢さんに感謝。ヌッポロ一番が主食では長生き出来なかったでしょうからね。優しいタケおばあさんと愛猫トラさん&二代目トラオさん。厳格な荒木さんと温厚な松本先生(天国でも用例採集してね)、軽薄なチャラ男・西岡とベテラン佐々木さんと情熱女子・岸辺さん。言葉の大海をゆく舟を編み続ける方々の未来に幸あれ。

最初の方では耳慣れない「舟を編む」の意味がわかりませんでしたね。私にとって馴染み深いのは読書の途中によくあるいわゆる寝落ちの「舟を漕ぐ」ですね。最初の方に忘れられない面白いギャグが沢山ありましたね。「真面目」と「馬締」は超ナイス!です。「大渡海」と「大都会」クリキンの名曲熱唱に大爆笑!「おーいと言えばお茶」「ねえと言えばムーミン」素の可笑しさですよね。既に映画化はされていますが、私は関西人ですので主役の馬締役はNHKのTV番組「球辞苑」でお馴染みの徳井義実さんにぜひやってもらいたいと強く願いますね。

三浦しをんさんが本書を書かれたお陰で辞書に対する興味が格段に増して日本全国の書店で売り上げが相当UPしたんじゃないでしょうか。それから現実に書店に対して玄武書房の大渡海についてそそっかしい人からの問い合わせが殺到したんじゃないかなと思えますね。それにしても苦節15年よくぞ辞書編集部が存続したなあと感無量ですね。ピンチを救った「ソケブー大百科」も読みたかったなあ。まさに生涯を捧げた荒木さんと松本先生は執念だし西岡も貢献したし佐々木さんも偉いし岸辺さんも良縁を得て良かった。馬締と香具矢夫妻よ永遠にお幸せにね。
舟を編むAmazon書評・レビュー:舟を編むより
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